1997年7月1日火曜日

☆Neil Sedaka : Neil Sedaka Timeless Classics Live(Going For A Song/063)

VANDA 22号で大特集を組んだ70年代のニール・セダカだが、現在 CD で入手できる70年代の音源はVarese Sarabandeのコンピ盤だけと思っていた。
しかしイクイノックスの照井さんと中根さんからの情報によりこの時期のライブ盤 CD を入手、70年代にはライブ盤は「Live At Royal Festival Hall」と「Solo Concert」の2枚がリリースされていたが、この CD は何のクレジットもないものの、前述の2枚とは違う録音のライブだった。選曲では "New York City Blues"  "Sad Eyes"  "Lonely Night"  "Bad Blood" が初めてで、なんといっても "New York City Blues" が嬉しい。音質はいいし、内容的にも先のライブ2枚と比べて特に遜色はなく、これはお薦めできる。選曲からいって75年のものだろう。「Neil Sedaka(Wise Buy/866582)も内容は同じ。(佐野)
Timeless Classics Live





1997年6月20日金曜日

☆Buffalo Springfield:Buffalo Springfield (Elektra/62080)

 VANDA 今号の特集であるバッファロー・スプリングフィールドのファーストは既にUSのみでリイシューされていたが、また同じものの焼き直しかと思ったらビックリ、モノとステレオで2ヴァージョンずつ入っているコレクター感涙ものの CD だった。
レパトワールがタートルズでこの手のカップリングをやってくれていたが、まさか大手がやるは、さすがアメリカだ。そして嬉しいことにモノの方は "For What It's Worth" がヒットする前のモノ盤なので、ステファン・スティルス作の "Baby Don't Scold Me" が収められたのだ。正規のリイシューはこれが初。出来のいい曲とは言えないが、 "Day Tripper" のフレーズが一瞬出てくるなど、スティルスのルーツがかいま見られる。もちろんステレオ盤の方には "For What~" が収められ、バッファロー・ファンは全員買い直しだ。(佐野)
Buffalo Springfield

1997年5月22日木曜日

☆Harmony Grass : This Is Us (EM Record/1001)

 今やハーモニー・ポップのファンだけでなく、ソフト・ロック・ファンの間でも最高の評価を得ているハーモニー・グラスの唯一のアルバムがついにリイシューされた。
本誌のライターの江村さんがハーモニー・グラスの中心のトニー・リヴァースと直接交渉し、このハーモニー・グラスを始め、前身のトニー・リヴァース&ザ・キャスタウェイズや、ハーモニー・グラス以降の音源まで、彼の関わった音源の使用許可をまとめて獲得したのだが、その中からまず選ばれたのが本盤だ。アルバム以外に名曲 "I Remember" を始めシングルのみでリリースされた5曲に、サントラのみで使われディスクにはなっていない傑作 "It Takes A Lot Of Lovin'" 、 "I Remember" のイタリア語ヴァージョン、 "Move In A Little Closer Baby"  "Walk On By" のスタジオ・ライブといった初登場の音源が加わり、計22曲の充実した内容になった。群を抜くハーモニー、美しいメロディ、そして卓抜したアレンジが織り成すサウンドは、凄いの一言。こうしてまとまって CD で聴けるなんて、20号からずっとハーモニー・グラス、そしてトニー・リヴァースを追って来たフォーエヴァーの藤本さんと江村さんと私にとって感無量だ。レーベルは江村さん本人が主催するEMレコード、ディストリビューターを通して全国に流れるので、お買い逃しのないように。(佐野)
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