2014年12月20日土曜日

☆Who:『Who's Nest(Deluxe Edition)ハイレゾ』(Universal)

犬伏巧さんに「ハイレゾの『Who's NestDeluxe Edition)』のボーナストラックも違っていますよ」と教えていただいたので、さっそくダウンロードしてチェックしたところ、CD版『Who's NestDeluxe Edition)』の違いを5つ見つけた。まずはボーナス1曲目の「Baby Don't You Do It (New York Record Plant Session Full Version)」だが、まずスティックカウントが入り、ドラムが入ってピートのコードが1回なったあと小さくコードが余計に入りこれで3秒長い。そして歌がいったん切れる147秒あたりから次の歌は227秒までありここに間奏があるのだが、CD盤は27秒には歌が始まっていて20秒ほど間奏をカットしていることが分かった。続く「Getting In Tune (New York Record Plant Session Full Version)」のCD版は始めに2回カウントがあって15秒遅れて始まる。CD版では433秒からGetting in tune with the straight and narrowのコーラスが2回で終わるが、ハイレゾ版は417秒くらいからコーラスが1回多く3回ありロジャーのyeahで最後の演奏へ移り、CD版は630秒、ハイレゾ版は642秒で終わっている。ハイレゾ版は15秒遅く始まって12秒遅く終わるということはほぼ尺では変わりがなく、前述したコーラスが1回多いのは、演奏はずっと続いているのでヴォーカル部分だけをCD版はカットしていただけなのかもしれない。「Pure And Easy (Live At Young Vic, London/1971)」は最後のThere once was a note Listen8回歌うところどちらも9回目以降にも歌が入るのだが、ハイレゾ版は2回多く12回目までコーラスが聴こえていて、14回目から新たなロジャーの歌が入るので6秒だけ長くなっている。「Getting In Tune (Live At Young Vic, London/1971)」がハイレ版ではギター・ソロが始まるとコード弾きが長く続きそのあとギター・ソロになるのだが、CD盤はすぐにギター・ソロになるようにカットしていたので25秒ほど短くなっていた。あとは「Water (Live At Young Vic, London/1971)」は、ハイレ版はピートがイントロを2回間違える12秒をそのまま入れているのでその分長くなっていた。(佐野邦彦)
Who's Next(Deluxe Edition)/The Who

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