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2007年7月1日日曜日

☆Frankie Valli & The Four Seasons:『The Music Of Frankie Valli & 4 Seasons...Jersey Beat...』(Rhino/R2-74852)CD/DVD

全フォー・シーズンズ・ファン、いやこのサイトを見ている全てのポップス・ファンにとって最高のボックス・セットがリリースされた。ベスト・オブのCD3枚と、1963年から1976年のTV番組でのライブを集めたDVD1枚という内容だが、何といっても嬉しいのはDVDだ。なにしろフォー・シーズンズの黄金時代の映像を集めた単品のDVDというのは、LDVHS時代までさかのぼっても無く、「エド・サリヴァン・ショー」や「ハラバルー」で60年代の映像を数曲楽しめる程度だった。その欲求不満が一気に解消されたのがこのDVD、まず楽器を持たない「スティーヴ・アレン・ショー」の「Big Girls Don't Cry」からスタート、きちんと完奏する別録なのが嬉しいところ。そして目玉のひとつ、64年の「ブロードウェイ・トナイト」での「Sherry」「Big Girls Don't Cry」「Dawn」「Rag Doll」でのメドレーに移る。この4曲は編集ではなくメンバーがちゃんと演奏しながら歌った完全なスタジオ・ライブで、ベースのリフなどもきちんと手が合っているし、この当時のフォー・シーズンズのリアル・ライブを初めて見ることができた。同じショーでの「Brotherhood Of Man」は楽器を持たずにメンバーが歌い踊り、イースト・コーストのプロ・エンターティナーということを存分に感じさせてくれた。既発の「ハラバルー」の「Working My Way Back To You初登場だが「You Tube」でのレギュラー?ソロの「Can't Take My Eyes Off You」の後は、再び本DVDの目玉、71年の「トップ・オブ・ザ・ポップス」でのリアル・ライブ「Let's Hang On」「I've Got You Under My Skin」が登場する。この2曲のライブは、何しろサウンドが素晴らしい。生オーケストラも入っているし、その完成度は本DVDでピカイチ。ギターはこの時期に短期間在籍したボブ・グリムと思われ、注目度はさらにアップだ。68年の「クラフト・ミュージック・ホール」での「Saturday's Father」は、楽器をもたない口パクライブで、後半はメンバーが登場しない映像に変わってしまう。ただしこの時代のライブは珍しい。他はやはり「You Tube」でのレギュラー、ソロの「Hurt Yourself」、72年のロスでの「Dawn」のライブをはさんで、「Who Loves You」「Rhapsody」「December,1963」のプロモ・フィルム3曲でおしまいとなる。このプロモ3曲も注目で、ジェリー・ポルチ、ドン・チコーネがメインでリード・ヴォーカルを受け持つため、ライブでの「フランキー・ヴァリ=フォー・シーズンズ」のイメージとは異なるその映像に目が釘付けになった。CDではフォー・シーズンズとビーチ・ボーイズが共演した84年の「East Meets West」が初のCD化で、シングルを持っていない人は、これ1曲で買う価値がある。曲自体は1+1が2とはいかず、1.5くらいで終わってしまったのがちょっと残念。あとフランキー・ヴァリ76年のヒット・ソロ・シングル「Fallen Angel」。も、初CD化かも。芳醇なメロディを持った素晴らしい曲で、曲の内容では「East Meets West」よりずっと価値がある。(佐野)
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