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2023年6月23日金曜日

FMおおつ/音楽の館~Music Note 2023年5月号 西城秀樹リクエスト特集

 2023年5月のFMおおつ「音楽の館~Music Note」は、2018年5月16日に63歳で亡くなった昭和を代表する不世出のヴォーカリスト「西城秀樹特集」。

 私がこの番組を担当した2019年以来4回の放送で、通算10時間超えのプログラムを組み、大反響をいただいた「ヒデキ特集」。今年の経ち月はヒデキ・ファンの皆さんからのリクエストで通算5回目のプログラム。

 今回特集は今年日本中を興奮のるつぼに巻き込み、3大会ぶりに世界一を奪還したWBCのテーマ<Saparate Ways>。この曲を1983年のライヴ『BIG Game '83』のヒデキカヴァーでスタート

 第1パートBGはJourney<Saparate Ways>。
 
 本編トップは1975年の大阪球場コンサートで新曲として歌われた<至上の愛>。それにカバー・アルバム『Stranger In The Night』が47週1位を記録していたシンガポールで開催された公演でキレキレのダンスで披露された1984年『GENTLE・A MAN』に収録された角松敏生書下ろし曲<Throu The Night>

 第2パートのBGは<ブーツをぬいで朝食を>のヒデキ最終作『心響-KODOU- 60th Anniversary』ヴァージョン。

 このラスト作は脳梗塞を患い万全の体調とは言えない状況ながら、ギターに元PARACHUTEの今剛、キーボードは元KUWATA BAND小島良喜、ドラムがShogunの山木秀夫等といった豪華な顔ぶれに支えられ健在ぶりを披露。

 ここではこのアルバムから、1曲目は彼のデビュー曲<恋する季節>、続いて事務所独立後にショート・カットで披露した<ギャランドゥ>。そして1978年後楽園球場でステージから消防ホースで放水しながら歌っていたという<炎>。

 第3パートBGは
『心響-KODOU- 60th Anniversary』収録<YOUNG MAN(Y.M.C.A.)>

 このパートもラスト作の収録曲から。当時握手会に国鉄で往復8時間かけて握手会に出向いたというファンからリクエストで<この愛のときめき>、これを含んだメドレー<この愛のときめき~君よ抱かれて熱くなれ>。
 そしてアン・ルイスのデザインによる背中のぱっくりあいた赤黒全身タイツのコスチュームで歌唱していた<ジャガー>を含んだメドレーで<薔薇の鎖~ジャガー~ブーメランストリート>。 
 ラストはこのアルバム唯一の新曲で生前最後のオリジナル曲<蜃気楼>
 
 第4パートBGは1988年第21作『33才』収録の<夏の誘惑>。

 ここでは2000年代のヒデキ・ソングから。まず2001年リリース河村隆一作83作シングル<JASMINE>。そして、2006年にリリースされた事実上のラスト・シングルで<めぐり逢い>。この曲はAndre Gagnonのインストに詞を付けた作品。

 第5パートBGはWinkのカヴァー<愛が止まらない~Turn it into love~
>。

 このパートはちょっとレアなナンバーから。まず1991年リリースのヒデキ最後のオリジナル・アルバム『MAD DOG』収録の<ハッピーエンドをぶっとばせ>。
 もう1曲は1993年リリース69枚目のシングル<いくつもの星が流れ>、シンガーソングライターのヒロスケのデビュー曲のカヴァー。アレンジは吉野藤丸。

 第6パートBGは『BIG GAME '78』のオープニング<オーバーチュアー~Feel for the City>。オープニング・ナンバーはブギ・バンドFoghatが1975年にリリースしyたアルバム・タイトル曲。

 ここではのライヴ・アルバム『BIG GAME '78』から。このライヴで無数のペンライトの光に囲まれ披露された<Natalie>。そのイメージはBob Dylanの1974年『Before the Flood』を彷彿させる。そしてコンサートの終わる名残惜しさを感じさせるBob Dylanのカヴァー<I Shall Be Released>

 第7パートBGも『BIG GAME '78』からRod Stwartでお馴染み<Sailing>

 このパートもライヴ音源で、まずは1975年の初武道館ライヴに収録の15枚目シングル<白い教会>B面<カモン・ベイビー>。
 2曲目は後に1986年の『Strangers In The Night』にも収録される<What a Diffrence a Day Make(恋は異なもの)>。オリジナルは1959年のDinah Washington、ライヴでは1975年のEsther Phillipsのリヴァイヴァル・ヴァージョンを1976年武道館のライヴ『ライヴ’76』で。
 続いては1975年のライヴ『新しい愛への出発』に収録されたThe Rolling Stonesの<Jumpin' Jack Flash>。
 4曲目5曲目は『BIG GAME '80』から、まずはUraiha Heepの代表作『Look At Yourseif(対自核)』に収録された傑作バラード<July Morning>。そしてイタリアのバンドI Santo Californiaの1974年デビュー曲<Tornero>をカヴァーした<トレビの泉>

 次の第8パートBGは、1986年第19作『FROM TOKYO』から<夢の囁き>。

 ここで取り上げるナンバーは1978年27枚目のシングル<遥かなる恋人へ>。好ナンバーでTOP10ヒットながら、<ブルースカイブルー>と<YOUNG MAN(Y.M.C.A)>の間で少々印象が薄い。2曲目は1988年『33才』に収録された作詞家小林和子とのデュエットで<真夏のPoison>。作曲は元AB'Sの松下誠。

 ラス前第9パートBGは1982年15作『CRYSTAL LOVE』収録<BORN TO BE A STAR>。作曲は元ShogunのKasey Rankinでアレンジは鷺巣詩郎。

 ここでは初期のヒット曲から、まず1977年の21枚目のシングル<セクシー・ロックンローラー>。2曲目は一の宮はじめによるマジンガーZ風振り付けでお馴染み1972年のサード・シングル<チャンスは一度>。そして、秀樹の3枚ある1位獲得曲の一つ<愛の十字架>。

 最後のパートBGはヒデキを代表する<ブルースカイブルー>の1986年の『LIFE WORK』収録ヴァージョン。

 ラストは「ヒデキと言えばライヴ」ということで、ライヴ・ヴァージョンから。まずはライヴでの大合唱がお約束の<青春に賭けよう>、今回は映画『BLOW UP!HIDEKI』でも放映されていた1975年『ヒデキ・オン・ツアー』収録テイクで。
 そして1985年に50枚目のシングル発売を記念した初の『'85 武道館 50 Songs』から<ジプシー>。オーラスはヒデキのキラーチューンで1974年のNHK紅白歌合戦でも披露された<傷だらけのローラ>『BIG GAME '78』のパフォーマンスから

 なお6月号はこちらもこの番組で恒例となりましたジュリー特集予定です。そんな彼も6月25日で75歳を迎え、それを記念したさいたまスーパーアリーナで「生誕祭」を兼ねた記念公演が開催されます。次回放送はそんなジュリーの誕生日前日の6月24日、再放送の1回目は誕生日の放送になります。ということで「ジュリー75歳生誕祭特集」をお届けします。6月も第4土曜日16時からの「音楽の館~Music Note」お楽しみください。

2023.6.24.(土)16:00~ 
(再放送)
2023.6.25.(日)8:00~
    6.27.(火)~ 6.30.(金)2:00~

※FMおおつ  周波数 79.1MHz でお楽しみください。
※FMプラプラ (https://fmplapla.com/fmotsu/)なら全国(全世界)でお楽しみいただけます。

「西城秀樹 追悼特集 セット・リスト>


1. Saparate Ways(Live)/ 西城秀樹 (Big Game '83)

BG: Saparate Ways/ Journey

2. 至上の愛(Live)/ 西城秀樹 (Memory 20歳の日記)
3. Throu the Night西城秀樹

BG: ブーツをぬいで朝食を(心響-KODOU)/ 西城秀樹

4. 恋する季節(心響-KODOU)/ 西城秀樹
5. ギャランドゥ(心響-KODOU)/ 西城秀樹
6. (心響-KODOU)/ 西城秀樹

BG: YOUNG MAN(Y.M.C.A.)(心響-KODOU)/ 西城秀樹 

7. この愛のときめき~君よ抱かれて熱くなれ
  ~若き獅子たち(心響-KODOU)/ 西城秀樹
8. 薔薇の鎖~ジャガー
       ~ブーメランストリート(心響-KODOU)/ 西城秀樹
9.蜃気楼 / 西城秀樹

BG: 夏の誘惑/ 西城秀樹 

10. JASMINE / 西城秀樹 
11. めぐり逢い / 西城秀樹

BG: 愛が止まらない~Turn it into love~/ 西城秀樹 

12. ハッピーエンドをぶっとばせ 西城秀樹
13. いくつもの星が流れ 西城秀樹

BG: オーバーチュアー~Feel for the City(Live)/ 西城秀樹  (Big Game '78)

14.  Natalie(Live)/ 西城秀樹 (Big Game '78)
15. I Shall Be Rereased(Live) / 西城秀樹 (Big Game '78)

BG:Sailing(Live)/ 西城秀樹  (Big Game '78)

16. カモン・ベイビー(Live) / 西城秀樹 (Memory 20歳の日記)
17. What a Diffrence a Day Make(Live) / 西城秀樹 (LIVE '76)
18. Jumpin' Jack Flash(Live)  / 西城秀樹 (新しい愛への出発)
19. July Morning(Live) / 西城秀樹 (Big Game '80)
20. トレビの泉(Live)/ 西城秀樹 (Big Game '78)
 
BG: 夢の囁き/ 西城秀樹  

21. 遥かなる恋人へ / 西城秀樹
22. 真夏のPoison/ 西城秀樹 With 小林和子

BG: BORN TO BE A STAR(Live)/ 西城秀樹 

23. セクシー・ロックンローラー(Live) 西城秀樹('85武道館 50 Songs
24. チャンスは一度 / 西城秀樹
25. 愛の十字架 / 西城秀樹

BG: ブルースカイブルー(LIFE WORK)/ 西城秀樹  

26.  青春に賭けよう(Live) / 西城秀樹 (ヒデキ・オン・ツアー
27. ジプシー(Live) / 西城秀樹 ('85武道館 50 Songs
28. 傷だらけのローラ(Live) / 西城秀樹 (Big Game '80) 
29. Clap: THank You / Various Artist




2023年4月21日金曜日

FMおおつ/音楽の館~Music Note 2023年3月号 Burt Bacharch追悼特集


 2023年3月のFMおおつ「音楽の館~Music Note」は、2月8日に94歳で亡くなられた20世紀を代表する作曲家「Burt Bacharach特集」を放送しました。

 Bacharachが活動を始めたのは1950年代で、マレーネ・ディトリッヒに才能を認められ,
彼女のバックを務め注目されるようになっています。その後作詞家Hal Davidとコンビを組み1960年代に作曲家としての最盛期を迎え、幅広い分野で活躍し不動の地位を築いています。

 この特集のトップは1969年に手掛けたアカデミー賞を受賞した映画『Butch Cassidy and the sundance Kid(明日に向かって撃て)』の挿入歌でBacharachの2曲目の全米1位曲B.J.Thomas<Raindrop Keep Falling On My Head(雨にぬれても)>です。

 第1パートBGはこのサントラから<Raindrop Keep Falling On My Head(雨にぬれても)>のインスト。
 
 本編トップは名曲の聴き比べで<Baby It's You>。まずは1961年に全米11位を記録したThe Shirellesのオリジナル。1963年The Beatlesのファースト『Please Please Me』に収録したテイク、そして1969年に全米5位を記録したGayle McComickが参加したSmithのデビュー曲。

 第2パートのBGは<Don't Make Me Over>の
Bacharachのインストこのパートでは1960年代の名コンビとなったDionne Warwickお馴染みのナンバーから。トップは1963年の全米8位<Anyone Who Had A Heart(恋するハート)>、続いて全米6位ソウル・チャート1位で初グラミー賞(Best R&B Performance)ノミネート曲<Walk On By>、1966年全米8位の<Massage To Micheal(マイケルへの手紙)>、ラストは1969年全べー10位で初グラミー賞受賞(Best Contemporary Pop Vocal Performance,Female)受賞曲<Do You Know The Way To San Jose(サン・ホセへの道)>。


 第3パートBGは<Anyone Who Had A Heart(恋するハート)>Bacharachのインスト。このパートでは作曲家活動を始めた1950年代からの歩みを紹介。1957年に全米15位でカントリー1位と初チャート・イン・ナンバーでMarty Robbins<The Story Of My Life>。それに1957年の全米4位曲Perry Como<Magic Moments(魅惑のひととき)>、2曲とも作詞はHal David。
 3曲目は1961年全米5位Gene McDaniels<Tower Of Strength>、作詞はBob Hilliard続いて1962年にGene Pitneyへ提供した全米4位の<(The Man Who Shot)Liberty Valance(リバティ・バランスを撃った男)>、全米2位<Only Love Can Break A Heart(恋の痛手)>。前者は<真夜中のドア>の作曲家で知られる林哲司が作曲に目覚めた曲。
 6曲目は全米23位Chuck Jacksonの代表曲<Any Day Now(My Wild Beautiful Bird)>、1963年グラミー賞最優秀歌唱賞受賞Jack Jones<Wives And Lovers(素晴らしき恋人たち)>、ラストは1963年全米3位Bobby Vinton<Blue On Blue>この曲以降は作詞をHal Davidに固定。

 第4パートBGは1968年のBacharach初のブロードウェイ・ミュージカル<Promises, Promises>主題歌。この曲で1969年にGramy賞”Best Score from an Orignal Cast show Album(ミュージカル部門作曲賞)”受賞。原作は1961年31回アカデミー賞5部門受賞の発表された「アパートの鍵貸します(The Apartment)」をニール・サイモンの脚本で舞台化
 このパートでは1965年のヒット曲から、全米7位のJackie DeShannon<What's The World Needs Now Is Love(世界は愛を求めている)>、全米3位のTom Jones<What's New Pussycat?(何かいいことないか子猫ちゃん)>全米16位ながら全英とカナダで1位を記録したThe Walker Brothers<Make It Easy On Yourself(涙でさようなら)>。


 第5パートBGは<(They Long To Be)Close To You(
遥かなる影)>Bacharachのインストこのパートでは自身の”三大B”のひとつとBacharachを崇拝していたCarpentersナンバーから。まず1970年7月25日から4週間全米1位に輝いた<(They Long To Be)Close To You(遥かなる影)>。もう1曲はCarpentersサード・アルバム『Carpenters』から<Bacharach/
David Medley>、詳細は「A)Knowing When To Love(去りし時を知って)~B)Make It Easy On Yourself(涙でさようなら)~C)((There's )Always Something There To Rememind Me)~D)(I'll Never Fall In Love Again (恋よさようなら)~E)Walk On By~F) Do You Know The Way To San Jose(サン・ホセへの道)」。

 第6パートBGは1967年発表のHerb Alpert & The Tijuana Brassの全米27位A.C.1位の<Casino Royale>。ここでは1960年代後半の代表曲から、まずクイーン・オブ・ソウル、Aretha Franklinの全米10位ソウル3位の世界的ヒット<I Say A Little Prayer For You(小さな願い)>、続いてはBachrach/DavidコンビにとおてまたHerb Alpert & The Tijuana Brass、そしてA&Mにとっても初の全米1位<This Guy's In Love With You(ディス・ガイ)>。
 3曲目は1968年全米4位A.C.2位のSergio Mendes& Brasil '66<The Look Of Love(恋のおもかげ)>。ラストはブロードウェイ・ミュージカル『Promises , Promises』の挿入歌でグラミー賞「Song of the Year」1969年にノミネートされた1969年Dionne warwick<I'll Never Fall In Love Again(恋よさようなら)>。


 第7パートBGは1966年アカデミー賞主題歌賞にノミネートされ、1968年グラミー賞"Best Instrumental Arrangement"部門受賞の<Alfie>。
 このパートはWeb.VANDA管理人ウチタカヒデさんの選曲になります。まずはTed Templeman率いるHarpers Bizare1968年サード・アルバム『The Secret Life Of Harpers Bizare(シークレット・ライフ)』 収録の<Me, Japanese Boy>。
 2曲目はConnie Francisの1968年『Sings Bacharach And David』収録の<Make It Easy On Yourself>、続いてはDusty Springfieldの1969年『Dusty In Memphis』から<In The Land Of Make Believe>。
 4曲目はSergio Mendes& Brasil '66<What's The World Needs Now Is Love(世界は愛を求めている)>。5曲目は1980年代にウチさんがリアルタイムで夢中になったというNaked eyesのデビュー曲<Always Something There To Remind Me(僕はこんなに)>。この曲は当初私もチョイスしており、私とウチさんとの年齢差を超えた名曲と言えます。
  ラストは今年1月11日にご逝去された高橋ユキヒロさんの1983年ツアー音源<The April Fools>。このオリジナルは 1969年の映画『幸せはパリで』主題歌でした。
 最後にウチさんから「Bachrachの曲は原曲が持つ普遍的な素晴らしさと、クリエイターたちの創作のモチーフとして百年先も永遠に残るはず」と付け加えられています


 次の第8パートBGは、<The April Fools(幸せはパリで)>のBachrachヴァージョン。ここでは1970年代以降の代表作から、まずThe 5th Dimensionの全米2位A.C.1位を記録したヒット<One LessBell To Answer(悲しみは鐘の音と共に)>。2曲目はThe Stylisticsが1973年にリリースした全米23位A.C.4位の<You'll Never Get To Heaven(If You Break My Heart)(遠い天国)>。もう1曲はRobarta Flackの1982年リリース<Making Love>,この曲は全米13位A.C.7位

 ラス前第9パートBGは<I'll Never Fall In Love Again(恋よさようなら)>Bachrachヴァージョン。ここでも1980年代の代表作から、まずChristopher Crossの全米1位A.C.でも1位を記録した世界的ヒット<Arthur's Theme(Best That You Can Do)(ニューヨーク・シティ・セレナーデ)>。2曲目はNeil Diamond1982年にリリースしたの全米5位A.C.では4週連続1位<Heartlight>。

 最後のパートBGは1986年のBachrach最後の世界的ヒット<On My Own>のインストでデュエット・ナンバーを。1曲目はその<On My Own>のPatti Labelle with Micheal McDonald版。この曲は全米&ソウル&A.C.で1位を記録する大ヒット。1987年のDionne Warwick & Jeffrey Osborneで全米12位A.C.1位の<<Love Power>。オーラスは3週全米1位、ソウル&A.C.でも1位を記録した世界的大ヒットDionne & Friends<That's What Friends Are For(愛のハーモニー)>。Friendsのメンバーは、Stevie Wonder、Elton John、Gladys Nightです。

 なお4月号は聴取者からのリクエスト、それに今年1月25日に亡くなられた漫画界の巨匠松本零士さんを追悼して「アニソン特集」を、「坂本龍一さんの追悼ミニ特集」を加えてお届けします。4月も第4土曜日16時からの「音楽の館~Music Note」お楽しみください。

2023.4.22.(土)16:00~ 
(再放送)
2023.4.23.(日)8:00~
    4.25.(火)~ 4.28.(金)2:00~

※FMおおつ  周波数 79.1MHz でお楽しみください。
※FMプラプラ (https://fmplapla.com/fmotsu/)なら全国(全世界)でお楽しみいただけます。


「Bart Bachrach追悼特集 セット・リスト>

1. Raindrop Keep Falling On My Head(雨にぬれても)/ B.J.Thomas

BG: Raindrop Keep Falling On My Head (雨にぬれても)

2. Baby It’s You / The Shirelles
3. Baby It’s You / The Beatles
4. Baby It’s You / Smith

BG: Don't Make Me Over

5. Anyone Who Had A Heart(恋するハート)Dionne Warwick
6. Walk On ByDionne Warwick
7. Massage To Micheal(マイケルへの手紙)Dionne Warwick
8.Do You Know The Way To San Jose(サン・ホセへの道)Dionne Warwick

BG: Anyone Who Had A Heart(恋するハート)

9. The Story Of My Life / Marty Robbins 
10. Magic Moments(魅惑のひととき)/ Perry Como 
11. Tower Of Strength / Gene McDaniels
12. (The Man Who Shot)Liberty Valance(リバティ・バランスを撃った男)/ Gene Pitney
13. Only Love Can Break A Heart(恋の痛手)Gene Pitney
14. Any Day Now(My Wild Beautiful Bird)/ Chuck Jackson
15. Wives And Lovers(素晴らしき恋人たち) / Jack Jones
16. Blue On Blue / Bobby Vinton

BG: Promises, Promises

17. What's The World Needs Now Is Love(世界は愛を求めている)
 / Jackie DeShannon
18. What's New Pussycat?(何かいいことないか子猫ちゃん)/ Tom Jones
19. Make It Easy On Yourself(涙でさようなら)/ The Walker Brothers

BG: (They Long To Be)Close To You

20. (They Long To Be)Close To You(遥かなる影)/ Carpenters
21. Bacharach/David Medley / Carpenters

BG: Casino Royale/ Herb Alpert & The Tijuana Brass

22. I Say A Little Prayer For You(小さな願い) / Aretha Franklin
23. This Guy’sインLove With You(ディス・ガイ)
         / Herb Alpert & The Tijana Brass
24. The Look Of Love(恋のおもかげ) / Sergio Mendes & Brasil '66
25. I'll Never Fall In Love Again(恋よさようなら) / Dionne Warwick

BG: Alfie

26. Me, Japanese Boy/ Harpers Bizare
27. Make It Easy On Yourself/ Connie Francis
28. In The Land Of Make Beleve/ Dusty Springfield 
29. What's The World Needs Now Is Love(世界は愛を求めている)
       / Sergio Mendes& Brasil '66
30. Always Something There To Remind Me(僕はこんなに)/ Naked eyes
31. The April Fools(Live) 高橋ユキヒロ

BG: The April Fools(幸せはパリで)

32. One LessBell To Answer(悲しみは鐘の音と共に)/ The 5th Dimension
33. You'll Never Get To Heaven(If You Break My Heart)(遠い天国)/ The Stylistics
34. Making Love / Robarta Flack

BG: I'll Never Fall In Love Again(恋よさようなら)

35. Arthur's Theme(Best That You Can Do)(ニューヨーク・シティ・セレナーデ)
      / Christopher Cross
36. Heartlight / Neil Diamond

BG: On My Own / Damon Rentie 

37. On My Own / Patti Labelle with Micheal McDonald
38. Love Power / Dionne Warwick & Jeffrey Osborne
39. That's What Friends Are For(愛のハーモニー)Dionne & Friends


2023年1月22日日曜日

FMおおつ/音楽の館~Music Note 2022年12月号


 12月の「音楽の館~Music Note」は、11月に続き「ジュリー・リクエスト特集」を放送しました。この特集が2回連続となったのは前回もお伝えしましたが、163曲ものご要望をいただき、さすがにこの数は2時半ではクリア出来るレベルのものではなく、ジュリー・マニアの皆さんのご期待に沿えるよう11月に「Part-2」を想定し、セット・リストを仕上げています。

 その「Part-2」スタートは2008年開催還暦記念二大ドーム・コンサート「人間60年・ジュリー祭り」公演のオープニングを飾った<そのキスが欲しい>。



  さて第1パートBGは2003年星野仙一監督が率いた阪神タイガース18年ぶりにセ・リーグを制覇した年の第40作『明日は晴れる』から<Rock 黄 Wind(六甲おろし)>。
 
 本編は還暦ライヴの年に発表された<ROCK'N ROLL MARCH>。そして2年ぶりの最新曲ANIMA第一弾<LUCKY/一生懸命(一生懸命分のラッキー)>のカップリング曲「コロナ渦や災害、世界情勢でカオス(混沌/無秩序)となった東京が表現されている」といただいた<TOKIO 2022>。


 第2パートのBGはEXOTICS を率いた<ストリッパー>のカップリング<Jan Jan Rock>。このパートではお馴染みのシングル・ナンバーを、1973年ソロ初No.1<危険なふたり>、1973年ロンドン録音による名作『JULIE VI ある青春』からシングル・カットされた<胸いっぱいの悲しみ>。1978年のNo.1ソング<ダーリン>、1987年のジュリー自作ナンバー<CHANCE>。


 第3パートBGは<Most Beautiful>。このパートではアルバム収録の名曲で『JULIE VI ある青春』のタイトル曲<ある青春>。リクエスト8位の1985年第22作 『架空のオペラ』収録曲<砂漠のバレリーナ>。1989年平成年代の大復活作第26作『彼は眠れない』から<堕天使の羽音>。4曲目は2000年「20世紀の集大成」をコンセプトにした初の2枚組大作第37作『耒タルベキ素敵』から<遠い夜明け>。曲の作者は「平井夏美」、松田聖子さんの一大傑作<瑠璃色の地球>や井上陽水さんの<少年時代>共作者「川原伸司」のペンネーム。ラストは<渚のラブレター>。

 第4パートBGはCO-CoLO時代の<女神>。まず1975年に発表された傑作アルバム『いくつかの場面』のタイトル・ナンバー。そして1991年第28作『PANORAMA』収録の<Don't Be Afraid To Love(Live)>を『91武道館コンサート”JULIE MANIA"』のライヴ・ヴァージョンから。


 第5パートBGは1980年15作『架空のオペラ』収録<絹の部屋>。11月「ジュリー主演共演松たか子」による日活映画『土を喰らう十二ヵ月』の主題歌1996年デビュー30周年記念の 33作『愛まで待てない』収録<いつか君は>。「1989~1998年まで開催された一人芝居の音楽劇「ACT」シリーズ」から、1994年「ACT『エディット・ピアフ』」から<群衆>。



 第6パートBGは1989年発表の作26作『彼は眠れない』から<ポラロイドGIRL (New Remix)>。ここではロッカー・ジュリーを象徴するナンバーから、1993年第30作『REALLY LOVE YA!!』収録<憂鬱なパルス>。1990年27作『単純(シンプル)な永遠』収録の<光線>。1994年『sur←(ルーシュ)』から<あんじょうやりや>。

 第7パートBGは1977年トップ10ヒット<さよならをいう気もない>。まず2007年44作『生きてたらシアワセ』から「2019年のツアーで亡くなられた萩原健一さんに捧げた」<そっとくちづけを>。1986年に結成したCO-CóLOの初アルバム『CO-CóLO 1 〜夜のみだらな鳥達〜』から<流されて…>。そのデビュー曲<アリフ・ライラ・ウィ・ライラ 〜千夜一夜物語〜>。Hound Dogの八島順一さん作曲の1995年 32作『sur』収録<さよならを待たせて>と1996年『愛まで待てない』収録曲<嘆きの天使>。

 次の第8パートBGは、1994年『sur←』収録<銀の骨>。<危険なふたり>カップリング曲<青い恋人たち>。1978年12作『LOVE 〜愛とは不幸をおそれないこと〜』収録の<想い出をつくるために愛するのではない>。1987年24作CO-CóLOの2作目『告白-CONFESSION-』収録<護り給え>。


 ラス前第9パートBGは1994年31作『HELLO』収録の作詞:ジュリー、曲:後藤次利・八島順一<溢れる涙>。本編は33作『愛まで待てない』のタイトル曲。そしジュリーの代名詞的ナンバー<気になるお前(Live)>を1999年CDS<鼓動(こどう)>のカップリング「199.1.10.渋谷公会堂」ヴァージョンで。


 最後のパートBGは2013年にオリジナルメンバー勢揃いのThe Tigers 再結成<White Christmas>。1曲目は「NHKスタジオパークからこんにちは」の4代目テーマ曲で、2000年4月から2004年3月までオープニングを飾っていた<公園へ行こう >。続いて今回のツアーのラスト・ナンバー<あなたへの愛>。オーラスは<AMAPOLA>。

 ということで今月もジュリー・ファンからのリクエスト162曲から先月お届けできなかったナンバーをPart-2としてお届けしました。リクエストを頂いた皆さん本当にありがとうございます。

 さて2023年6月25日にはさいたまスーパー・アリーナでジュリーの『バースデーライブ!』が開催されます。何とその前日がこの番組の放送日になっています。そこで2023年6月号をその「前夜祭」として特集を組みます。


 なお、新春の2023年1月号は、近年アジア圏で大ブームとなり、日本に逆輸入となり注目されている1970~1980年代にかけての「Japanese Pop」。2001年VANDAで私が主導して発刊した『Soft Rock In Japan』『林哲司全仕事』にてピック・アップした曲をベースにした特集です。本年も引き続き第4土曜日16時からの「音楽の館~Music Note」お楽しみください。

2023.1.28.(土)16:00~ 
(再放送)
2023.1.29.(日)8:00~
    1.31.(火)~ 2.3.(金)1:52~

※FMおおつ  周波数 79.1MHz でお楽しみください。
※FMプラプラ (https://fmplapla.com/fmotsu/)なら全国(全世界)でお楽しみいただけます。


「ジュリー・リクエスト特集 Part-2セット・リスト>

1. そのキスが欲しい

BG: Rock 黄 Wind(六甲おろし)

2. ROCK'N ROLL MARCH
3. TOKIO 2022

BG: Jan Jan Rock/ JULIE & EXOTICS

4.危険なふたり
5. 胸いっぱいの悲しみ
6. ダーリン
7. CHANCE

BG: Most Beautiful

8.ある青春
9. 砂漠のバレリーナ
10. 堕天使の羽音
11. 遠い夜明け
12. 渚のラブレター/ JULIE & EXOTICS

BG: 女神

13. いくつかの場面
14. Don't Be Afraid To Love(Live)

BG: 絹の部屋

15. いつか君は
16. 群衆~1994年「ACT『エディット・ピアフ』」

BG: ポラロイドGIRL (New Remix)

17. 憂鬱なパルス
18. 光線
19. あんじょうやりや

BG: さよならをいう気もない

20. そっとくちづけを
21. 流されて…/ 沢田研二/CO-CóLO
22. アリフ・ライラ・ウィ・ライラ 〜千夜一夜物語〜/ 沢田研二/CO-CóLO
23. さよならを待たせて
24. 嘆きの天使

BG: 銀の骨

25. 青い恋人たち
26. 想い出をつくるために愛するのではない
27. 護り給え 

BG: 溢れる涙

28. 愛まで待てない
29. 気になるお前(Live)

BG: White Christmas / The Tigers 再結成2013

30. 公園へ行こう
31. あなたへの愛
32. AMAPOLA


2022年12月9日金曜日

FMおおつ 音楽の館/Music Note(2022年11月号)~ジュリー・リクエスト特集(Part-1) Set List& 次回放送予告

  11月26日に放送した「音楽の館~Music Note」は、9月に募集したジュリー・ナンバーへのリクエストでまとめた「ジュリー・リクエスト特集」を放送しました。この特集は昨年11月放送の「ジュリー特集」がFMおおつの放送アプリ「FMプラプラ」で、ダウンロードによる聴取が局開局以来トップ数を記録させていただきました。そんなジュリー・ファンの皆さんへの感謝を込めた企画です。

   現在、ジュリーは久々にツアーバック・バンドを結成し、Live2022-2023『まだまだ一生懸命』のツアー中で74歳とは思えない元気なステージをこなしています。その音源は「YouTube」にもアップされており、圧倒される方も多いと耳にしています。

 ちなみにこの番組をスタートしてから初のリクエスト・プログラムでしたが、全国のジュリー・ファンの皆さんから局がてんてこ舞いするほどリクエストが届き、なんと163曲ものご要望をいただきました。しかも大半は一般のヒット曲よりもマニアックなものが大半でした。元々私の番組は局内でもとびぬけてオンエア曲数が多いのですが、さすがにこの数は2時半ではクリア出来るレベルのものではありませんでした。

 参考までに今回のリクエスト・ベスト10は以下のようなラインナップで、かなり熱心なファンの皆さんからいただいたものだということが、ご理解できると思います。


◎リクエスト・ベスト10  

1.コバルトの季節の中で(1976)

2.夜はあなたにワインをふりかけ(1978)

3.君をのせて(1971)

4.LUCKY/一生懸命(一生懸命分のラッキー)(2022)

5.灰とダイヤモンド(1985)

5.ヤマトより愛をこめて(1978)

7.ある青春(1973)

8.遠い旅)(1974)

8.晴れのちBLUE BOY(1983)

8.砂漠のバレリーナ(1985)

8.脱走兵(1990)

8.月の刃(1991)

8.そのキスがほしい(1993)


 このリストをご覧いただければ、「私だけが知っている名曲」といったジュリー・マニアの想いが伝わるかと思います。ということで、少しでも多くのジュリー・マニアのご期待に沿えるよう12月に「Part-2」を追加放送する想定で、1曲でも多くチョイスしたセット・リストに仕上げています。

 さて今回11月26日に放送した「Part-1」のオープニングはリクエスト上位で一番勢いのあるナンバー<あなたに今夜はワインをふりかけ>、オンエア・テイクは、私も足を運んだ2008年12月3日東京ドーム公演「人間60年・ジュリー祭り」から1000人のコーラス隊が参加したインパクトある音源をチョイス。

 まず第1パートBGは”これぞジュリー‼”<憎み切れないろくでなし>。本編は<ジャストフィット>でスタート。この曲は1982年にリリースの「全曲作詞作曲:井上陽水」によるコンセプト・アルバム(18作)『MIS CAST』収録曲。陽水氏自身もこの制作で刺激を受け、傑作アルバム(10作)『LION & PELICAN』を完成させている。もう1曲は井上尭之バンドが絶妙なバッキングを務めた<恋は邪魔者>。リクエストの「コロナは邪魔者」という洒落にやられました。

 第2パートは全てザ・タイガース・ナンバー、BGは最大ヒット<花の首飾り>と両A面曲<銀河のロマンス>。まずは彼らを語る上で絶対に欠かせない<君だけに愛を>、ここでは「黄色い歓声」がけたたましい1982年同窓会ライヴ『A-Live』から。続いてはB面曲ながらリクエストの多かった<落葉の物語>と<風は知らない>、そしてジュリーのソロを連想させる<嘆き>、この曲は映画「ハーイロンドン」から。

 第3パートBGはPYGのデビュー曲<花・太陽・雨>、本編ではロック・バンドとしての本領を発揮した<自由に歩いて愛して>。続いてThe Rubettesでお馴染みのソングライター・コンビTony WeddingtonとWayne Bickertonの制作で欧州でもリリースされた1974年『THE FUGITIVE』収録の<キャンディー>。 ソロ初リサイタルからNillsonカヴァー<Without You(Live) >。それにお馴染みのヒット<魅せられた夜><ヤマトより愛をこめて>、さらにちょっと渋めの<ロンリー・ウルフ>。

 第4パートBGは”正にジュリーのテーマ・ソング”<カサブランカ・ダンディ>。トップは「おおおニ~ナ~」の<追憶>。続いてポップス曲で初のNHK紅白歌合戦でトリを飾った<LOVE (抱きしめたい)>、3曲目はレコード大賞を受賞した代表曲のひとつ<勝手にしやがれ>。

 第5パートBGは”今やカリスマ”佐野元春が『G.S.I LOVE YOU』(1980年/15作)に提供した<THE VANITY FACTORY>。ここでの伊藤銀次アレンジによるAlwaysの演奏は“Rolling Stones”を意識した<Under My Thomb>風。本編でもロッカー・ジュリーを象徴するAlwaysのギタリスト柴山氏の髪をかきむしるパフォーマンスが印象的な<おまえがパラダイス>。そして制作費250万の電飾付きパラシュートを身に着けてのパフォーマンスで度肝を抜いた1980年1月1日リリース<TOKIO>。

 第6パートはJULIE & EXOTICSにスポットを当てたチョイス。まずは佐野元春書き下ろしで吉川晃司もカヴァーした<すべてはこの夜に>。本編は予想外にリクエストの多かったという印象のAlwaysを率いたアルバム『G.S.I LOVE YOU』のタイトル・ソングでスタート。そしてJULIE & EXOTICSでジュリー自作<麗人>、“46歳で早逝された名アレンジャー大村雅朗”の最高傑作スコアとも語り草となっている<晴れのちBLUE BOY>。

 第7パートでは、ジュリーの独立時期のナンバーから、その独立作で東芝移籍作『架空のオペラ』(1985年22作)収録の<君が泣くのを見た>。本編は “最後のトップ10ヒット”となったペン・ネーム李花幻(りかげん)による自作<灰とダイヤモンド>。続いては白井良明(Moonriders)のアレンジが光る2005年リリースのロック・ナンバー<greenboy>。次の曲のみナベプロ時期曲で、当時まだ珍しい「カラー・コンタクト」の衝撃が忘れられない<恋のバッドチューニング>。4曲目は昭和最後の年に“ジュリー大復活”とシーンを賑わせた『彼は眠れない』(1989年26作)から亡き村上ポンタ氏のドラミングが印象的なNobody作<Down>。続いてはNobodyのコーラスがジュリーのヴォーカルを引き立たせている<SPLEEN (スプリーン) ~六月の風にゆれて~>。ラストは今年リリースの最新曲<LUCKY/一生懸命(一生懸命分のラッキー)>。

 といったところで次の第8パートは、まさに”ジュリー・マニア”たちならではのリクエストによるスペシャル・チョイス。BGはジュリー初のWアルバム『耒タルベキ素敵』タイトル曲。本編では『彼は眠れない』収録のユーミン書下ろし<静かなまぼろし >と『PANORAMA』(1991年28作)収録のPANTA作<月の刃(やいば)>。

 ではラス前第9パート、BGは『耒タルベキ素敵』収録の<確信>。本編では“ロシアのウクライナへの侵攻”を連想させられる<脱走兵(Live)>。このナンバーは1990年の一人芝居Act『Boris Vian(ボリスビアン)』から。もう1曲はジュリーの最大ヒットでこの時期にこそ聴いてほしい<時の過ぎゆくままに>。

 いよいよラスト・パートBGは今の時期にお似合いの素敵な光景が見えそうな87年のシングル<きわどい季節-Summer Graffiti>。まずはジュリーからの爽やか吐息が届きそうな<いい風よ吹け>、続くラス前はジュリーのソロ・デビュー曲<君をのせて>。オーラスは木枯らし舞うこの時期に一番お似合いと、今回ご要望の一番多かったジュリー自慢の自作ナンバー<コバルトの季節の中で>。

 ということで、11月26日放送の11月号は全国のジュリー・ファンからのリクエストを頂いた162曲中、BGを含め44曲チョイスしました。放送後ファンの間では<脱走兵>がなかなかの反響をいただけたようでしたが、「最後の「撃ってくださいください~♪」まで聴きたかった」とお嘆きの声もあり、時間の都合とはいえ曲に対する勉強不足を反省すべき点もあったかと思います。

 とはいえ、本放送オンエア中の2時間半パソコンの前でセット・リストをメモしながら鑑賞された方をはじめ、ステレオに繋ぎ大音響で聴取された方、中には深夜の再放送まで含めほぼパーフェクトにどっぷり「ジュリー三昧」を楽しまれたという熱心なリスナーさんもいらしたということを伺い、感無量の心境です。

 そこでリクエストをいただいた多くのジュリー・マニア皆さんの熱い思いにお応えし、次回12月も引き続き「ジュリー・リクエスト特集」の「Part2」をお届けすることにしました。

 今ファンの皆さんは来年6月25日「ジュリー75歳の誕生日」にさいたまスーパー・アリーナで開催される『ツアー・ファイナル・バースデーライブ!』のチケット抽選結果が発表される12月19日を心待ちにされていらっしゃるかと思います。その当選結果の吉報で、次回12月24日クリスマス・イヴ(再放送25日クリスマス他)に放送する「リクエスト特集パート2」がより気持ち良くお聴きいただけることをお祈りしています。

◎音楽の館~Music Note12月号 

「ジュリー・リクエスト特集パート2」

2022.12.24.(土)16:00~ 

(再放送)

2022.12.25.(日)8:00~

       12.27(火)~12.30(金)1:52~


※FMおおつ  周波数 79.1MHz でお楽しみください。

※FMプラプラ (https://fmplapla.com/fmotsu/)は全国(全世界)でお楽しみいただけます。


<セット・リスト>

1.今夜はあなたにワインをふりかけ~2009年「人間60年・ジュリー祭り」

BG:憎み切れないろくでなし

2.ジャストフィット  ~1992年武道館コンサート“Julie Mania”

3. 恋は邪魔者

BG:銀河のロマンス/The Tigers

4.君だけに愛を/The Tigers 1982   ~1982年THE TIGERS『A-LIVE』

5.落葉の物語/The Tigers

6.風は知らない/The Tigers

7.嘆き/The Tigers

BG:花・太陽・雨/PYG

8.自由に歩いて愛して/PYG

9.キャンディー

10.Without You(Live)

11. 魅せられた夜

12. ヤマトより愛をこめて

13. ロンリー・ウルフ

BG:カサブランカ・ダンディ

14.追憶

15.LOVE (抱きしめたい)

16.勝手にしやがれ

BG:THE VANITY FACTORY/沢田研二 With Always

17.おまえがパラダイス/沢田研二 With Always

18.TOKIO

BG:すべてはこの夜に/ JULIE & EXOTICS

19.G.S. I LOVE YOU/沢田研二 With Always

20.麗人/ JULIE & EXOTICS

21.晴れのちBLUE BOY/ JULIE & EXOTICS

BG:君が泣くのを見た

20.灰とダイヤモンド

21.greenboy

22.恋のバッドチューニング

23.DOWN(Single Version) 

24.SPLEEN (スプリーン) ~六月の風にゆれて~

25.LUCKY/一生懸命(一生懸命分のラッキー)

BG:耒タルベキ素敵

26.静かなまぼろし

27.月の刃(やいば) 

BG:確信

28.脱走兵(Live) ~1990年『ACT BORIS VIAN(ボリスビアン)』

29.時の過ぎゆくままに

BG:きわどい季節-Summer Graffiti 

30.いい風よ吹け

31.君をのせて

32.コバルトの季節の中で


(テキスト:鈴木英之)

2022年10月16日日曜日

山下達郎ライヴ・クロニクル (2022年の回想)


 私は「山下達郎氏」のソロデビュー以来の熱狂的ファンというのは皆さんもよくご存知でしょう。そのファン歴は私が大学生だった1975年以来なので今年で47年になる。数年前にこのWeb.VANDAで、その1975年から<Ride On Time>でブレイクした1980年5月の「Ride On Time Concert '80」までのコンサート通いの回想を「山下達郎ライヴ・クロニクル」として二回投稿をしている。
 今回は、その後勤務先の関係で頻繁な転勤と多忙の日々により、達郎さんのライヴに足が遠のいていた時期を過ごした。そして佐野邦彦氏との運命的な出会いにより、再びライヴに出かけるようになった経緯を回想してみた。 

 以前の投稿でもお伝えしたが、私の“タツロー・ライヴ”の原点は1977年5月27日(金)に新橋ヤクルトホール(定員550) だった。その後、在京生活中の1981年までは全てとは言わないが、彼のキー・ポイントとなる肝心のライヴにはほぼ足を運んでいた。

 そして同年に転職で静岡へ帰省した後も、静岡公(注1)に後輩たちを引き連れてライヴに駆けつけるなど、「私的山下達郎広報部」の役目を使命とした日々を送っていた。しかし、83年に結婚し子持ちになってからは多少事情が変化してきた。要するに家庭サービスや仕事も管理職となり、趣味の両立はかなり厳しくなった。 

 まず最初の転勤先となった84年当時の金沢ではライヴが開催されなかった(注2)。さらに86年のツアー時の春には北九州(小倉)、夏には鹿児島(注3)と転々としており、仕事に追われてライヴどころではなくなってしまった。とはいえ、往生際の悪い私は、奥の手で月一上京する「会議」のついでに「有給休暇」取得で東京公演への参戦を企てたこともあったが、それもすべて空振りだった。そんなこの時期に在籍したセクションのスタッフは、「サザンオールスターズ」「チューブ」「杉山清貴とオメガトライブ」「ユーミン」等のファンばかりで、達郎さんやまりやさんを熱く語り合える仲間は皆無だった。
 
 ただ、その後87年に転勤した福岡には、奇遇にも新入社員に達郎さんのファンがいた。彼女は当時の新作『僕の中の少年』愛聴者で、飲み会では<踊ろよ、フィッシュ><ゲット・バック・イン・ラブ>等最新曲の話も気楽に出来、「福岡公演があったら、絶対に行こう!」と盛り上がるほどだった。そんな時期に開催告知のあったツアー(注4)は、タイミングよく福岡公演もリストアップされていた。
 しかしこの当時は超多忙時期で、しかも本社から目標達成のインセンティヴが「ラスベガス&ディズ二―ランド・ツアー招待」という発表があり、全スタッフが休日返上モードで目標達成に邁進した。結果見事目標はクリアしたが、その招待日のスケジュールが達郎さんの福岡公演日程にまるかぶりで、彼女との観覧は消滅した。とはいえ往生際の悪い私は、東京の友人を頼り3月の中野サンプラザ公演を有給休暇使用し、約7年ぶりにライブを体験した。 
 そして勤務地が滋賀になっていた89年の誕生日を迎える直前に達郎さんのセカンド・ライヴ『JOY –TATSURO YAMASHITA LIVE–』が発売となり、最高のバースディー・プレゼントになった。

 これ以降仕事は営業職から内勤になりプライベートにも余裕が出来るようになった。そんな91年に『ARTISAN』リリースに伴うツアーの大阪公演(注5)に出かけることができた。ラッキーなことに、この時はファンクラブ会員でもないのに、運良く1階席をゲットすることができた。なおこの日のオープニングは新作の関係か<アトムの子>だった。 
 このようにライヴ観戦へのカム・バックは果たしたものの、1994年にリイシューされたSugar Babe『Songs』に伴う「Sings!Sugar Babe」コンサートは東京限定ライヴで、チケット入手は激しい争奪戦で、大したつてもない私は入手は叶わなかった。「やはり田舎暮らしでは、この手の貴重なライヴのチケット入手は難しい。」という無念の心境だった。
 
 そんな時期にVANDAへの寄稿を勧められたことで佐野邦彦氏との付き合いが始まった。彼とは電話とメールでの交流だったが、音楽の趣味で意気投合し個人的なことを話すほど親密になった。そこで私が「山下達郎の大ファン」と伝えると、「私彼にインタビューとったことあるんですよ。」「彼のチケットを確実に手に入れたいなら、絶対ファンクラブ入会するべきですよ。」「それに会員には年1回彼の未発表音源も手に入る特典もあるんです!」という「殺し文句」に即入会、以来チケットの入手に苦労することからは解消された。 

 その一番の恩恵は、達郎さんのコンサートでも伝説ともなっている2008年12月28日の初代大阪フェスティヴァル・ホール千秋楽公演(注6)を1階8列目という好ポジションで体験できたことだった。その日のライヴは、サプライズで途中から竹内まりやさんがステージに登場(注7)してソロを披露、その後アンコールまでコーラス隊に参加していた。コンサートはアンコールも2回応えて終了し、照明がつき館内に「終演」のアナウンスがあっても来場者は総立ちで拍手の嵐。そこで再度達郎さんとまりやさんが登場し、デュエットを1曲披露し「もうこれくらいで勘弁してください」とコメントされ完全に終演となった。その公演時間は4時間超えで、まさに“ファイナル!大阪フェスティヴァル・ホール”にふさわしい幕引きだった。

  
そしてこれまた入手困難となった「Maniac Tour」(注8)も、NHKホールの1回7列目というプラチナ席が当選している。その後は、2階席や3階壁際といった席が続いていたが、ここ数回も運が味方してくれ、「ライン・キューブ渋谷」は1階10列、「ロームシアター京都」はなんと二列目のど真ん中、今回の新大阪フェスティバル・ホールは2回最前列ど真ん中とそれまで同様にベスト・ポジションが当選している。

  
なお今回の達郎さんライヴを一緒に見に行ったのは勤務先の後輩Y君。きっかけはある時「さよならなつのひぃ~♪」と鼻歌交じりうろついていた彼に「お前、山下達郎知ってんの?」と聞くと、「僕、達郎さんのファンで<スプリンクラー>と<蒼茫>が好きなんです!」という渋い好みを返された。 
 そこで彼に「実はツアーのファン・クラブ先行予約するけど、来るか?」と話すや、「僕の車でガスも高速代持ちで行くんで、是非連れてってください!」と嘆願。彼はお父さんがファンで聴くようになったということで、まだ一度もライヴの経験が無いと。そんな彼から申込みの際に年齢を確認すると24歳、身近のこんな若手に達郎さんファンがいたことに嬉しくなった。 
  そんな初ライヴのM君は会場に入場すると、会場限定のプレゼント「直筆サイン」付きの新作『SOFTLY』を早速ゲット!さらにTシャツその他グッズも興奮気味に迷いながら購入していた。その姿を見て達郎さんのファンになったばかりの初々しい時代の自分自身を見ているようでほっこりした。 
 ちなみに今回の席のお隣は私と同世代風の女性でお連れは、その風貌からお母さまのようだった。コンサートの途中に達郎さんが「私のコンサート初めての方は挙手を」と尋ねると私の周りはM君もそのお二人も含めほぼお初組ばかり。ところが<Let’s Dance Baby>のクラッカーはしっかり準備して破裂させ、終盤はスタンディングというノリノリ状態で圧倒されたほどだった。周囲の感激度が伝わり私自身も初心に帰ったような心地よい3時間となった。 

注1)「Sparkling '82-'83」全18公演、1982年12/8(水)静岡市民会館
注2)「Performance '84-'85全30公演、北陸は富山市公会堂、新潟県民会館のみ
注3)「Performance '86全32公演、1986年5/30鹿児島市民文化会館第一ホール、
    7/18,19福岡市民会館 
注4)「Performance '88-'89全39公演、1989年1/12,14,15福岡市民会館
注5)「Performance '91-'92全38公演、
   1992年2/19,20,24,25大阪フェスティヴァル・ホール
注6)「Performance 2008-2009全50公演(2008.12/5~2009.5/15)
   初代大阪フェスティヴァル・ホール公演2008年12/18,19,27,28
注7) 2012年公開「シアター・ライヴ Performance 1984-2012」映像に収録
注8)「Maniac Tour~Performance 2014全29公演(2014.7/25~10/8)  

補足)今月7日の自身68歳誕生日を前に、自分へのプレゼントでFMおおつ9月号では「山下達郎特集」を放送しました。(放送終了済み)
そのセット・リストは以下の通りです。
 
 1. SPARKLE   BG: If You Want It/Niteflyte 
 2.空飛ぶ・ウララカ・サイダー [Live] /大滝詠一とココナッツ・バンク 
 3.ドリーミング・デイ/ NIAGARA TRIANGLE 
BG.:DOWN TOWN/ The King Tones 

 4. If You Were There / The Isley Brothers 
 5. I Just Can't Get You Out Of My Mind / The Four Tops 
 6. DOWN TOWN / SUGAR BABE
 BG.: 北極回り/黒木真由美 

 7. SHOW/SUGAR BABE 
 8. Ain't Gonna Lie(嘘はつかない) / Keith 
 9. More Today Than Yesterday/ The Spiral Starecase 
10. パレード/ NIAGARA TRIANGLE
11. Daydream/ The Lovin' Spoonful 
12. ラスト・ステップ
BG.:お先にどうぞ/ かまやつひろし

13.三ツ矢サイダー'76
14.ナショナルまきまきカール
15. 不二家ハートチョコレート 
16. 不二家 ハートチョコレート '76(バレンタイン編)
17. いちじく浣腸 
18.資生堂フェリーク'77 (MARIE)
19.ハウスみぞれっ子 
20. ハウスみぞれっ子&シャービック
21. コカコーラ'79
22. TRIO FM時報 
BG.:言えなかった言葉を

23. CIRCUS TOWN
24. WINDY LADY 
BG.: Your Smiling Face (君の笑顔)/James Taylor

25. LOVE SPACE
26. 翼に乗せて
27. SOLID SLIDER
BG.:Boogie Woogie Love Train(恋のブギウギトレイン) 

28.恋は流星(part-2) / 吉田美奈子
29. ヴァイブレーション/ 笠井紀美子 
30.ドリーミング・ラブ/中原理恵
31. Love Magic/アン・ルイス 
32. ドリーム・オブ・ユー~レモンライムの青い風~/竹内まりや 
33. WOMAN/フランク永井
BG.: YOKOHAMA Twilight Time/角松敏生 

34. 夏への扉
35. メリー・ゴー・ラウンド
BG.:12月の雨/荒井由実 

36.ピンク・シャドウ /ブレッド & バター
37. ピンク・シャドウ 
BG.:  Let's Dance Baby/ザ・キングトーンズ & マリエ   

38. BOMBER
39. FUNKY FLUSHIN'
40. LET'S DANCE BABY [Live] 

 というかなりマニアックなセット・リストでした。それゆえある一般ファンの方から「初心者にはちょっと難しい」とのご意見を頂戴しました。 
 そこで、今月も誕生月に免じていただき「山下達郎特集」をPart-2として放送します。もちろん次回は初心者にもやさしい、最新曲も代表曲も入れたベストな選曲のプログラムです。10/22&23(再放送)ご期待ください。