タイトルだけがクレジットされ、よく探さないと歌っている人のクレジットが分からない不思議な CD だ。アーティスト写真も詳しい紹介もないので、レコーディング用のセッション・バンドかもしれない。彼らが歌う超有名曲のカバー10曲はコーラスワークがよく十分楽しめる。
しかしこのコーナーで取り上げたのはビーチ・ボーイズのメンバーが参加したボーナストラック2曲の存在があったからだ。まずマイク・ラブがリードを取ったのが "Hungry Heart" 。ブルース・スプリングスティーンのナンバーだが、演奏、ハーモニーともに『The Beach Boys』以降のビーチ・ボーイズそのものだ。そしてアル&マット・ジャーディンが歌うのがカントリーの "Papa Loved Mama" 。今のビーチ・ボーイズで最も歌が上手いアルだけあって実に快調な仕上がり、ビートが効いていて思わず体が動いてしまうだろう。この2曲で買う価値あり。
(佐野)
![](https://lh3.googleusercontent.com/blogger_img_proxy/AEn0k_t0jjuKFGi6IupZfkQMneDLtfWqbYT0JDiEaVZsAs2C3ylKEqE7VVR7P9eL6Ksn9Lh0xk5hFwly3Rn5n5qAGOCs5x9ctLT3_vAW3gay9wkx-k-g7sXfp_U92BRVW3gwPtBWsDP8ueT4yNfvKKJxl3ipMmpZedJtTXZ6dw=s0-d)
しかしこのコーナーで取り上げたのはビーチ・ボーイズのメンバーが参加したボーナストラック2曲の存在があったからだ。まずマイク・ラブがリードを取ったのが "Hungry Heart" 。ブルース・スプリングスティーンのナンバーだが、演奏、ハーモニーともに『The Beach Boys』以降のビーチ・ボーイズそのものだ。そしてアル&マット・ジャーディンが歌うのがカントリーの "Papa Loved Mama" 。今のビーチ・ボーイズで最も歌が上手いアルだけあって実に快調な仕上がり、ビートが効いていて思わず体が動いてしまうだろう。この2曲で買う価値あり。
(佐野)
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