2017年7月30日日曜日

☆Favorite Musician 全音源コレクティング邦楽編第3回:ザ・スパイダース

日本語ロックのパイオニアははっぴいえんどではない。前にも書いたが、スパイダースなのだ。はっぴえんどの1stは1970年にリリースされたが、スパイダースがフィリップスと契約して1966年に最初にリリースしたデビュー・アルバム『ザ・スパイダース・アルバムNo.1』は、全12曲中10曲がかまやつひろしを中心にしたメンバーのオリジナルで、残る2曲も関連のある曲だ。エレキインストでも不良の音楽とロックが差別されていた日本で、スパイダースはボーカル、ギター、ベース、キーボード、ドラムでメンバー構成された本格的なビートルズ・スタイルのヴォーカル・ロック・バンドで、一番早く日本語のオリジナルでロック・アルバムを作り上げた。次回紹介するもう一人の日本のロックのパイオニアの加山雄三のデビュー・アルバムは同年1966年1月の『加山雄三のすべて~ザ・ランチャーズとともに』で、全曲加山のオリジナル。加山は年齢がスパイダースより少し上なので、エルヴィス・プレスリーがヒーローであり、アルバムもソロでスタジオメンバーで録音していくが、スパイダースのヒーローはビートルズであり、メンバー全員で録音していくバンドサウンドであるところが基本的に違う。そういう意味でやはり日本語ロックのパイオニアはスパイダースと言っていいだろう。スパイダースは、歌謡曲の作曲家に支えられたバンドが中心のグループ・サウンズ時代にも数々の名曲が作られた。特にサウンド的にも米英のバンドに一歩もひけをとらない最高のナンバーが、かまやつ作の「あの時君は若かった」で、今聴いても少しも錆びついていない。本格的デビューのフィリップス第一弾はフォノシート時代の「ノー・ノー・ボーイ」を持ってくるが、メロディ展開とコードセンスの良さに誰でも驚くはず。日本人が得意ではないロックのリフを最も早く持ち込んだ「バン!バン!バン!」、ロック・ビート、特にオルガンに心躍る「恋のドクター」、3コードがカッコいい「ヘイ・ボーイ」が最高だし、井上順の素朴なヴォーカルを生かしたほのぼのとさせられる「いつまでもどこまでも」「なんとなくなんとなく」は今でも使われる名曲、堺正章の声量を生かしたソリッドな「真珠の涙」、そして米英のバンドのコーラス・ワークを見事に取り入れた「サマー・ガール」(ビーチ・ボーイズ+ビートルズ)、「黒ゆりの詩」(アソシエイション)など常にかまやつひろしは音楽に貪欲だった。ただオリジナル曲では大ヒットが生まれず、1966年9月にプロ作曲家・浜口蔵之助の「夕日が泣いている」をシングルにすることになり、哀調溢れるこの曲は爆発的な大ヒットとなり、テレビ出演も増え人気バンドとして誰もが知るバンドになる。ただイントロの歪んだギターにスパイダースの意地が感じられた。その後はグループ・サウンズ全盛期となり、優れたプロ歌謡曲歌手が全面的バックアップしたバンドが主流で、後輩のザ・タイガース、テンプターズに追われ、同期のブルーコメッツはオリジナルの「ブルーシャトウ」が150万枚というメガヒット、1968年にはシングルの「あの時君は若かった」に続き、スパイダースの全曲オリジナルの最高傑作アルバム『明治百年、すぱいだーす七年』をリリースし音楽的頂点を迎えるが、1969年以降は大きなヒットがなく、1970年にグループを解散している。ヴォーカリストでコメディアンでもある堺正章と井上順という2人の稀代のエンターティナー、グループの主力コンポーザーとして、また解散後も吉田拓郎の「我が良き友よ」を歌って(オリジナルでない曲で大ヒットしたのでデメリットもあったが)大ヒットを生んだかまやつひろし、そして沢田研二の主力コンポーザーとして活躍した大野克夫、井上堯之バンドで沢田研二のバックを受け持ち「太陽にほえろ」の大ヒットも生んだ井上堯之など、スパイダースは才能あふれる人の集合体だったので、解散後もさらなる活躍を見せてくれた。そんなスパイダースだが、最後のシングルはジャン&ディーンの「パサデナのおばあちゃん」をパロッたメチャクチャ楽しい「エレクトリックおばあちゃん」で終わらせるのが無茶苦茶カッコ良く、最高のエンディングだった。

 オリジナル曲の作曲はK…かまやつひろし O…大野克夫 IT…井上堯之 IJ…井上順 その他洋楽カバーでない曲は作曲家を記載。


 ★THE SPIDERS
 (※未CD化音源のみ、今後のCD化を希望してレコード番号も記載。) 

☆フォノシート音源 1965
 『モンキー・ア・ゴー・ゴー』(ビクター/SB401)※未CD化
 (ヘルプ(Version1)/サティスファクション/ミスター・タンブリンマン/悲しき願い(Version1)/越天楽ゴー・ゴー(Inst)(Version1)(Traditional)/セット・ミー・フリー/バンブル・ビー/トワイライト・ゾーン(Inst)(Version1))

 1965 『ビート・ヒット・ベスト14曲』(勁文社/SKP4925)※未CD化
 (イエスタデー(Version1)/ヘルプ(Version2)/ディジー・ミス・リジー/恋のアドバイス(Version1)/ロックン・ロール・ミュージック/プリーズ・プリーズ・ミー/抱きしめたい/クルーエル・シー(Inst)/ワイプ・アウト(Inst)(Version3)/若さをつかもう/フリフリ(Version1)(K)/ノー・ノー・ボーイ(Version1)(K)/朝日のない街(Version1)/悲しき願い(Version2))

1964~5 『KODAMA55号』(コダマプレス/K55)※未CD化

 (線路のサーフ(Inst)/峠のサーフ(Inst))


 ☆オリジナル・アルバム

1966/4 『ザ・スパイダース・アルバムNo.1』1998 Reissue(テイチク)※『ザ・スパイダース・アルバムNo.2』と2イン1

( フリフリ’66(K)/ノー・ノー・ボーイ(Version2)(K)/リトル・ロビー(O)/ビター・フォー・マイ・テイスト(K)/ロビー・ロビー(K)/ミスター・モンキー(脇野光司)/ヘイ・ボーイ(K)/ワンス・アゲイン(K)/落ちる涙(K)/ラッキー・レイン(O)/しずかに/ゴー・ゴー(K))

 1966/6 『ザ・スパイダース・アルバムNo.2』1998 Reissue(テイチク)
※『ザ・スパイダース・アルバムNo.1』と2イン1

(ミッシェル/恋を抱きしめよう/イエスタデイ(Version2。日本語混じり)/恋のアドバイス(Version2)/悲しみをぶっとばせ/ツイスト・アンド・シャウト/悲しき願い(Version3)/アラウンド・アンド・アラウンド/朝日のない街(Version2。日本語)/500マイル/シンキング・オブ・ユー・ベイビー/ジョニー・B・グッド)

 1967/2 『スパイダース'67ザ・スパイダース・アルバムNo.3+6』1998
Reissue(テイチク)※『ゴー!スパイダース、フライ!サベージ』のスパイダース分6曲と2イン1

 (なんとなくなんとなく(K)/僕はあなたに首ったけ/リーチ・アウト・アイル・ビー・ゼア/悲惨な戦争/ 孤独の叫び/ブーン・ブーン/ダンス天国/僕は危機一髪/サマー・ガール(K)/チビのジュリー(浜口蔵之助/なればいい(K)/夕陽が泣いている(浜口蔵之助) 

1967/3 『ゴー!スパイダース、フライ!サベージ』1998 Reissue(テイチク)
※『スパイダース'67ザ・スパイダース・アルバムNo.3+6』の中でスパイダース分6曲が収録された。 

(太陽の翼(利根常昭)/夢のDC8(K)/夜霧のロンドン(K)/空の広場/夢をいだいて(O)/S.P.I(O)) 1967/9 『風が泣いているザ・スパイダース・アルバムNo.4+8』1998 Reissue(テイチク)※『ザ・スパイダースの大進撃』の17㎝EP2枚組8曲をプラスした。 (風が泣いている(浜口蔵之助)/あの虹をつかもう(村井邦彦)/恋のドクター(K)/イヴ(K)/僕のハートはダン!ダン!(K)/君にあげよう(浜口蔵之助)/ ハンキー・パンキー/ロンリー・マン(K)/バラ・バラ/愛しておくれ/バン!バン!バン!(K)/サッド・サンセット(夕陽が泣いている) (浜口蔵之助))

1967/12 「ザ・スパイダースの大進撃(17㎝EP 2枚組、サウンドトラック)1998 Reissue(テイチク)
※CDは『風が泣いているザ・スパイダース・アルバムNo.4』に収録された。

 (夜明けの太陽(K)/暗闇にバラを捨てよう(K)/ヒア・カム・スパイダース(K)/もう一度もう一度(K)/紫色の船(O)/なんとなくなんとなく(鹿児島弁)(K)/メラメラ(K)/夜明けの太陽(K))

1968/3 『ザ・スパイダース・アルバムNo.5』1998 Reissue(テイチク)
※『明治百年、すぱいだーす七年』と2イン1

(あの時君は若かった(K)/花のサンフランシスコ/青い影/あなただけを/もう一度 もう一度(K)/ハイヒール・スニーカーズ/サニー/星空のマサチューセッツ/タイム・イズ・オン・マイ・サイド/デイ・トリッパー/イン・ザ・ミッドナイト・アワー/いつまでもどこまでも(K))

1968/10 『明治百年、すぱいだーす七年』1998 Reissue(テイチク)
※『ザ・スパイダース・アルバムNo.5』と2イン1

(あなたといる時,そんな時(IT)/神の掟(O)/オツム・コン!コン!(O)/二人のダンス(IJ)/ 白い波の少女(O)/ ロンリー・マン(O)/ミスター・タックス(K)/黒ゆりの詩(K)/赤いドレスの女の子(K)/エンド・オブ・ラブ(K)/ 真珠の涙(K)/ロックンロール・ボーイ(K)/ブルース・フォー・ウェス(O))

 1969/5 『スパイダース'69+5』1998 Reissue(テイチク)
※シングル曲5曲をプラスした。

 ( 涙の日曜日(鈴木邦彦)/マンチェスターとリバプール/オー・プリティー・ウーマン/二人の青い鳥/君想ひし今宵/ソー・ロング・サチオ(K)/風はいい奴(K)/エニータイム・アット・オール/タッチ・ミー/ムッシュー&タロー(K)/花とギターと女の子(IJ)/ガラスの聖女(Album Version)(松崎由治)/スタジオAM9:00(スパイダース))
☆CDボーナス・トラック:赤いリンゴ(鈴木邦彦)/夜明けのふたり(K)/コケコッコー(K)/二人は今(K)/友を呼ぶ歌(K)。 

1970/5 『ロックン・ロール・ルネッサンス+6』1998 Reissue(テイチク)
※シングル曲2曲にスパイダース時代の堺正明と井上順のソロ・シングル2曲ずつ収録。

 (ロック・アラウンド・ザ・クロック/ビー・バップ・ア・ルーラ~ジェニ・ジェニ/ 監獄ロック/ ロンリー・ブルー・ボーイ/ブルー・スエード・シューズ/クレイジー・ラブ/のっぽのサリー/ハウンド・ドッグ~ルシール/キャロル~ロール・オーヴァー・ベートーベン/ワイルドで行こう/プラウド・メアリー/ヴィーナス)
☆CDボーナス・トラック:明日を祈る(中村八大)/なんでこんなに(中村八大)/…堺正章とザ・スパイダース:人生はそんなくり返し(K)/本気で君だけを(K)/…井上順とザ・スパイダース名義:いつわりの恋(松崎由治)/エレクトリックおばあちゃん(K)…ザ・スパイダース


 ☆必要なコンピレーション 

1964/11 『’64年ヒット・パレード』(日本コロムビア/PS1102)
※未CD化

 (太陽のかなたに(Inst)/プリーズ・プリーズ・ミー(Inst)/ラスベガス万歳(Inst)/抱きしめたい(Inst))

 1965/10 『熱狂のエレキ・ギター第2集』(ビクター/SRA5007)
※未CD化 (ワイプ・アウト(Inst)

(Version1)/キャラバン(Inst)/ブルドッグ・ツイスト(Inst)/ダイナマイト(Inst)(Version1)/サーフ・ライダー(Inst)/越天楽ゴー・ゴー(Inst)(Version2)(Traditional))
※シングルになった「越天楽ゴー・ゴー(Inst)(Version2)」のみCD化された。また「越天楽ゴー・ゴー(Inst)(Version2)」と「ブルドッグ・ツイスト(Inst)」を除いた4曲でコンパクト盤『ベスト・オブ・エレキ・ギター第2集』もビクターからリリースされている。

1965/11 『あなたの選んだ65年ベストヒット』(ビクター/SHP5488)※未CD化

 (涙の乗車券(Inst)/キャラバン(Inst)/ダイナマイト(Inst)(Version1))…「涙の乗車券(Inst)」はこのLPのみ。

2006 『栄光のザ・スパイダース-蘇る不滅のグループサウンズ』(Pictus)
※CDのリリース年順は異なるが、上記の同じ1965年の音源なのでここに掲載した。
スパイダースがクラウン時代にリリースした65年のコンパクト盤『リバプール・サウンズ』(太陽を探せ(Inst)/アイドルを探せ(Inst)/ダイヤモンド・ヘッド(Inst)/恋する2人(Inst))、65年の『ダイナマイト』(ダイナマイト(Version2)(Inst)/ワイプ・アウト(Version2)(Inst)/悲しき願い(Inst)/ラブ・ポーションNo.9(Inst))、66年の『青春ア・ゴー・ゴー』(フリフリ(Version2)(K)/モンキー・ダンス(脇野光司)/青春ア・ゴー・ゴー(脇野光司)/クライ・アンド・クライ(脇野光司))の3枚と、「トワイライト・ゾーン(Version2)(Inst)」「砂に消えた涙(Inst)」収録)

1999 『ザ・スパイダース・コンプリート・シングルズ』(テイチク)
※1965年から1970年にリリースされたスパイダースの全シングル42曲と、メンバーがグループ在籍時代に出した全シングル5枚10曲(堺正章4曲、井上順2曲、かまやつひろし2曲、田辺昭知2曲)を収録した完全版。
スパイダースの初期の、フィリップス契約前、クラウン時代の1965年の「フリフリ(Version2)」(K)/「モンキー・ダンス(脇野光司)」…田辺昭知とザ・スパイダース名義、同年のビクターの「越天楽ゴー・ゴー(Inst)(Version2)(Traditional)」/「トワイライト・ゾーン(Inst)(Version3)」…スパイダース名義、1966年クラウンの「青春ア・ゴー・ゴー(脇野光司)」/「クライ・アンド・クライ(脇野光司)」…田辺昭知とザ・スパイダース名義が揃って収録。
そしてフィリップスで解散する1970年にリリースしたメンバーのソロ・シングル10曲も収録。『ロックン・ロール・ルネッサンス+6』で堺正章とザ・スパイダース名義の「明日を祈る」「なんでこんなに」と井上順とザ・スパイダース名義の「人生はそんなくり返し」/「本気で君だけを」は収録済みなので、これからの6曲が初。かまやつひろし名義の「どうにかなるさ(K)/冷たい部屋のブルース(K)」、田辺昭知名義の「俺もお前も人間だもの(猪俣公章)」/「わかっているよ(猪俣公章)」、堺正章とザ・スパイダース名義の「悪魔のようなおまえ(中村泰士)/月曜日はからっぽ(中村泰士)」が入った。

1999 『The Spiders Meets The Tempters On Karaoke』(テイチク非売品)
※CD10枚の帯を集めて送るともらえた特典盤。

「夕日が泣いている」「なんとなくなんとなく」「太陽の翼」「夢のCD8」「君にあげよう」「真珠の涙」「赤いドレスの女の子」「風はいい奴」「涙の日曜日」「エレクトリックおばあちゃん」のカラオケ収録。他テンプターズ6曲。

2000 Various『GSウルトラ・レア・トラックスVol.2』(テイチク)※フォノシート『ビート・ヒット・ベスト14』音源の「悲しき願い(Version2)」「朝日のない街(Version1)」「ワイプ・アウト(Inst)(Version3)」収録。音質がいいので別テイクと思うほど。

 2000 『The New Tastement Of G.S. Sourse Go Cinemania Reel 6』(ポリスター) スパイダースを含むGS主演映画のフィルムからのサウンド・トラック。スパイダースは6曲あり、、4曲はインスト曲である。(バッキング担当1曲含む)。なお曲名の後の( )は、下記の出演映画のタイトル名を数字で省略したものなので参照して欲しい。

 (モンキー・ダンス(Inst.)(2)/セイ・ママwithジュディ・オング、ヤングアンドフレッシュ(4)/メラメラ(Inst.)(10)/暗闇でバラを捨てよう(Inst.)(8)/ヒア・カム・スパイダース(Inst)(8)/メラメラ(8))

 2001 Various『Mera…Mera Mera Group Sound Cinema Trax』(ブライエイド)※スパイダースを含むGS主演映画のフィルムからのサウンド・トラック。スパイダースは18曲あり、5曲は後者にも収録されたが、13曲はこれでしか聴けないまったく別アレンジの曲、初登場インスト曲である。(バッキング担当1曲含む)

 (インストゥルメンタル…withヤング・フレッシュ(6)/フリフリ(2)/メラメラ(10)/なればいい(10)/サイケデリック・インストゥルメンタル(9)/バン・バン・バン(5)/ヘイ・ボーイ(4)/フリフリ(Inst)~フリフリ(Short Version)(2)/ノー・ノー・ボーイ(4)/涙のイエイエ(K)(6)/サマー・ガール(10)/なんとなくなんとなく(6)/アヒルの行進(中村八大)(5)/青春ア・ゴー・ゴー(4)/太陽の翼(6)/夕陽が泣いている(6)/かなりや(成田為三)(3)…前半の歌は山内賢とヤングフレッシュ、後半のインストのロックがスパイダース。)

 2005 『ザ・スパイダース・ムーヴィー・トラックス』(ウルトラ・ヴァイヴ)※スパイダース主演映画4本や、出演映画から21曲収録した。内11曲はこのCDでしか聴けないまったく別アレンジの曲である。

 (フリフリ(3)/メラメラ(8)/バン・バン・バン(9)/あの時君は若かった(9)/ヒア・カム・スパイダース(8)/暗闇にバラを捨てよう(8)/夜明けの太陽(8)/ヘイ・ボーイ(10)/真珠の涙(10)/なればいい(7)/ノー・ノー・ボーイ(4)/フリフリ(7)/青春ア・ゴーゴー(4)/涙のイエイエ(K)(3)/サマー・ガール(7)/なんとなくなんとなく(7)/あの虹をつかもう(7)/アヒルの行進(中村八大)(3)/太陽の翼(7)/夕陽が泣いている(Slow Version)(9)/夕陽が泣いている(3))

 2005 『ザ・スパイダース・ベスト・トラックス』(テイチク)※「あの時君は若かった」のカラオケ収録


 ★出演映画

• 仲間たち(1964年、日活)…1

• 高原のお嬢さん(1965年、日活)…2

• 涙くんさよなら(1966年、日活)…3 

• 青春ア・ゴー・ゴー(1966年、日活)…4

• 君は恋人(1967年、日活)…5

• 夕陽が泣いている(1967年、日活)…6

• ザ・スパイダースのゴー・ゴー・向こう見ず作戦(1967年、日活)…7

• ザ・スパイダースの大進撃(1968年、日活)…8

• ザ・スパイダースの大騒動(1968年、日活)…9 

• ザ・スパイダースのバリ島珍道中(1968年、日活)…10

• 思い出の指輪(1968年、松竹)…11

• にっぽん親不孝時代(1968年、東京映画・東宝)…12


 参考:

★シングル

1965/5「フリフリ(Version2)(K)/モンキー・ダンス(脇野光司)」(クラウン、田辺昭知とザ・スパイダース名義) 1965/11「越天楽ゴー・ゴー(Inst)(Version2)(Traditional)/トワイライト・ゾーン(Inst)」(ビクター)

1966/2「ノー・ノー・ボーイ(Version2)(K)/リトル・ロビー(O)」(フィリップス)

1966/3「青春ア・ゴー・ゴー(脇野光司)」/クライ・アンド・クライ(脇野光司)」(クラウン、田辺昭知とザ・スパイダース名義) 

1966/4「ヘイ・ボーイ(K)/ミシェル」(フィリップス) 

1966/7「サマー・ガール(K)/なればいい(K)」(フィリップス)
1966/9「夕陽が泣いている(浜口庫之助)/チビのジュリー(浜口庫之助)」(フィリップス)

1966/12「なんとなくなんとなく(K)/ブーン・ブーン」フィリップス)

1967/3「太陽の翼(利根常昭)/空の広場(松宮庄一郎)」(フィリップス)

1967/4「バラ・バラ/ダンス天国」(フィリップス)

1967/7「風が泣いている(浜口庫之助)/君にあげよう(浜口庫之助)」(フィリップス)

1967/8「あの虹をつかもう(村井邦彦)/恋のドクター(K)(フィリップス)

1967/10「いつまでもどこまでも(K)/バン・バン・バン(K)」(フィリップス、オリコン4位)…オリコンチャートは1968年1月4日よりスタート。よってこの4位は発売時ではない。

1968/3「あの時君は若かった(K)/もう一度もう一度(K)」(フィリップス、オリコン6位)

1968/6「真珠の涙(K)/赤いドレスの女の子(K)」」(フィリップス、オリコン19位)

1968/9「黒ゆりの詩(K)/ロックンロール・ボーイ(K)」(フィリップス、オリコン37位)

1968/11「ガラスの聖女(Single Version…エンディングが違う)(松崎由治)/風はいい奴(K)」(フィリップス、オリコン50位) 

1969/4「涙の日曜日(鈴木邦彦)/赤いリンゴ(鈴木邦彦)」(フィリップス、オリコン44位)

1969/8「夜明けの二人(K)/コケコッコー(K)」(フィリップス、オリコン84位)

1970/1「ふたりは今(K)/友を呼ぶ歌(K)」(フィリップス、堺正章とザ・スパイダース名義、オリコン48位)

1970/9「エレクトリックおばあちゃん(K)/いつわりの恋(松崎由治)」(フィリップス、オリコン67位)

 ★ソロ・シングル(スパイダース在籍中)

1970/4「明日を祈る(中村八大)/なんでこんなに(中村八大)」(フィリップス、堺正章とザ・スパイダース名義、オリコン80位) 

1970/4「人生はそんなくり返し(K)/本気で君だけを(K)」(フィリップス、井上順とザ・スパイダース名義)

1970/4「どうにかなるさ(K)/冷たい部屋のブルース(K)」(フィリップス、かまやつひろし名義、オリコン50位)

1970/5「俺もお前も人間だもの(猪俣公章)/わかっているよ(猪俣公章)」発売(フィリップス、田辺昭知名義)

1970/12「悪魔のようなおまえ(中村泰士)/月曜日はからっぽ(中村泰士)」'(フィリップス、堺正章とザ・スパイダース名義)

 ★コンパクト盤

1966/2『青春ア・ゴー・ゴー』

 (フリフリ'66(K)/ビター・フォー・マイ・テイスト/ノー・ノー・ボーイ(K)(Version2)/リトル・ロビー(O))

1966/5『ヘイ・ボーイ(K)』

(ヘイ・ボーイ(K)/ワンス・アゲイン(K)/落ちる涙(K)/ロビー・ロビー(K))

 1966/5『スパイダース・ア・ゴー・ゴー』

 (悲しき願い/朝日のない街(Version2)/ツイスト・アンド・シャウト/ゴー・ゴー(K))

 1966/6『サマー・ガール』

 (サマー・ガール(K)/悲しみをぶっとばせ/500マイル/シンキング・オブ・ユー・ベイビー)

1967/4『ダンス天国』

 (ダンス天国/リーチ・アウト・アイル・ビー・ゼア/僕は危機一髪/悲惨な戦争)

1967/12『ザ・スパイダースの大進撃(2枚組、サウンドトラック)』(フィリップス)

(夜明けの太陽(K)/暗闇にバラを捨てよう(K)/ヒア・カム・スパイダース(K)/もう一度もう一度(K)/紫色の船(O)/なんとなくなんとなく(鹿児島弁)(K)/メラメラ(K)/夜明けの太陽(K))

 (作成:佐野邦彦)

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