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2006年9月1日金曜日

☆Michele:『Saturn Rings』(Fallout/FOCD2003)

これもまた「ソフトロック A to Z」で紹介していた盤なのに、レビューが遅くなってしまった。インターネットだけだと「出ているのに気づかない」という見落としがあるから怖い。このミシェルとは、ボールルーム、サジタリアスなどで御馴染みのミシェル・オマリーのことで、彼女のおそらく唯一のソロ・アルバムである。ボールルームでカート・ベッチャーと同じグループのメンバーだったこともあり、アルバム全11曲中7曲がカートの作品で注目された。ただし、「Would You Like To Go」がサジタリアスのアルバムではカートとゲイリー・アレクサンダーの共作になっているのに本作ではボビー・ジェイムソンの作品になっており、また「Songs To A Magic Frog」もサジタリアスではカートとミシェルの共作なのにここではミシェルの単独作とクレジットされているため、アルバム・クレジットを見るとカートの曲は5曲に減っている。サウンドはフォークで、ハーモニーがなく、またアシッド色が強い曲もあるので、ソフトロックを期待していると、ちょっとガッカリさせられる。だからこのアルバムは前述の「ソフトロックA to Z」では、カート・ベッチャーのワークスとしてしか紹介していない。このアルバムだけで聴くことが出来るカートの3曲に期待が集まるが、基本的にカートは作曲に秀でているわけではないので、マイナーからメジャーに変わるサビの展開が美しい「Misty Mirage」が唯一の収穫かな。しかし、このFalloutというレーベル、トミー・ロウのアルバム同様、許諾に関する文やレーベルの住所が一切なく、本当にライセンス商品なのかな?(佐野)
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