
デビュー当時からその圧倒的なライヴ・パフォーマンスで多くのファンを魅了しているsaigenjiのサード・アルバムが届いた。年一ペースのコンスタントなリリースは、彼の底知れぬ創造力を物語っているかの様で非常に頼もしい。
今回はオリジナリティ溢れる書き下ろしの10曲とカバー曲2曲(S・ワンダー作含む)で構成されており、前2作と同様に聴き応えは抜群に良いのだ。既に彼特有のソングライティング・センスは曲毎に独立した個性を確立しており、アルバムを重ねる毎に各々のタイプが成熟されている事がよく分かる。
ここでは前作のレコーディングやライヴまで彼のサウンドでは欠かせない存在となった、サックス、フルート奏者の山上一美を迎えてレコーディングの様子などを聞きながら本作の魅力を紹介してみたい。因みに山上はメンバーであるカセットコンロスの活動とは別に、ハナレグミ、アン・サリー、 Dois Mapas等多くのレコーディングで定評のある実力派セッション・プレイヤーとしても知られる。
