2020年1月9日木曜日

FMおおつ 音楽の館/Music Note 2019年12月号「ジャニーズ特集 平成編」


  9回目の12月号は前回に引き続き「ジャニーズ特集」。今回は日本を代表する国民的アイドル達を次々に送り出し、その存在感をさらに強固にした「平成編」。
なお今回の特集では、季節に合わせ「X’mas Song」も挟み進行。

  トップはWham!の<Last Christmas>。Wham!は2016年12月に亡くなった天才シンガーGeorge Michealのグループ。この曲は1984年で全英2位を記録、日本でも50万枚以上セールスの大ヒット、近年ではこの曲をExileが日本語でカヴァーしている。
  この「平成年間」に結成されたアイドルの中では国民的年末行事NHKの紅白歌合戦でトリを務めるSMAPや嵐のように、時代を象徴する存在となったグループもいる。
  そんな「嵐」は、11月9日に行われた「令和」の「天皇陛下のご即位を祝う国民祭典」で、奉祝曲<Ray Of Water>を歌唱する栄誉を務めるほど。また11月13日にはメンバーの「ニノ」こと二宮和也さんの結婚報道が、NHK7時のニュースで報道され、日本だけでなく世界的な「ニノロス」となった。そんな彼らは来年2020年で「活動休止」を宣言。1曲目は1999年のデビュー曲<A・R・A・S・H・I>!

 まずは平成初めてデビューさせたグループ「忍者」のデビュー曲<お祭り忍者>。この曲は1989年に逝去された“昭和の歌姫”「お嬢」こと美空ひばりさんの<お祭りマンボ>のリメイク作で3位を記録。その忍者はデビュー4ヶ月でNHK紅白歌合戦に出場。
 彼らは1985年デビューの中村繁之さんのバック・ダンサーとして結成、結成当初のメンバーには欽ちゃんプロデュースの「CHA-CHA」で活躍する中村亘利さんや、「光GENJI」に移籍する内海光司さんも在籍。

 続いては国民的グループSMAP。結成は1988年、当初は「光GENJI」のバック「スケートボーイズ」のメンバー。彼らは1991年1月1日に日本武道館でお披露目、9月8日に所沢「西部ゆうえんち」にて94年にデビューするTOKIOをバックに従えデビュー・イベント、翌日に<Can’t Stop LOVING->でデビュー。
 この曲リリース時の1位には驚異のヒットCHAGE&ASKA<Say Yes>(282万枚)が君臨し2位止まり。彼らも忍者同様にデビューした1991年のNHK紅白歌合戦に出場。そして彼らは15年後(2003年)に最高の栄誉「大トリ」を務める。
 SMAPデビューの1991年には彼らの最大ヒット<世界に一つだけの花>を書く槇原敬之さんが<どんなときも。>でブレイク。


 そんなSMAPのブレイクのきっかけは、キムタクこと木村拓哉さんが出演した「あすなろ白書」(1993年10~12月)の「取手治」役で、「園田なるみ」役の石田ひかりさんを背後から抱きしめる「あすなろ抱き」の演技。同時期にリリースの林田健司さんのカヴァー10作目<$10>が、30万枚というクリーン・ヒット。この曲は森且行さんのお気に入りで、これ以降林田作品と共に人気に火がつく。そのキムタク人気の象徴はTOYOTAが1994年に発売した「RAV4」のCM起用で、本来RVに興味のない若い女性層にも浸透。
   私がSMAPをまともに聴いたのは、オートレーサーを目指し脱退する森君をメンバーが送る1996年5月27日の『SMAP×SMAP』から。この日は進行役の中居君が号泣、それをたキムタクが引き継ぎ、全員で森君に声を掛けた有名なシーン。

 この別れは両者とも「WIN×WIN」に。SMAPはこの森君の脱退直後の22作<青いイナズマ>で大ブレイク、カラオケではキムタクの「ゲッチュ!」の争奪戦。また赤鉛筆で「指を赤らめたおじさん」のたまり場オートレース場には、森君目当ての「頬を赤らめた女の子」が大挙押し寄せた。

 続く23作<SHAKE>はミリオンセラーを記録、これ以降は小森田実作品とともに不動の地位を築く。個人的にもっともSMAPらしいと言える曲といえば、小森田作品で作詞を宮藤官九郎さんが担当した37作<BANG!BANG!バカンス>。なにせ、「あたりまえだよ前田さん、前田さんなんてうちにはいぃなぃ~」ですからね。また個人的に「スーツで海に飛び込んで」に近い体験をしていたので。
 そして私にとって「SMAPで一番のお勧めナンバーは」2002年4月から中学2 - 3年生の音楽の教科書に掲載された1998年の27作<夜空ノムコウ>。

 BGMはSMAPの50作<Joy!!>。この曲は2013年に「祝50作」として大はしゃぎしていた。その1年前にNHK朝ドラ「梅ちゃん先生」主題歌<さかさまの空>を担当、堂々たる国民的人気のSMAP。その4年後に終焉が待っているとは。
 続いては男闘呼組以来のバンド・デビューのTOKIO。1994年に9月21日に城島茂さんをリーダーに<LOVE YOU ONLY>でデビュー、その年の「第45回NHK紅白歌合戦」に史上最速記録で初出場、2017年まで24回連続出場でジャニーズ事務所々属で歴代最多。
 そんなTOKIOと言えば、ヴォーカルの長瀬智也さんとカリスマ歌姫浜崎あゆみさんとのロマンス。彼女は2001~2003年にかけて「レコード大賞3連覇」という偉業を達成するも、2003年はSMAPが「世界で~」のノミネートを辞退ゆえ、受賞曲<No way to say>とは売り上げが1桁違い。

 TOKIOは2003年10月にリリースしたJR東海とのタイアップ曲28作<AMBITIOUS JAPAN!>。この曲は巨匠筒美京平さん作、彼はこの曲の1位で、「1960年代から2000年代」の5年世代に渡る1位獲得という偉業を達成。そして2006年8月リリース35作<宙船(そらふね)>。この曲は元々作者中島みゆきさんの34作『ララバイSINGER』(2006年)の準備曲で、TOKIOにとって62週チャート・インという最長を記録。

 TOKIOに続くデビューはV6。このグループは坂本・長野・井ノ原で構成される年長組20th Century(通称トニセン)と、森田・三宅・岡田で構成される年少組Coming Century(通称カミセン)から構成の6人組。デビューは1995年11月1日『バレーボール・ワールドカップ』のイメージソング<MUSIC FOR THE PEOPLE>。
 私はメンバーの長野博さんが出演の『ウルトラマンティガ』のテーマソング<TAKE ME HIGHER>から注目。当時、長男が夢中になり放送中の1996年9月から翌年8月までは、ソフビや戦闘グッズを山ほど買わされ、ヒーローショーを見に「甲子園」まで遠征。また角松敏生さんが「長万部太郎」名義で書き上げた1998年の長野オリンピック閉会式の公式テーマソング<WAになっておどろう>も、V6には欠かせない。

 とはいえ当時の「NHK紅白歌合戦」には「同一事務所からの選出は2組」という取り決めで、V6は出場を阻まれる。ただ1999年にはゲスト登場し、初出場は2014年の第65回。これはメンバーの「イノッチ」こと井ノ原快彦さんが、NHK総合「あさイチ」で全国区に、また岡田准一さんがNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』主演という効果によるもの。

 BGMはV6の次にデビューしたKinki Kidsの<シンデレラ・クリスマス>(1998年12月9日第5作)。そのKinki Kidsは堂本光一さんと堂本剛さんの二人で結成されたジャニーズ初の関西出身のデュオ・グループ。
 二人は「1992年12月31日第43回NHK紅白歌合戦」のSMAPのバック・ダンサーを務め、翌年「Kinki Kids」と命名。そして1994年12月31日に日本武道館お披露目。そんな二人は吉田拓郎さんの初レギュラー「LOVE LOVE あいしてる」(CX:1996.10.5.~2001.3.31.)で注目される。1996年12月31日「第47回NHK紅白歌合戦」でマッチの<ミッドナイト・シャッフル>の冒頭のサビを応援ゲストで歌唱。

 彼らは1997年7月21日に<硝子の少年>でデビュー、累計178万枚という堂々のミリオンセラー。これはアイドル歌手のデビュー曲として、小柳ルミ子さんの<わたしの城下町>(1971年134万枚)の記録を26年ぶりに更新。
 この曲は剛君のヴォーカリストとしての資質を高く評価する山下達郎さんの書下ろし。達郎さんは今年のツアーでも「ジャニーさんに捧げます!」と披露している。

 その後2002年1月1日に<Hey!みんな元気かい?>で「デビュー以来13曲連続1位」でギネス記録に認定、昨年12月19日にリリースした<会いたい、会いたい、会えない。>まで全40作が全て1位を記録し、ギネス記録を更新中。
 また出荷では11作目の<ボクの背中には羽根がある>まで連続100万枚越え、また<硝子の少年><愛されるより愛したい><全部抱きしめて><フラワー>の4作はミリオンセラー。そんな彼らも「NHK紅白歌合戦」にはV6同様「1事務所出場枠2」で、1999年ゲスト登場するも、正式出場はデビュー19年目の「2016年12月31日第67回NHK紅白歌合戦」のみ。

 BGMは嵐のクリスマス・ソング<WISH>。この曲は2005年10月に松本潤さんの主演で大ブームとなった「花男」、「花より男子」テーマソング。詞が元The東南西北の久保田洋司さん、曲は嵐に一番お似合いと思う楽曲<とまどいながら>のオオヤギヒロオさん。
 私はこの「花男」で「F4」にキャスティングされた小栗旬さん、松田翔太さん、阿部力んが「嵐」のメンバーだと思っていた。これ以降幅広い世代の人気を獲得した嵐は1月の『花より男子2(リターンズ)』の主題歌<Love so sweet>で大ブレイク、翌2008年には五大ドーム・ツアーと国立競技場でのコンサートを開催。

 2009年には、<Believe><明日の記憶><マイガール>が、光GENJI(1.パラダイス銀河、2.ガラスの十代、3.Diamondハリケーン)以来の年間ベスト3を独占。さらに<Everything>は5位とリリース全シングルがトップ5入り。この人気ぶりにNHKも、「1事務所出場枠2」を撤廃し、「2009年第60回NHK紅白歌合戦」に正式出場、以後昨年まで10回出場。そして、2010年からは司会も務め、2014年には初のトリを任され、2016・2018・2019年には大トリを務める。ニノの結婚を祝し、2010年彼が主演のテレビドラマ『フリーター、家を買う。』の主題歌<果てない空>。

 BGMは山下達郎さんの<クリスマス・イブ>。この曲は1983年に発表、1988年にJR東海のCM起用以来、発売以来昨年まで150週ランクイン。

 次はジャニーさんの後継者タッキーこと滝沢秀明さんと今井翼さんのデュオ・グループ、タッキー&翼。彼らは2002年5月にはCDデビュー前、海外公演を行う。デビュー曲は2003年2月26日の<To be,To be,Ten made To be>で、2曲目の<夢物語>で1位を獲得。
 2014年に翼が「メニエール病」を発症、回復の見込みが立たず2018年9月10日には解散。そんなタッキーは1998年1月に鈴木保奈美さんと共演の『ニュースの女』で注目され、1999年4月8日の松嶋菜々子さんと共演した『魔女の条件』で大ブレイク。彼の最後の主演作品2019年1月WOWOWドラマ『孤高のメス』まで、俳優の資質が光っていた。

 もう一組NEWS、このグループには、現在ONE OK ROCKのヴォーカリストTakaとしてワールドワイドな活動を展開している森内貴寛さんが、3ヶ月ほどの在籍。彼は森進一さんと森昌子さんのご子息。

 NEWSは2003年10月に「バレーボール・ワールドカップ」のイメージキャラクターとして、山Pこと山下智久さんを中心に9人でスタート。ただTakaをはじめ、2006年にもメンバー二人が脱退、2011年11月にはNEWSの顔山Pと、関ジャニ∞兼任の錦戸亮さんも脱退。この出来事は2007年の広島カープから絶対的エース黒田博樹投手がメジャーリーグのLAドジャースへ、そして不動の四番バッター新井貴浩内野手がFAで阪神タイガースへ移籍という、飛車角抜きという状況を連想した。

 残された小山・加藤・増田・手越は存続も危ぶまれるも、小山をリーダーに活動継続を宣言。そんな彼らが注目されたのは、「霊長類最強女子」と呼ばれた女子レスリング55Kg級オリンピック代表吉田沙保里さんの一言。2012年のロンドン・オリンピック8月10日に3大会連続金メダル獲得したインタビューで、「NEWSのコンサートに行きたい!」。
 それは4人体制での初シングル<チャンパカパーナ>の発売直後、8月14日から『NEWS LIVE TOUR 2012~美しい恋にするよ~』のスタート直前でNEWSは完全復活、2018年には15周年記念公演が「味の素スタジアム」と「京セラドーム大阪」で開催。

 BGMは関ジャニ∞が2009年に3日連続でリリースしたクリスマス・ソング「GIFT<白・赤・緑>」の<赤>に収録された<I wish>。その関ジャニ∞はメンバー全員が関西出身とKink Kids以来二組目の8人組。Tokio以来のバンドで2004年8月25日に<浪花いろは節>でデビュー。

 彼らのブレイクは、NEWS兼任の錦戸亮さんが関ジャニ∞に専念した2011年、この年には『24時間テレビ「愛は地球を救う」』のメインパーソナリティーに。そして、「クレヨンしんちゃん」の主題歌や、錦戸亮さんや大倉忠義さんが出演する番組の主題歌を担当など、露出の機会が飛躍的に増加。
 そして、翌2012年には錦戸さんが本人役で主演『パパドル』にメンバー全員が本人役で出演、さらにコンサートで披露した『関ジャニ戦隊∞レンジャー』を『エイトレンジャー』として映画化、その人気は決定的になり、『第63回NHK紅白歌合戦』にも選出。
 近年は2017年に野外ロックフェスにも参戦。ただ2018年にリード・ヴォーカルの渋谷すばるさん、翌2019年には人気者錦戸亮さんが脱退。現在は5人体制で精力的にツアー中。

 次のKAT-TUNは既成アイドル像に反し、「ギラギラとした危険な匂い」を持つ異端児的な存在。結成は2001年、ブレイクのきっかけは2005年1月放映の『ごくせん』に出演した亀梨和也さんと赤西仁さんに人気が集まり、グループの知名度がアップ。そして10月には山Pと亀梨さん主演『野ブタ。をプロデュース』の期間限定ユニット「修二と彰」の主題歌<青春アミーゴ>がミリオンセラー、デビュー前に絶大な人気を獲得。

 そしてKAT-TUNは直前の2006年3月17日に東京ドームでコンサート、3月22日にB’zの松本孝弘さん書下ろしによる<Real Face>で華々しくデビュー。この曲は初週売上75万枚超(75.4)で3週1位をキープ、デビュー・シングルの最大セールスと年間セールスで堂々の1位。以降2007年11月の第5作<Keep the faith>まで、連続30万枚越えというKink Kids以来9年ぶりの記録を樹立。 その人気ぶりは、当時彼らがCMを担当した「Suzuki/ソリオ」はKAT-TUNファンの御用達車として売れに売れまくった。

 翌2008年に東京ドーム4日連続、2009年には8日公演という日本人ミュージシャン史上初の記録も樹立。そんなKAT-TUNだが2010年に赤西さんが脱退、絶大的な人気にも陰りが漂う。また2013年にはグループのラッパー田中聖さんが事務所から解雇、以後4人で活動し2016年には10周年を迎える。ただ2016年3月の田口淳之介さんが脱退、3人体制での10周年ツアー後、約半年間の充電とソロ活動に専念、そして2018年には3人体制での活動を再開。

 BGMはKAT-TUNの第8作<White X'mas>。この曲は事実上6人体制でのラスト作『Break the Records -by you & for you-』の収録曲。

 次は全員が平成生まれで結成のHey! Say! JUMP。元男闘呼組の岡本健一さん二世岡本圭人さんがメンバーで親子二代のデビュー曲が1位獲得。彼等は2007年11月に「ワールドカップバレーボール2007」のスペシャル・サポーターを担当し、12月22日に東京ドームでデビュー・コンサートを開催。これは平均年齢15歳7か月という最年少記録を更新。
 2017年にはデビュー10周年を飾り、NHK紅白歌合戦にも初出場、現在のジャニーズ事務所で一番勢いを感じさせるグループ。彼らを代表するナンバーは2013年にハウス・バーモント・カレーのCMソング<Come On A My House>。

 次は2019年NHK紅白歌合戦に初出場するKis-My-Ft2。結成は2005年で、グループ名はメンバーのイニシャルから1文字ずつ取ったもの。タッキー&翼、嵐、KAT-TUNなどのバックをローラースケートでパフォーマンス。デビューは2011年8月10日に<Everybody Go>、その後最速の18日で東京ドーム公演、2年11か月で4大ドームツアーを開催し、5周年で観客動員数200万人突破というジャニーズ史上最速記録を達成。
 彼らはフロントを務める玉森・藤ヶ谷・北山の3人と横尾・宮田・二階堂・千賀の4人とのルックスの差で、いまいち爆発な人気を獲得できなかった。その状況を打ち破ったのはSMAPの中井君で、彼がイケていない4人を「舞祭組」という別ユニットで売り出し、不動の人気を得ることに成功。

 続いてはSexy Zone。彼らは2011年9月29日に結成を宣言し『ワールドカップバレーボール2011』のスペシャル・サポーターに就任、そして11月16日には<Sexy Zone>でデビューを飾る。その翌年には<Lady ダイヤモンド><Sexy Summerに雪が降る>と三作連続・馬飼野康二作品でNo.1を獲得、2013年にも2作で1位を獲得し、「第64回NHK紅白歌合戦」に出場し、2018年の第69回まで常連のメンバーに。

 そして彼らの次にデビューを飾ったのが、堂本光一君やタッキーのバックでアクロバット的なダンスを披露していたユニット。2015年9月30日に<Moonlight walker>でデビューしたA.B.C.-Z。そんな彼らは、ジャニーさんにとって最も思い入れのある楽曲<Never My Love>を2013.11.20.に2nd DVDと2014.3.12.にリリースしている。

 さて「平成編」のラストは、昨年2018年に鳴り物入りでデビューしたKing & Prince。彼らは2015年にKing とPrinceなる別々のユニットとして結成され個別に活動。2017年に両者が合体、2018年1月にジャニーズ事務所とユニバーサルミュージックが組んだ初レーベル「Johnnys’Universe」の第一弾として5月23日に<シンデレラガール>でデビュー。この曲は初週売り上げが約60万枚(57.7)というKAT-TUNの<Real Face>に次ぐ歴代2位。この人気ゆえにTokio以来のデビュー年に「第69回NHK紅白歌合戦」出場。

 最後はジャニーズ史上最大ヒット<世界で一つだけの花>。「ジャニーズ」は作家の部分で「昭和」は「筒美京平さん」、そして「平成」は「Mark Davis, Jimmy Johnson名義も含めた、馬飼野康二さん」がキーポイント。

 SMAPのデビュー曲<Can’t Stop LOVING->はCHAGE&ASKAの<Say Yes>に阻まれて1位を逃すも、その25年後の2016年に<世界で一つだけの花>の販売累計が289万枚を突破し「21世紀」の邦楽シングル1位に。
 その経緯は発売2週でミリオン、21週目でダブル・ミリオン、そして2016年の解散報道でセールスが伸び、12月にはトリプル・ミリオンとなり2000年以降に発売されたシングルでは、サザンオールスターズの<TSUNAMI>の293(293.6)万枚を抜いて1位となり、「ナンバーワンにならなくていい」という曲でSMAPは「真のナンバーワン」になった。

 2019年9月20日現在、歴代シングルセールスとしては、1位およげ!たいやきくん/子門真人:457.7(1975年)、2位女のみち/宮史郎とぴんからトリオ:325.6(1972年)に次ぐ313(313.2)万枚で第3位にランク。第2位をも抜き去る可能性もあるほど。
 また「歴代シングル・ロングセールス」では中島みゆきさんの<地上の星>が持つ「183週」を上回る「184週」を記録、「13年6ヵ月」ぶりに記録を更新。(3位涙そうそう:夏川りみ(2001年:157週)、4位クリスマス・イブ:山下達郎(1983年:150週)、5位すきま風:杉良太郎(1976年:147週))

~B.G: Last Christmas(Puding Mix)/ Wham!
1. A・R・A・S・H・I / 嵐
~B.G:お祭り忍者/ 忍者
2.青いイナズマ/ SMAP
3.夜空ノムコウ/ SMAP
~B.G:Joy!! / SMAP
4. AMBITIOUS JAPAN! / TOKIO
5.宙船(そらふね)/ TOKIO 
6.TAKE ME HIGHER/ V6
7. WAになっておどろう/ V6
~B.G:シンデレラ・クリスマス/ Kinki Kids
8.硝子の少年/ Kinki Kids
9.フラワー/ Kinki Kids 
~B.G: WISH / 嵐
10. Love So Sweet / 嵐
11. 果てない空/ 嵐
~B.G:クリスマス・イブ/ 山下達郎
12. Venus/ タッキー&翼
13. 希望~Yell~ / NEWS
14. チャンカパーナ/ NEWS
~B.G: I wish / 関ジャニ∞
15. 愛でした/ 関ジャニ∞  
16. 青春アミーゴ / 修二と彰
17. Real Face / KAT-TUN
~B.G: White X'mas / KAT-TUN
18. Come On A My House / Hey! Say! JUMP
19. Everybody Go / Kis-My-Ft2
20. Lady ダイヤモンド/ Sexy Zone
21. シンデレラガール/ King & Prince
~B.G: 世界で一つだけの花/ SMAP

本放送:第四土曜日12/28(土)15:30~18:00
再放送:第四日曜日12/29(日)8:00~10:30

【FMおおつ公式アプリ】https://fmplapla.com/fmotsu/
                          (鈴木英之)

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