このアルバムはブルース・ジョンストンとテリー・メルチャーのプロデュースによる74年のイクイノックス・ワークスだ。ビル・ハウスはこのアルバムの後、5年後にもう1枚アルバムを出しただけでプロデューサーに転身してしまった、ミュージシャンとしては無名の人物である。ただこのアルバムは明快なメロディとカラっとしたサウンドによる良質なSSWのアルバムに仕上がっていて、なかなか心地良い。ビル・ハウスの歌い方も、一本調子ながらストレートでくせのない歌い方をしており、私の苦手なSSWにありがちな自分の世界に入り込んでいないのもいい。ベストは軽快な「The Damage Is Done」と「Jenny」。ブルース&テリーのコーラスも派手ではないがポイントで入る。(佐野)
![ギヴ・ミー・ア・ブレイク](https://lh3.googleusercontent.com/blogger_img_proxy/AEn0k_v1FIOrOHYelhFHnfwjhSW_QfsdYav2HBpRu1tlUq-v9sTtc_8W8FPjyvgr6iRBAY10_k_alJGc2GSGnDMPN09tzPOTtLEBzJxBPvHaJ6nRKvrMEOkTEak8=s0-d)
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