テディ・ランダッツォのワークスの柱であるリトル・アンソニー&ジ・インペリアルズの 2 in 1 が、久々にリリースされた。この CD はかつて BGO から出ていた 2 in 1 と組み合わせが違い、セカンド・アルバム「Goin' Out Of My Head」は共通するものの、ファーストの「I'm On The Outside」がリリースされたのはこれが初(BGO はサードの「Payin' Our Dues」との組み合わせ)。このアルバムはテディが全曲をプロデュースしたわけではなく、また、まだテディの作曲/プロダクションも完成されてはいないが、ポップ・チャートで 15 位のヒットになった“I'm On The Outside”と山下達郎のカバーで有名になった“Make It Easy On Yourself”の 2 曲のテディのオリジナルは、そのメロディのクオリティ、ゴージャスなコーラスで我々を酔わせてくれる。そして「Goin' Out Of My Head」には、“Goin' Out Of My Head”“Hurt So Bad”“Take Me Back”の大ヒット 3 曲と“Never Again”などのテディのペンによる傑作が多く含まれ、収束しそうで収束しないで転調していくテディの華麗な曲作りが存分に発揮されているので必聴だ。ボーナス・トラックにはなぜか一気に 6 枚目のアルバムからのカットなど 3 曲。こちらは残念ながらテディのオリジナルは入らなかった。(佐野)
![I'm on Outside Looking in / Goin Out of My Head](https://lh3.googleusercontent.com/blogger_img_proxy/AEn0k_uEDsmCa67WtdKQ9Qqy_aUs4zdAuUd56UfKHLP5okMwHDN09pGnm5_c66z2mOf9vztlfRhC2wGG8xC61xyH-3veZSna_U8QiFb8A_fSQmOIOV1AQnlY6f24T72JDrolU7g=s0-d)
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