2009年9月24日木曜日

☆Beatles:『The Beatles In Mono』(EMI Music Japan/TOCP71043-53)☆Beatles:『The Beatles Box』(EMI Music Japan/TOCP71021-36)

 999日、遂にその待望の日はやってきた。我らがビートルズの最新リマスター盤でステレオ16枚のボックス(CDはバラ売りもあり。DVD付。ただしDVDの内容はイマイチ)と、待望のモノラル13枚のボックス(初回限定。ボックスのみ)、この二つが一気にリリースされたのだ。定価では75600円と高額だが、今回のリイシューは買わないと一生後悔する。特に初CD化の初回限定モノラルボックスは何としても入手すべき。
1980年代にもLPで限定リイシューされたことがあったが、それもすぐにプレミア盤となっており、モノラル盤は昔から人気があった。モノラル盤が作られたのは『The Beatles』(正確にはにせモノの『Yellow Submarine』まで)だが、当時はステレオとモノラルが別々にミキシングされていたので細かい違いが多く、全世界のビートルズ・ファンは血眼になって捜してきた。それがこの金額で揃ってしまうのだから、高いというなかれ。アナログで揃えようとすればモノの『The Beatles』は、その1枚だけでボックスの値段に行ってしまうだろう。
 ビートルズの凄さを改めて思ったのは、NHKの定時ニュースでこのリイシューを取り上げたことだ。それも実際に旧版と聴き比べたり、たっぷりと時間をとって紹介していた。(私がいつもビーチボーイズのリイシューでお世話になっているEMIの阿佐美さんが出ていたのにはビックリ)なんとももう100万枚出荷しているという。解散後40年も経って、リイシューが100万枚なんてそんなミュージシャンが今後、現れるだろうか。間違いなく否であり、ビートルズがワン&オンリーであることを改めて思い知った。
 今回のリマスターは音が素晴らしい。クリアーで、リズム隊もよく表に出ている。今までのイメージを覆してしまうようなリマスターもあるが、そのようにしないで、イメージを崩さずにクリアー度を上げているのがいい。やはり『Yellow Submarine Songtrack』までいじられると素晴らしいけど同じものなのかちょっと戸惑ってしまうので。さて、皆さんはこのリマスター以前のCDは持っていると仮定して話をしたい。音楽ファンの常識だからね。すると『Please Please Me』から『Beatles For Sale』までの4枚はモノラル、『Help』以降のオリジナル・アルバム9枚はステレオとアルバム未収録音源集『Past Masters Vol.1』『Past Masters Vol.2』は原則ステレオとなる。その『Past Masters』シリーズでは「Love Me Do(Original Single Version)」と「She Loves You」「I'll Get You」「You Know My Name」の4曲はステレオが存在しないのでモノラルのみ、モノ用ミックスが存在しない「The Ballad Of John And Yoko」「Old Brown Shoe」「Let It Be」(「Let It Be」のシングルはただステレオをモノにしただけなので除外)の3曲はステレオのみ、ということでこれからのレビューをお読みいただきたい。これらの音源の本当に詳細な違いは、間違いなく次のレココレに出るだろうからそれをもって決定版とするとして、このレビューで紹介するのはどんなリスナーでも簡単に違いが分かるヴァージョンのみである。
Please Please Me...モノラルはお持ちなので検討課題はステレオ音源である。「Please Please Me」はモノとステレオが別テイク。パッと聴いた印象は変わらないが、モノではジョンが歌詞を間違えている。3番でポールとジョージが「I know you ...」と歌っているところをジョンは「Why know I...」と歌ってしまい、その後の「Come on」を笑いながら歌っている。
With The Beatles...I Wanna Be Your Man」のステレオはフェイドアウトが少し長いので、3回目の「I wanna be you man」の「ホッホッ」がよく聴こえ4回目まで突入している。「Money」のステレオは2つのミックスを左右において組み合わせているのでサウンドに厚みがあり迫力がある。イントロにモノではよく聴こえないギターが入っていた。
A Hard Day's Night...A Hard Day's Night」のステレオのエンディングは長く、12弦ギターのリフがモノでは4回でファイドアウトするところ6回まではっきりと聴こえる。「I Should Have Known Better」のステレオのオープニングのハーモニカは4小節目でいったん途切れる。「If I Fell」のステレオでは2回目のサビの「was in vain」でポールの声がかすれてしまっていた。(ハーモニーの手本のようなこの名曲、みなさんもハモッたことがあるでしょうが、ポールのこの部分は高いから、この感じ、よく分かりますよね)「Tell Me Why」のステレオはジョンのリード・ヴォーカルがダブルトラックだ。なお、既にCD化されている『The Capitol Albums Vol.1』で聴くことができるが、『Something New』のモノは「And I Love Her」のポールのリード・ヴォーカルがシングル・トラック、「I'll Cry Instead」が3番の後に1番をもう1回歌うので大幅にロング・ヴァージョン、「Any Time At All」の間奏の最初の部分にピアノが入っていない、「When I Get Home」のサビの「till I walk...」の歌い方が違うなど、米国盤モノは他とは大幅に違っているので要注意だ。
Beatles For Sale...Mr. Moonlight」のステレオはフェイドアウトが長く、3回目の「mr. moonlight」が上昇していくところがはっきり聴こえ、バックのオルガンも聴こえる。「Kansas City/Hey,Hey,Hey,Hey」のステレオはエンディングが長く、モノでは「so long...」でフェイドアウトしてしまうところ、次の「bye bye...」まで聴こえる。逆に「Words Of Love」のステレオはエンディグのコーラスがモノの6回に比べ4回しかなく数秒短い。「Every Little Thing」のステレオはエンディングが少し長く3回目の「every little thing」まで入っているので「little」でポールが高く歌うところがかすかに聴こえる。「I Don't Want Spoil The Party」のステレオは、モノではミックスでよく聴こえないイントロのリードギターがはっきりと聴こえる。
Help...さて、ここからが貴重なモノラルである。まずは「Help」だが、このステレオ-モノの違いは超有名なので詳しくは書かない。最も分かりやすいのは一番の「changed my mind」、ステレオではつめたように「チェモマイン」と歌うが、モノでは普通に「チェンママイン」と歌っている。「The Night Before」のモノはポールのリード・ヴォーカルにエコーがかかっていない。「Ticket To Ride」のモノはフェイドアウトが短く「my baby don't care」がステレオの6回に比べ5回に入ったところで消える。「Yesterday」のモノは最初のサビの「something wrong new I long for yesterday」に突然、エコーがかかる。あと、モノのオマケに入っている1965年時(つまりアナログ)のステレオの「Dizzy Miss Lizzy」はジョンのリード・ヴォーカルにエコーがかかっていない。モノにもエコーは入らず、このエコーはCD化の時にプラスされたことが分かる。
Rubber Soul...モノの「Drive My Car」「You Won't See Me」「Run For Your Life」のフェイドアウトは少し長くそれぞれ「ビービービービーイエー」「ウーラーララ」「ノノーノー」が1回ずつ多く聴こえる。モノの「Norwegian Wood」では1回目のサビの「...sit anywhere」の後に誰かの咳払いが入る(「Wendy」みたい...)モノの「Michelle」のフェイドアウトは数秒短い。モノの「What Goes On」はエンディングのジョージのリードギターが入っていない。モノの「I'm Looking Through You」はエンディングが3秒長いので、ポールのアドリブ・ヴォーカルが聴ける。ちなみに『The Capitol Albums Vol.2』で聴くことができる米国盤の『Rubber Soul』のステレオでは「I'm Looking Through You」のイントロのギターを2回間違えているところがそのまま入ってしまっているし、「The Word」はジョンのヴォーカルがずっとダブルトラックでエンディングも長い。さらに米国盤モノの「Michelle」は逆にステレオよりもフェイドアウトが僅かに長いなど、英米のステレオ、モノでそれぞれ違いがある。なお、今回のモノのオマケに入っている1965年時(アナログのこと)のステレオはヴォーカルの位置が偏っているものが多く、例えば「Nowhere Man」のアカペラは右だけから出ていてその後の演奏は左だけから入るというように極端だった。だからCD化の時に今回のステレオ・リマスターで分かるように修正しているのだが。それは当然のことだろう。
Revolver...Taxman」のモノのカウベルは、2番の「...appear too small」の後からとステレオに比べ早く入っている。問題は「I'm Only Sleeping」で、逆回転ギターがステレオとは違い「...at such a speed」から「...there's no need」の間に入り、「taking my time,lying there」の後からも入ってくる。この位置は米国盤の『Yesterday And Today』のモノとステレオ(ステレオはAppleになってからで2ndプレス以降のもの。『The Beatles Box』にも入っているのでそれが確実)でも位置が異なるので、都合4パターンある。「Love You To」のモノはエンディングが数秒長いが、ただしシタールの演奏部。「Yellow Submarine」のモノはオープニングのギターが入るタイミングがステレオより早く、さらに4番の復唱のコーラスは「life of ease」からとこれも早い。「Got To Get You Into My Life」のモノはエンディングが長い上に最後のアドリブ・ヴォーカルの歌い方が違う。「every single day of my life」とつなげて歌っているのでまったく違う録音だ。「Tomorrow Never Knows」はSEの入る位置がモノとステレオとは細かくかなり違っている。詳しく書くと長くなるので実際に聴いてほしい。ちなみに今回も収録されなかったが、英国盤モノの「マトリックスXEX606-1」のテイクはさらにSEの位置が異なるだけでなく、フェイドアウトが3秒程度長いので、最後のアドリブのピアノの聴いたことのないメロディを聴くことができる。(Radio VANDAで以前、かけたので覚えている方もいるのでは)

Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band...Lucy In The Sky With Diamonds」のモノはジョンのヴォーカルにやや強くフェイザーがかけられている。ピッチはステレオに比べて遅いがエンディングのコーラスは1回少ない。最後のコーラスの「アー」というところがエフェクトで「アーワウワウワウ」と聴こえる。「Getting Better」のモノは「me used to be angry man」からのピアノが聴こえない。「Fixing A Hole」のモノはフェイドアウトが僅かに長く、ポールのアドリブ・ヴォーカルで聴いたことがないメロディを聴くことができる。「She's Leaving Home」のモノはピッチが早く10秒早く終わってしまう。「Being For The Benefit Of Mr. Kite」は間奏とエンディングのSEの位置が違うが、元々ずっと鳴り続けるSEなので違いは分かりづらい。「Good Morning Good Morning」のモノのエンディングは使われている動物の鳴き声の順番は同じだが、リフレインの回数が少なく時間は数秒短い。華は「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band(Reprise)」のモノで、エンディングのポールのシャウト・ヴォーカルがくっきりと聴こえるため迫力満点だ。細かい所では「With A Little Help From My Friends」の前のつなぎの部分で、観客の盛り上がる場所が違っていた。
Magical Mystery Tour...Flying」のモノは最後のメロトロンの入る位置が早い。フライング。「Blue Jay Way」のモノはステレオに入る逆回転のコーラスが入らない。「I Am The Walrus」のモノはイントロのリフが4回(ステレオは6回)。ただし、米国盤シングルの「yellow matter custard」の前の1小節の間奏はどちらでも聴くことはできない。「Hello Goodbye」のモノはエンディングが数秒短い。だから最後の2回目の「ッチャッチャ」が聴こえない。「Baby You're A Richman」のモノはエンディングが数秒長いので、アドリブ・ヴォーカルが一部多く聴けるが、「オー」程度。
The Beatles...Back In The USSR」のモノはヴォーカルがオンで非常にカッコいい。間奏のジェット機のSEの位置などが違うし、ステレオに入っている間奏の掛け声を「カモン」以外全面カットしていてタイトな感じだ。「Ob-La-Di,Ob-La-Da」のモノはイントロの手拍子が入っていないし、ポールのリード・ヴォーカルがシングルトラック。「While My Guitar Gentry Weeps」のモノは数秒長いので、エリック・クラプトンのリード・ギターを多く楽しめる。「Blackbird」のモノは間奏の鳥の鳴き声のSEの位置が違い、曲が終わってもしばらくさえずっている。「Piggies」のモノは豚の鳴き声SEがステレオに比べ少ない。「Don't Pass Me By」のモノはピッチが早く、エンディングのフィドルが別演奏で、メロディがまったく違う。「Why Don't We Do It In The Road」のモノはイントロの手拍子がない。「I Will」のモノは1番の終わりまで「口ベース」が入らないので、何か新鮮な印象がある。「Yer Blues」のモノはエンディングが10秒以上長く演奏を長く聴くことができる。歌が小さくミックスされていなかったら良かったのに。「Helter Skelter」のモノはポールのヴォーカルやバックコーラスがオンなので、「チャッチャッチャッチャー」というコーラスがはっきり聴こえ、ステレオほど喧しくない。エンディングはまったく違い、ステレオはフェイドアウトの後、またフェイドインフェイドアウトでリンゴのセリフで終わるが、モノは突然フェイドアウトドラムのロールフェイドインフェイドアウトで50秒近く短い。エンディングはまったく別物だ。「Honey Pie」のモノは、間奏にステレオには入っていないギターのフレーズが聴こえて新鮮。「Good Night」のモノは、イントロのオーケストラが大きく入ってくるので得をした感じ。
Mono Masters...I Call Your Name」のモノはイントロのギターリフのメロディが違う。カウベルもイントロから入っている。「Matchbox」のモノの間奏のギターソロはステレオに比べ後半が違い、貧弱。「I Feel Fine」のモノは4秒長いので、エンディングの「ホッホッ」という掛け声まで入っている。「I'm Down」のモノは4秒長いのでポールの「ダウンダウンダウンダウン」のアドリブ・ヴォーカルの後の「ウーアイムダウン ウー」というアドリブ部まで聴くことができる。「Day Tripper」のモノはほんの少し長いので次のリフレインの頭まで入っている。「Paperback Writer」のモノはエンディング前の「paperback writer」のコーラスに深いエコーがかかり変。エンディングも8秒長くコーラスのリフレインが1回半多い。「Hey Jude」のモノはステレオより7秒長く、リンゴのバスドラが早くなるところまで入っている。ちなみにシングル用ステレオ・ヴァージョンはさらに2秒長いが今回の『Past Masters』には入っていない。あと、アルバム『Yellow Submarine』はモノラル盤があったもののステレオをただモノにしただけで正式なモノ・ミックスが存在していなかったため、本盤では未モノ化の「Only A Northern Song」「All Together Now」「Hey Bulldog」「It's All Too Much」の4曲のモノラル・ミックスが収録された。この中で「Hey Bulldog」はステレオより2秒長く、最後のジョンとポールの「ヘーイブールドック」のハモリが1回多く楽しめる。
Past Masters...こちらはステレオ集。「From Me To You」のステレオは、イントロにハーモニカが入らない。「Thank You Girl」のステレオは、サビの「way that you do」と「good to be true」の2ヶ所の繰り返しでハーモニカが追加され、エンディングにも追加された。「The Ballad Of John And Yoko」はきちんとドラムが終わるテイクに戻された。(佐野)






Radio VANDA 第114回放送リスト(2009/10/1)

Radio VANDA は、VANDA で紹介している素敵なポップ・ミュージックを実際にオンエアーするラジオ番組です。

Radio VANDA は、Sky PerfecTV! (スカパー) STAR digio の総合放送400ch.でオンエアーしています。

日時ですが 木曜夜 22:00-23:00 1時間が本放送。
再放送は その後の日曜朝 10:00-11:00 (変更・特番で休止の可能性あり) です。

佐野が DJ をしながら、毎回他では聴けない貴重なレア音源を交えてお届けします。



特集:Frankie Valli



1.Can't Take My Eyes Off You

2.The Proud One

3.Make The Music Play

4.I Make A Fool Of Myself

5.The Girl I'll Never Know

6.He Sure Blessed You

7.My Eyes Adored You

8.You Can Bet(I Ain't Goin' Nowhere)

9.Easily

10.We're All Alone

11.With You

12.Fallen Angel

13.Swearin' To God

Hollies:『The Nash Years』(Main Street)DVD

イギリスのamazonで買ったこのDVD、ピンボケのジャケ、レーベル、そして番号が書かれていないなど、限りなくブートに近い気がするが、内容は最高である。グラハム・ナッシュが在籍した時代のホリーズの映像全35曲、初めて見るものも多く、この当時の映像集としてはブートレベルと比較しれば画質と音質も文句をつけようがない。これは絶対に「買い」である。
中古扱いだが送料込みでこの時の換算レートで1510円と安い。最初はどこかの映画に出演していた時の初期のホリーズ(1964年だろう)の「Now's The Time」、続いてイギリスのTV番組で「Baby That's All」「Here I Go Again」を歌う。ナッシュとトニー・ヒックスのセットされた髪型が時代を感じさせる。1964年のシングルのAB面だが、みな嬉しいカラー。『Top Of The Pops』の「Just One Look」は画質がイマイチだが、音はいい。続いてNMEでのライブ「Rockin' Robin」「Just One Look」で、リアル・ライブなのが嬉しい。ヒックスのギターとベースのからみがいい感じ。続いて本DVDの目玉、ドイツの番組でのリアル・スタジオ・ライブ(1965年)だ。「Look Through Any Window」「Very Last Day」「I Can't Let Go」(この曲のみジャケからクレジット漏れ)の3曲を歌うが、ハーモニーは完璧、演奏はタイトだし、ホリーズっていいバンドだったと痛感させられる。個人的にヒックスのギターが好き。ヒックスは曲中にリフを入れながら間奏も巧みにこなし、典型的な60年代のギターながらセンスがいい。コードしか弾かないナッシュは演奏的には貢献していないため、演奏面はヒックスが引っ張っているといえる。そしてベースとドラムのリズム隊がいい。逆にコーラス面を引っ張っているのが、ナッシュである。あのファルセットではない高音域のハーモニーがホリーズの生命線である。ちょっと画質のよくない「I'm Alive」をはさみ、タイトな演奏が堪能できる『Shindig』での「Too Much Monkey Business」がまた目玉だ。アラン・クラーク、ヒックス、ナッシュが順にヴォーカルを取るが、ナッシュは途中ビートルズの「I Feel Fine」の出だしをわざと歌って、みんなにブーイングされる。これはリアル・ライブならではの楽しい演出だ。その後は『Hulabaloo』の「I'm Alive」「Look Through Any Window」のリアル・ライブで、歌はもちろんながら、ベース・ランニングがとてもよく、実に締まった演奏になっていて、聴きこんでしまった。続く『Shindig』ではライアン・オニールの呼び出しでメンバーがアメリカン・フットボールのバーの下を走りながら順にくぐってくるという珍しいシーンがあった。こうしてみるとナッシュ、ヒックスの二人はルックスがいい。(二人はジョージとポールにそっくり!)クラークはどうしても峰岸徹に見えてしまうのは私だけだろうか...。口パクながら「Yes I Will」は珍しい。その後のどこかのTVショーの「Just One Look」はリアル・ライブ。ここからはプロモ・フィルムが多く、主に野外で「Jennifer Eccles」(2ヴァージョン)「Carrie Anne」「Stop Stop Stop」「I Can't Let Go」「Mickey's Monkey」(注目!)「Very Last Day」「Dear Eloise」「Wings」を歌う。髭を生やしたナッシュはカッコ良さが増すね。やはりジョージと同じだ。以前、このコーナーで紹介したドイツの番組『Beat Beat Beat』での「On A Carousel」「Bus Stop」「Stop Stop Stop」という内容的に最高のリアル・ライブが登場するが、これは完全版(ラストの「Insutrumental」のみ未収録)をそのDVD『Beat Beat Beat』で買うこと。内容はこのHPのhttp://www.webvanda.com/2008/11/post_04171821.htmlまで。『The Smothers Brothers Show』はカラーで「Carrie Anne」「Dear Eloise」を披露するが、口パク。クラークのチャンチャンコのような衣装が気になる...。珍しい『The Hollywood Palace』でのカラーの「Jennifer Eccles」。メンバーの衣装が女物っぽくなっている所が1968年というこの時代らしい。司会のタバコを手に持った中年のオヤジが、どうにも音楽番組にはそぐわない。後は例のつまらないカメラワークの『Beat Club』の「Listen To Me」「Do The Best You Can」と「Sorry Suzanne」。「Sorry Suzanne」は我らがトニー・マコウレイの作品だが、おや?ナッシュがいない。テリー・シルベスターじゃないかな。(ソロのテリー・シルベスターは大好き!どこかでソロの映像を見たい!)最後はナッシュ脱退のきっかけとも言われる「Blowin' In The Wind」の変なカバー。これじゃあ嫌になってしまうのが分かる。なおNTSCでオール・リージョン、日本で見られます。(佐野)
The Hollies - The Nash Years [DVD]