2020年8月1日土曜日

The Pen Friend Club:『一本の音楽/八月の雨の日』(サザナミレーベル/SZDW-1086) リリース・Megumiインタビュー


 4代目ボーカリスト藤本有華が最後に参加したCDシングル『Along Comes Mary/Love Can Go The Distance』から早5ヶ月、新体制となったThe Pen Friend Club(ザ・ペンフレンドクラブ)が、8月8日に村田和人氏の「一本の音楽」(1983年)のカバーをA面にした7インチ・シングルをリリースする。 
 バンドに新たに加わったボーカリストMegumi参加後の初レコーディングということで、ファンにとっては注目すべきシングルとなるばかりか、カップリングには『Wonderful World Of The Pen Friend Club』(2017年2月)収録の「八月の雨の日」がセルフカバーされているのだ。
 今回の7インチ・シングルは国内最大のアナログレコード・プレスメーカーである東洋化成主催のアナログイベント「CITY POP on VINYL」の一環ということもあり、多くの参加アーティスト、バンドが参加しているが、中でも本作は話題になるであろう。


一本の音楽 / The Pen Friend Club


 筆者は5月に入手したラフミックスから最終のマスタリング音源までを聴いているが、「一本の音楽」はギターリフなどオリジナルの山下達郎氏によるアレンジをベースにしつつ、テンポを上げて60年代ポップスのエッセンスを加味しているのがペンフレンドクラブらしさだろう。
 Megumiの艶のあるボーカルと平川、リカ、そいによる三声のコーラスなど新たなカバー・ヴァージョンとして、村田和人氏のファンにも新鮮に聴いてもらえると思う。 
 平川作の「八月の雨の日」は、オリジナルからややアレンジを変えたシンプルな導入部からドラマティックな展開を演出している。オケのリヴァーブを浅くしてシティポップ・サウンドの音像に近づけているのも聴きどころだ。
 ここでは新たに加入したMegumiの独占ミニ・インタビューと、彼女がセレクトしたペンフレンドクラブ・ベストソング(サブスクで試聴化)を紹介しながらお送りしたい。




●まずはペンフレンドクラブ(以下ペンクラ)に新加入したきっかけは?  

Megumi:きっかけは、リーダーの平川さんからのスカウトでした。
 私のライブに突然いらっしゃって、お話しを頂いたのが最初です。とてもびっくりしましたが、数年前に前任の藤本さんと共演したことがあり、その時の歌を覚えてくださっていたとのことでした。


● ペンクラの曲でお好きな曲を何曲か挙げて、その理由を教えて下さい。  

Megumi:何曲かということであれば、今までの4名のボーカルさん毎のアルバムから1曲ずつ。

 1.Do I love you
 2.Love will keep us together
 3.土曜日の恋人 
 4.八月の雨の日 

 「この曲が好き」というのは、私はどちらかというと直感で大体メロディーから入っていくタイプと思います。洋楽だととりわけそうですね。
 「八月の雨の日」はペンクラの中で一番好きです。メロディーも歌詞もスッと入ってきて情景が浮かぶ感じがしました。今回セルフカバーという形で歌わせて頂けてとても嬉しいです。


八月の雨の日 / The Pen Friend Club

● ではペンクラ以外で、個人的によく聴くアーティストの曲を挙げて下さい。またボーカリストとして目標とするアーティストはどなたかいますか?  

Megumi:その質問にはいつも回答に困ってしまうのですが、どちらかというと特定のアーティストが好きというより、曲で好きというのが多いです。

 アーティストという事であれば、例えばここ最近よく聴いていたのは秦基博さんや、宇多田ヒカルさん、カーペンターズあたりでしょうか。カーペンターズだと、I won’t last a day without you、Close to you、I need to be in loveあたりは特に好きです。季節や気分によっても聴きたいなと思う曲は変わりますね。
 ボーカリストとして、目標というか、私の中で一番声がきれいだなと思っている歌い手さんはリア・サロンガさんです。ミュージカル女優さんでもあり、代表的なのはディズニーのアラジンでのジャスミンの歌声でしょうか。澄んだ美しい歌声に子どもの時から憧れがありました。聴き心地が良くて爽やかな風を感じるような、とてもタイプの理想の歌声という感じです。

 


●今回ペンクラに加入されて初めてのレコーディングだった訳ですが、その感想をお聞かせ下さい。また特筆すべきエピソードがあればお願いします。

Megumi:今回はコロナ自粛の中でのレコーディングだったため、メンバーも自宅で録音出来る人は自宅でという形でした。私も初めての試みだったのでリーダーの平川さんとメッセージをやりとりしながら教えて頂きながらでした。

 みんなの録音を集めて一つに仕上げるのは平川さんも大変な作業だったと思いますが初めて一つになった音源を聴いた時は感動しました。この状況下でメンバーひとりひとりの想いが音として詰まった素晴らしい作品になったと思います。 



●最後にペンクラの新たな看板となるボーカリストとしての心構えと、 この7インチ・シングル『一本の音楽』のアピールをお願いします。 

Megumi:先日自身のブログにも少し書きましたが、ペンフレンドクラブへ加入するという決断は簡単ではありませんでした。前任の藤本さんの圧巻のボーカル力、ましてや初めてのバンド活動、自身の音楽活動もあるので、いろいろとじっくりと考えてリーダーにも相談させて頂きながら決めました。
 今はメンバーの皆さんと楽しみながらこの新体制のペンフレンドクラブの音楽をお届けできたら良いなと思っています。

 「一本の音楽」は早速試聴動画などの反響もあり嬉しい限りです。
 私も歌う度に好きになっている、そんな曲です。
 カバーというのはもちろん原曲のファンの方々がいらっしゃるので、私らしさを出しつつ大切に歌わなければいけないなとも今回のレコーディングを通して思いました。
 「一本の音楽」そして「八月の雨の日」ぜひこの夏に聴いて頂きたいです。 ジャケ写も素敵なので、今回の作品がたくさんの方々の元に届くと嬉しいなと思います。

 (インタビュー設問作成/文:ウチタカヒデ)

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