2002年6月14日金曜日

☆Beach Boys:『California Feelin'』(東芝EMI/66030)

ブライアン自身のコメントも掲載されているが、順当と思えるもの、やっぱりとほくそ笑むもの、へぇこれがとちょっと驚きのものがある。
ブライアンの事だからきっとどんどん変わっていくのだろうから、これは2002年のある日のセレクトだ。
さてここで紹介するのは理由がある。それは20番目のトラック "California Feelin'" だ。この曲はブートレグではお馴染みの未発表曲だが、このCDでは現在のブライアンのツアーバンドで録音した新録が収録されたのだ。何しろ、ビーチボーイズのナンバーを、ビーチボーイズよりも再現できる今のツアーメンバーなのだから、そのフィーリングは完璧にフィットする。
74年に録音されていたこの曲、曲がいいのは元々で、ブライアンの歌は力強く、バンドのハーモニーも派手過ぎずかつパワフルで適格、演奏もよく感動的ですらある。
どっしりとした存在感、さすがブライアンだ。
しかし、このバンドのトラックを、何の注釈もなくビーチボーイズとして収録しているのだから、これはブライアンとマイク、ブルースとの関係は良好なのは間違いない。
いつか一緒にやってくれないかな。
(佐野)

カリフォルニア・フィーリング

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