1997年7月1日火曜日

☆Paul McCartney : Oobu Joobu-Ecology (MPL)

ポール・マッカートニーのラジオ・シリーズ「ウブ・ジュブ」は、ポールの未発表曲やデモ、リハーサル・テイクなど貴重な音源が聴けるので、ジョンの「ロスト・レノン」シリーズと並んでブートレッグが既に多数出されている。その中でMPLがプログラムの5にジャケットも付けてハイ・クオリティのプロモ盤を制作した。それが本ディスクである。
詳しいいきさつは私自身も分からず、ビートルズ専門誌などを参照してもらいたい。ここでは "We All Stand Together" のデモや、 "Looking For Changes"  "Peace In The Neighbourhood"  "Off The Ground"  "How Many People" のリハーサル・テイク、リンダの書いた "Cow" が楽しめるが、何と言ってもハイライトは "Mother Nature's Son" 。ビートルズとはまったく違うストロークのギターのアレンジが施され、トラディショナルな雰囲気も漂う。「Unplugged」のアウトテイクかもしれないが、やはりビートルズ・ナンバーは格別だ。(佐野)
Oobu Joobu - Widescreen Radio - Ecology



☆Royal Teens : Let's Rock(Mighty Power/300)

 フォーシーズンズの音楽的中心であるボブ・ゴーディオが在籍していたグループとして知られるロイヤル・ティーンズはこれまでCollectableで CD 化されていたものの、一部しか収録されず、その全容は分からなかったが、本 CD で遂にそのすべてが明らかになった。
未発表も含め全32曲、フォーシーズンズを愛する我々にとっては絶対必要なアイテムである。何しろ57年から62年頃までの音源なので、曲想はオールディース、フォーシーズンズのそれを期待するとガッカリしてしまうだろう。しかし「タモリ倶楽部」のテーマソングとしてあまりにも有名な "Short Shorts" は今聴いても錆び付かない斬新なロックンロールであり、ボブ・ゴーディオの才能の一片を感じることが出来るはず。(佐野)
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☆Neil Sedaka : Neil Sedaka Timeless Classics Live(Going For A Song/063)

VANDA 22号で大特集を組んだ70年代のニール・セダカだが、現在 CD で入手できる70年代の音源はVarese Sarabandeのコンピ盤だけと思っていた。
しかしイクイノックスの照井さんと中根さんからの情報によりこの時期のライブ盤 CD を入手、70年代にはライブ盤は「Live At Royal Festival Hall」と「Solo Concert」の2枚がリリースされていたが、この CD は何のクレジットもないものの、前述の2枚とは違う録音のライブだった。選曲では "New York City Blues"  "Sad Eyes"  "Lonely Night"  "Bad Blood" が初めてで、なんといっても "New York City Blues" が嬉しい。音質はいいし、内容的にも先のライブ2枚と比べて特に遜色はなく、これはお薦めできる。選曲からいって75年のものだろう。「Neil Sedaka(Wise Buy/866582)も内容は同じ。(佐野)
Timeless Classics Live