92年にインディ・レーベルより「Bed Finger」でデビューしたキャッシュは、95年にはセクサイトよりプロジェクト・キャッシュ名義で「No Royalty」をリリースしていた。どちらも全部英語で歌われ、ビートルズ、バッドフィンガー、10CC、ELOなどを彷彿とさせるサウンドでUKポップ・フリークを狂喜させていた。そして今年、初めて全曲日本語の詞でアルバム「Pass」をリリースした。
邦楽: 1997年5月アーカイブ
前号で紹介し、ソフト・ロック・ファンから大きな支持を受けたスプリングスだが、初代ヴォーカルのCindyとのデュオ時代の全音源のミニ・アルバム「Springs」と、コンピに収録されていたあの "The Drifter" のカバーと未発表の4曲をプラスしたのがこのアルバムだ。
VANDA 22号で大特集を組んだ70年代のニール・セダカだが、現在 CD で入手できる70年代の音源はVarese Sarabandeのコンピ盤だけと思っていた。
70年8月にリリースされた赤い鳥のデビュー・アルバムが初 CD 化された。このアルバムはロンドンで録音され、ほとんどの曲が英語でプロデューサーもイギリス人と、サウンド的に完全に洋楽のアルバムになっている。注目はトニー・マコウレイが3曲を提供していることだ。
ガロと言えば一般的には "学生街の喫茶店" だが、この CD には入っていない。というのもこの CD はガロの歌謡路線の曲を徹底的に外し、彼らの本来の持ち味のひとつであるソフト・ロック的なナンバーばかり選び抜いた、タイトル通りのコレクションなのである。
日本でソフト・ロックといってもニューミュージックになってしまうのが関の山で、個人的にもこれが日本のソフト・ロックと推薦できるものはなかった。ところが10月22日にユニヴァーサル・ビクターからリリースされたSpringsのアルバム「Picnic」(MVCH/29010)は見事なソフト・ロック・アルバムに仕上がっていて、正直言って驚かされた。
