2008年8月25日月曜日

☆コレクターズ:『Welcome To Flower Fields Live Show 1986』(ユース/YOUTH054)

コレクターズのデビューは1987年なので、デビュー直前の1986111日の新宿JAMでの初のワンマン・ライブ14曲を収めたCDと、翌年3月まで続いたこのワンマン・ライブの模様を録画したDVD13曲がカップリングされた最強のアルバムが発売された。
まずCDだが、この当時インディーズでマニアックにも10インチLPでリリースされていた『Welcome To The Flower Fields And The Mushroom Kingdom』からの9曲で構成されている。しかし曲のクオリティは飛びぬけていて高く、このライブの14曲からファースト・アルバム『僕はコレクター』に9曲、セカンド・アルバム『虹色サーカス団』に2曲、サード・アルバム『僕を苦悩させるさまざまな怪物たち』に2曲、さらにそのあとのミニ・アルバムに1曲と、その全てがオフィシャルで発売されており、曲の良さ、サウンドの完成度、全てが驚異的だった。こんな凄い新人バンドに出会えるなんて、ほんと、このライブに来ていた人達は幸せだ。DVDでは、未発表の「僕は労働者」が収められたが、パーソナルな歌詞のようで、小泉改革の負の遺産に苦しむ今の若者達の姿とダブり、だから加藤はあえてこの曲をいれたのかもしれない。チュ−インガムが飛び交う「リグレイ・チューインガム」の映像がなかったことだけがちょっと残念かな。でも最高!コレクターズは超貴重なBIKE時代の曲とライブもCD化しており、これで過去の音源・映像もパーフェクトに揃った。買うのは今だ!(佐野)
ウェルカム・トゥ・フラワーフィールズ・ライブ・ショウ(DVD付)


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