2002年5月25日土曜日

Radio VANDA 第 26 回選曲リスト (2002/06/06)


Radio VANDA は、VANDA で紹介している素敵なポップ・ミュージックを実際にオンエアーするラジオ番組です。

Radio VANDA は、Sky PerfecTV! (スカパー) STAR digio の総合放送400ch.でオンエアーしています。

日時ですが 毎月第一木曜夜 22:00-23:00 1時間が本放送。
再放送は その後の日曜朝 10:00-11:00 (変更・特番で休止の可能性あり) です。

佐野が DJ をしながら、毎回他では聴けない貴重なレア音源を交えてお届けします。

 
第一特集Eternity's Children

1. Mrs. Bluebird ('68)
2. Rumors ('67) ... A&M
からリリースされたデビュー・シングル。
3. Wait And See ('67) ...
同上のカップリング。作曲はデビッド・ゲイツ
4. Lifetime Day ('68)
5. My Happiness Day ('68)
6. Sunshine.Among Us ('68)
7. I Wanna Be With You ('68)
8. Nature's Child ('68)
9. The Other Side Of Me ('68)
10. Look Away ('68)
11. Christina In My Dream ('68)
12. Sunshine And Flower ('68)
13. Living Is Easy ('68) ... Linda Lawley
のソロシングル。Eternity's Childrenの最高傑作

 
第二特集More Soft Rock

14. But For Love ... Cashman,Pistilli & West ('68)
15. If I Sing My Song ... New Rotary Connection ('71)
16. I'm Gonna Change ... Montanas ('68)

 








2002年5月22日水曜日

☆Anthon Fig:『Figments』(Planula Records/P6994)

南アフリカ出身のドラマーで、教則本まで出した名ドラマーのアントン・フィグ。
ボブ・ディラン、ミック・ジャガー、キッス、シンディ・ローパー、マドンナ、ゲイリー・ムーアなど彼がバッキングに参加したミュージシャンは数え切れないほど。
そのアントンがリリースしたこのソロ・アルバムは、やはりリッチー・ヘヴンス、イヴァン・ネヴィル、セバスチャン・バッハ、アル・クーパー、クリス・スペディング、ポール・シャッファーなど豪華が面々が参加しているのだが、その中でブライアン・ウィルソンも1曲、"Hang On MyShoulder" のバック・コーラスを一人で担当していた。
そしてヴォーカルはなんとブロンディ・チャプリン!曲もフィグとチャプリンの共作で、粘っこく、ソウルフルなチャプリンのヴォーカルが楽しめる。
カールが歌っているような錯覚さえ覚える。
派手なコーラスではないが、ブライアンのバックコーラスは、曲によくフィットしていて後半の盛り上がりが聴きもの。チャプリンは他2曲でもリード・ヴォーカルと作曲を担当している。
購入は
http://www.antonfig.com まで。
(佐野)

Figments

2002年5月5日日曜日

☆Various:『Sensational Sounds Of The 70's Volume 2』(Digi Vision 0215) DVD




イギリスでリリースされているこの DVD , amazon.co.ukで見るとVolume 1にはエジソン・ライトハウスの "Love Grows" 、ホワイト・プレインズの "My Baby Love Lovin'" 、ピケティウィッチの "Bring A Little Light Into My World" といった注目のトラックがあるが、これはかつての日本盤LD『'70s Groovy Chocolate Stick』に入っていたものばかりでこちらはとりあえずパスしてビーチボーイズと書かれている Volume 2の方を注文してみた。
するとなんと2曲も入っているではないか。
まずは "You Need A Mess Of Help To Stand Alone" で、モスクのような寺院の前で口パクで録られていた。チャプリン&ファターのリズム隊がいるのでデニスはキーボードを弾いており、マイクはワンカット挿入されただけで基本的にバンドから外れている。ブルースがいないので、『Holland』前の撮影と思われ、いやーこの時代のビーチボーイズを見るのはとても新鮮だ。最高!
そしてもう1曲は "Don't Go Near The Water" 、こちらはマイクがリードを取った口パクで、海辺の展望台のような所で撮影されている。楽器の構成は同じで、イントロとエンディングのハーモニーには波の音が被せられていた。最後でデニスがハーモニカを取り出して吹いているが、このこだわりは◎。
そしてホワイト・プレインズの "Beachcomber" が実に貴重。この曲は72年の "Dad You Saved The World" のB面で、アルバムにも CD にも未収録、なぜかこちらの方でプロモが撮られていた。ピート・ネルソン中心に、メンバー5人が楽器を持たずに海辺の岩場で口パクで歌う。海と美女のカットが時折オーバーラップする謎の演出だ。
他、ブラザーフッド・オブ・マンの "United We Stand" があるが、赤いドレスの女性2人とタキシード姿の男性2人(トニー・バロウズではなさそう)が古城で歌い、これも不思議な演出だった。
全部で40曲も収録され、メリー・ホプキン、ギルバート・オサリヴァン、エミット・ローズ、などこの時代のスターが次々登場するが、フィルムは見事に焼けて退色しており、古い8ミリのフィルムを見ているかのよう。ぜいたくは言えないけどね。
(佐野)

Sensational Sounds of the 70s - Vol. 2 [DVD]


2002年5月3日金曜日

☆Nancy Sinatra:『California Girl』(Buena Vista Records 60753-7)

ナンシー・シナトラが、出身であるカリフォリニアにちなんだ曲を集めて作ったのが本作。
新録音が5曲入っているが、その中の1曲、「California Girls」にはブライアン・ウィルソンとジェフリー・フォスケットがバックコーラスで参加していた。
"I Wish~" のパートなのだが、ファルセットを使わず、違う転調のハーモニーは新鮮だ。(佐野)