2002年2月20日水曜日

Radio VANDA 増刊号・公開録音スペシャル SOFT ROCK CONVENTION at BRANDIN Part1 (2002/3/10)

※茅ヶ崎:Brandinでの公開放送第1

 
第一特集Round Around The Beach Boys Part.1(佐野邦彦:VANDA

1. Summer '81...Cantina Band('81) Rod McBrien,Tom Dawes,Lou Christieがメンバー
2. The Surfer Moon...Bob & Sheri('62)
オリジナル・シングルより

 

第二特集Tony Macaulay Works(浅田洋:Too Many Golden Oldies主宰)

3. Love Grows...Edison Lighthouse('70)
4. The Lady's In Love With You...Tony Bond('65)
5. Two Little Rooms...Naked Truth('70)
6. Love Grows...Edison Lighthouse('70)
Top Of The Popsより。Tony Burrowsリード。
7. Come Into The Warm...Driftwood('72)
8. Oh My Jo...Tony Burrows('76)

 

第三特集Tony Hatch Works(濱田高志:土龍団会員・音楽ライター)

9. Gotta Get Away...Jackie Trent And Tony Hatch
10. Love Is Life...Jackie Trent And Tony Hatch
11. Where Did We Go Wrong...Sands Of Time
12. Music That Welcomes The Morning...Jackie Trent And Tony Hatch
13. You've Got To Be Loved...Montanas
14. Man Alive...Tony Hatch Sound

 

☆Brian Wilson:『Live At The Roxy Theatre』(ビクター 61788/9)

この2000年7月にリリースされたライブアルバムの内容についてまず紹介しよう。2000年4月8日を含む2日間に渡って録音されたこのアルバム、さすがライブ用のライブだったためか、歌も演奏も日本公演とは比較にならないほど達者である。特にブライアンのライブは、ブライアンがキーを外さないか、バックコーラスがきれいにハモるか、この2点が不安材料なのだが、このCDはほとんど問題がない。もともと曲は極上の曲ばかりなのだから、ここがクリアになれば鬼に金棒、後は無条件に酔えばいい。日本公演にはないオマケが、ウィンダム・ヒルのアルバムにピアノ曲として収録されていた「This Isn't Love」がトニー・アッシャーの詞が付けられ爽やかなヴォーカル曲に変貌していたことと、「In The Nighttime」のタイトルだった古い未発表デモが「The First Time」のタイトルで登場したことだ。この2曲の初登場曲に加え、「'Til I Die」の前には「Brian Wilson」のタイトルが付けられたほぼアカペラの小品が入りメドレーとしてつながっていた。実に心憎い演出である。実際のライブから「South American」「Surfin' USA」「Wouldn't It Be Nice」「Sloop John B.」「Your Imagination」「Help Me Rhonda」「Barbara Ann」「Fun Fun Fun」の8曲が外されたが、CD2枚に渡る24曲が堪能できた。その後2回のリイシューがあり今回5 曲入ったボーナストラックの内 "Sloop John B." , "Barbara Ann" は Oglio盤と同じ。
"Wouldn't It Be Nice" と "Help Me Rhonda" はイギリス盤のボーナストラックだとか。歌い出しが不安定な前者は若干フラフラしているもののなんとかこなし、後者はキーを下げて対応した。
そして日本のみのリリースなのが最後の "Fun Fun Fun" 。ブライアンはこのアップのビートに乗った名曲を見事に歌いこなしていた。音程、ハーモニー共にベストの出来。何度もリリースされたこのアルバムは本盤が5曲多く決定版なのでこれだけを購入しよう。(佐野)

Live at the Roxy Theatre
                 

2002年2月18日月曜日

☆Duncan Browne:『Duncan Browne』(EMI 5356232)

"On The Bombsite" というソフトロックの超名曲を生み出したダンカン・ブラウンが、68年の『Give Me Take You』の次にリリースした73年のセカンドアルバムが CD 化された。
既に5年が経ち、変わったところと変わらないところの両方を合わせ持つ仕上がりになった。
まずボーナストラックに入っていた1年前の 72 年にリリースしたシングル "Send Me The Bill For Your Friendship/In The Mist" が予見していた。A 面はエレキ、ベース、キーボード、ドラムが入ったロックナンバー、B 面は以前のようなアコースティックなリリカルなバラードで新旧合わせ持つ内容だったと言えよう。
アルバムで変わったところは1曲目のタイトなロックナンバーや、ラストのサイケデリックなナンバー。しかし残りの曲はいい意味で変わらない。クラシカルでトラッド感溢れるギターとメロディ、繊細なヴォーカルは、ピート・タウンゼンドのソロとある意味で共通している。アメリカでは決して生まれない "音" がダンカン・ブラウンにはある。
そしてボーナストラックの未発表曲 "Guitar Piece" は、アコースティック・ギターの名手である彼の実力を改めて見せてくれた。(佐野)

ダンカン・ブラウン