2014年11月6日木曜日

☆Paul McCartney:『New(Collector's Edition)』(ユニヴァーサル/UCCP90299)2CD+1DVD


CDが売れない時代に、CDが売れるアーティストであるロックの大御所のポール・マッカートニーのリリースは、時間差でDVDが付き、ボーナストラックが増えと、何回も同じものを買わせる商法が非常に姑息で嫌だ。と言いながらファンだから、みんな買ってしまうのが悲しい性。①「通常版」②「2曲多いDeluxe Edition」③「日本のみさらにプラス1曲のDeluxe Edition」の3種はほぼ同時なので少し遅れても③を買えば済んだのだが、その後カナダのTVで放送されたOut Thereツアーの抜粋版DVDが付いた④洋物の「Collector's Edition」と、日本でのOut Thereツアーのライブ2曲などが入ったまったく別編集のDVDが付いた⑤日本のみの「Japan Tour Edition」が出て、都合3枚買ったところで、今度は初登場音源に初登場ライブ、さらにプロモの様々な映像やミュージックビデオ4+メイキング3曲などが新たに入ったDVDもついた⑥日本のみの「Collector's Edition」でとどめを刺された。結局4枚も同じものを買わされた。なんだか形はまったく違えどAKB
商法と共通項が...。金のある奴には弱みに付け込んで何枚も買わせるというやり口。まあ初登場音源は大歓迎なので、そこだけ紹介しよう。
アルバム『NEW』については、前作『Kisses On The Bottom』(これもダウンロードも含め何種類も出た...)でポールもブライアンのように老境に入ったかという心配を打ち消すロックでポップな曲が並びポール・ファンを大喜びさせたところ。では初登場音源についてのみ紹介しよう。ディスク2がそれだが、まず日本盤Deluxe Editionのみに入っていた「Struggle」が切り離されトップに。これは既発なのでスルーして、未発表の「Hell To Pay」はピアノの軽快なビートに乗ったロックナンバーで後半はかなりヘヴィになっていく。続く未発表の「Demons Dance」もピアノに導かれるロックナンバーだが、こちらはポップな味付けが施されていて、ゴスペル風のコーラスも入る。そして初登場ライブは日本でもOut Thereツアーで披露でされた『NEW』からの4曲全てが収録された。東京ドームでのライブSave Us」「NEW」「Queenie Eye」「Everybody Out There」がそれだが、どれもスタジオ録音に遜色ない素晴らしい出来で文句なし。この内、本盤に「Save Us」の日本でのライブ映像もDVDで見られるが、「Everybody Out There」の日本でのライブはJapan Tour EditionDVDだけなので、手離す訳にはいかない。DVDには曲としては前述の「Save Us」のライブと、「Queenie Eye」「Appreciate」「Early Days」の3曲はPVとメイキングが入っている。(佐野邦彦)




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