2017年6月9日金曜日

山下達郎さんの『サンデーソングブック』は「ワーナーソフトロックナゲッツ」特集。その中で「解説の佐野邦彦さん、お体が悪いということですがお大事に」と言っていただき感激しました。頑張ります。


『サンデーソングブック』は64日と、今度の日曜の2回が先日、発売された「ワーナーソフトロックナゲッツ特集」。山下さんは宮治淳一さん選曲の4枚の内容を絶賛しておられた。その中でDino Desi & Billyの「Kitty Doyle」をかける時に「…いい曲なんですがB面なんです。今回佐野邦彦さんが解説書いてられますが、佐野さん、お体、具合が悪いということですがお大事に。佐野さん書いているようにB面の方がいいんです」と言い添えていただき感激しました。頑張ります。

山下達郎さんと最初にお会いしたのは1993年で、VANDA3号でインタビューをしたいと宮治淳一さんを通じてお願いし、ちょうど『Melodies』のリリース直前、その日の取材の最後に入れていただき、デビュー時からの山下達郎ファンのとり・みきさんを一緒に連れていって、3人とも初対面でしたがこのインタビューは音楽に止まらず映画など話が多方面に大いに盛り上がり、ベストのものが録音できたと手ごたえがありました。あとはいかに読みやすく編集するかで、山下さんととりさんの言葉には一言一句変更を加えず、自分が話した部分で順番を入れ替えて、現在までで振り返っても最高のインタビューに仕上がったと思います。山下さんは大いにその出来を気に入ってくれ、とり・みきさんは山下達郎ファンクラブの会誌を創刊から現在まで、全ての表紙とマンガーの「タツローくん」を描くほど気に入られ、「山下ファミリー」の一員になっています。

前にも書きましたが、中野サンプラザで山下さんのコンサートを見にいった時に、偶然、山下さんがMCで「佐野さんというサラリーマンの人が作っているVANDAというミニコミがあるんですが、その3号に載っている僕のインタビューは今までで最高の出来なんで是非読んでください」と言ってくださってビックリ!

その後、山下さんはVANDAのビートルズ・アンケート、ビーチ・ボーイズ・アンケート、バリー・マン・アンケートの3回に答えていただき、最初の版の「The Beach Boys Complete」(シンコーミュージック)を出した時は、当時、山下さんが連載していた『CUT』と言う雑誌の連載で1Pを使って紹介してくださったり、『サンデーソングブック』でも東芝EMIで選曲・解説した『The Very Best Of Gary Lewis & The Playboys』を紹介して、「VANDAというミニコミの佐野さんが監修され、丁寧な解説と選曲も文句なし…」と言っていただいたこともありました。

しかしその中でも一番驚いたのは、自分の職場に直接、電話をかけてこられたこと。山下さんからお電話です…と電話を代わったらなんと山下さん本人。ちょうどEast Westからの『The Rascals Atlantic Years』のBOXの準備中というニュースはあったが、山下さん本人が関係されていて、「佐野さん、フェリックス・キャバリエからテープが送られてきて、その中にはテンプテーションズの「My Girl」とかの未発表曲がいろいろあるんだけど、その分のギャランティを寄こせって言うんだよね。僅か100万円くらいの話なんだけど、契約の話なんで払えない。夢が無くなるよね。佐野さん、そのテープいる?」「いります!」で電話は終わったんですが、そのテープは送ってくることはなく、宮治さんも「よくあること」でした。出ない音源などもらえる訳がない。テープの事なんかより、名刺を見て会社の電話(VANDAの名刺には、日中の電話先に職場の電話番号を書いていた)までわざわざ電話をかけていただいたので十分です。

ちなみに冒頭の「Kitty Doyle」は、私の方でこれはどうですか?と宮治さんに打診した曲の中で、ワーナー系なので唯一、許諾が出た曲でした。その1曲を選んでかけていただいて、そこでコメントしてくださるのですから、嬉しいだけでなく不思議でした。(佐野邦彦)

 


0 件のコメント:

コメントを投稿