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    <title>WebVANDA</title>
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    <subtitle>『ソフトロックA to Z』音楽研究誌 VANDA 公式サイト</subtitle>
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    <title>☆原めぐみ：『PARTY』（CLINCK RECORDS/CRCD5036）</title>
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    <published>2012-01-23T16:53:45Z</published>
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    <summary>Web VANDAでも以前紹介した日本のWall Of Soundの歌姫、原めぐ...</summary>
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        <name>Kunihiko Sano</name>
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        <![CDATA[<p>Web VANDAでも以前紹介した日本のWall Of Soundの歌姫、原めぐみのライブ・アルバムがリリースされた。</p>
<p><a href="http://tower.jp/item/3026420/PARTY!"><img alt="アイテムイメージ" src="http://cdn.tower.jp/za/m/61/4582239500361.jpg" width="120" height="120" /></a></p>]]>
        <![CDATA[彼女は1980年にデビュー、7枚のシングルを残して1991年に結婚・引退したが、2009年に28年の時を経て、フィル・スペクターのプロダクションWall Of Soundで作られた「トビラ～Everlasting Love」で奇跡の復活を遂げ、このHPで紹介したのも記憶に新しい。スプリングス、CASHのスタッフが作った快作だった。それから2年。彼女は主にライブで活動し、そのライブ活動の集大成として、このスタジオ・ライブ・アルバムをリリースした。彼女の実際のライブはYou Tubeで見られるが、リード・ギター、リズム・ギター、ベース、ドラムにキーボードというシンプルなバッキングでのライブであり、それを忠実に再現したスタジオ・ライブ・アルバムになっている。コンサートはロネッツの「Be My Baby」でスタートするが、スペクターのオンパレードと思いきや、コニー・フランシス、ヘレン・シャピロ、エミー・ジャクソン、ハーマンズ・ハーミッツ、そしてザ・タイガースと、60年代の黄金のポップスのカバーが並び、それもすべて日本語カバーであり、オールディーズ・ファンにはたまらないライブになっている。原めぐみののびやかなで素直なヴォーカルはこの手のナンバーにピッタリだ。個人的なオススメはザ・タイガースの「シー・シー・シー」のカバーで、ノリノリで実に楽しい。バッキングを受け持つのは、サニー多咲とバブルジェッツというバンドで、You Tubeで見ると自らもGSのカバーを歌っていてこういうオールディーズは自家薬篭中のものと言えるだろう。しかし原めぐみのライブをYou Tubeで見ていると、このバックバンドはGS風のお揃いの派手な衣装にマッシュルームカットのカツラという時があったり、素に戻ってシャツに蝶ネクタイ姿もあり、なにやら面白い。特にリッケンバッカーを持ったリズム・ギターの人の蝶ネクタイ姿を先に見たので、えっチャンカワイ（「惚れてまうやろー」の人）がやっているのかと真剣に思ってしまったほど（笑）まあ、とにかく楽しいパーティータイムだった。(佐野)&nbsp;&nbsp;]]>
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    <title>☆Who:『Who&apos;s Missing &amp; Two&apos;s Missing』（ユニヴァーサル/UICY94786/7）</title>
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    <published>2012-01-01T21:08:55Z</published>
    <updated>2012-01-01T21:17:08Z</updated>

    <summary>日本は世界有数のフーのリイシュー大国になった。この盤のように、日本独自発売のCD...</summary>
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        <name>Kunihiko Sano</name>
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        <category term="洋楽" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
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        <![CDATA[<p><font color="#000000"><span style="FONT-FAMILY: 'ＭＳ 明朝'; FONT-SIZE: 10.5pt; mso-bidi-font-size: 11.0pt; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century; mso-bidi-font-family: 'Times New Roman'; mso-font-kerning: 1.0pt; mso-ansi-language: EN-US; mso-fareast-language: JA; mso-bidi-language: AR-SA">日本は世界有数のフーのリイシュー大国になった。この盤のように、日本独自発売の</span><span style="FONT-FAMILY: Century; FONT-SIZE: 10.5pt; mso-bidi-font-size: 11.0pt; mso-bidi-font-family: 'Times New Roman'; mso-font-kerning: 1.0pt; mso-ansi-language: EN-US; mso-fareast-language: JA; mso-bidi-language: AR-SA; mso-fareast-font-family: 'ＭＳ 明朝'" lang="EN-US">CD</span><span style="FONT-FAMILY: 'ＭＳ 明朝'; FONT-SIZE: 10.5pt; mso-bidi-font-size: 11.0pt; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century; mso-bidi-font-family: 'Times New Roman'; mso-font-kerning: 1.0pt; mso-ansi-language: EN-US; mso-fareast-language: JA; mso-bidi-language: AR-SA">に、その盤でしか聴くことができない未発表トラックがしばしば入るからだ。</span></font></p>
<p><font color="#000000"><span style="FONT-FAMILY: 'ＭＳ 明朝'; FONT-SIZE: 10.5pt; mso-bidi-font-size: 11.0pt; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century; mso-bidi-font-family: 'Times New Roman'; mso-font-kerning: 1.0pt; mso-ansi-language: EN-US; mso-fareast-language: JA; mso-bidi-language: AR-SA"><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%83%95%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0-%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0-11-%E7%B4%99%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E4%BB%95%E6%A7%98-%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%BC/dp/B005KLA9M8/ref=sr_1_5?s=music&amp;ie=UTF8&amp;qid=1325450669&amp;sr=1-5" target="_blank"><img class="productImage" alt="商品の詳細" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/617wmCLhy%2BL._AA115_.jpg" /></a></span></font></p>]]>
        <![CDATA[振り返ってみると私がフーのレコードを最初に買ったのは1970年、「Summertime Blues」のシングルだった。次に前年にリリースされた『Tommy』を聴いてフーの魅力に打ちのめされ、その次に買った最新盤『Who's Next』で私はフーの熱狂的なファンになった。しかしこんなにいい曲が満載で演奏も上手いのに当時唯一の洋楽音楽誌ミュージックライフでもアルバムレビュー以外取り上げられず、レコード店では冷遇され、学校でフーを聴いていたのは私を含め2人しかいなかった。そんなお寒い日本でのフー事情だったので当然、来日コンサートなどあり得ず、フーの初来日が2004年と、それから34年も待つことになったのである。ところがだ。ようやくフーの凄さに気付いた日本のレコード会社と音楽誌は10年くらい前からフーの様々なアルバムをあの手この手でリイシュー、特集本も何冊も組まれ、今や日本は世界屈指のフー大国に変貌した。例えば『A Quick One』のボックスセットには「Batman」の歌なしヴァージョンが入るなど日本盤でしか聴けない音源が登場するようになった。そして今回の日本独自仕様のレアリティーズ・コンピの2イン１には、ボーナストラックの中に３つの貴重な初登場音源が収められた。まずはなんといっても「Baby Don't You Do It」の9分にも及ぶオリジナル未編集ヴァージョンである。1971年のサンフランシスコのライブであり、最もフーの演奏にパワーがあった時代なので「Join Together」のB面曲ながら名演として高い人気があった。しかしシングルとして披露されていたのは5分の編集ヴァージョンだったわけで、今回は未編集の9分、ピート、ジョン、そしてキースの3人によるスリリングな演奏がたっぷりと楽しめ、この1曲だけでも買う価値がある。他では『Thirty Years Of Maximum R&amp;B』のボックスで初披露の「Fortune Teller」と「Melancholia」が別ヴァージョンで収録された。「Fortune Teller」はボックス収録の音源が編集されていたものだったので、カットされていたコーラス入りのイントロを聴くことができる。そして「Melancholia」はロジャーのヴォーカルがダブルトラックであることがよく分かるリミックス前のヴァージョンだった。その他では「Call Me Lightning」がピートのリード・ギターが入っていないスカスカの『Direct Hits』で聴くことができるヴァージョンだった。さらに「Dr.Jekyll &amp; Mr.Hyde」の英米のシングルヴァージョンを両方とも収めたことも注目したい。音源的には別のCDでも聴けるが、一緒に収められたのは初。1回聴くだけですぐに分かるまったく違うヴァージョンなので未確認の方は聴いて確かめてもらいたい。(佐野)<br />]]>
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    <title>☆George Harrison:『Living In The Material World』(角川/DABA4111)Blue-Ray+DVD+CD</title>
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    <published>2011-12-25T00:04:17Z</published>
    <updated>2011-12-25T00:07:07Z</updated>

    <summary>マーティン・スコセッシ監督によるジョージ・ハリスンの自伝『Living In T...</summary>
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        <name>Kunihiko Sano</name>
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        <![CDATA[<p>マーティン・スコセッシ監督によるジョージ・ハリスンの自伝『Living In The Material World』ブルーレイ+DVD+CDのボックス・セットを入手した。本ボックスはボックスでしか聴くことができない未発表トラック10曲が入ったCDが目当てだったのだが、この映画を見始めたらあまりの素晴らしさに最後まで、210分の長尺ながら一気に見てしまった。そして映画のラストはただもう涙、特にリンゴの涙に、人間ジョージ・ハリスンの見事な人生を知ることができた。<br /><a href="http://www.amazon.co.jp/000%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88%E9%99%90%E5%AE%9A%E7%94%9F%E7%94%A3%E3%80%91-%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%B3%EF%BC%8F%E3%83%AA%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%86%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89-%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-%E6%9C%AA%E7%99%BA%E8%A1%A8%E9%9F%B3%E6%BA%9010%E6%9B%B2SHM-CD%E4%BB%98%E3%81%8D-DVD/dp/B005O88C30/ref=sr_1_1?s=dvd&amp;ie=UTF8&amp;qid=1324771264&amp;sr=1-1" target="_blank" jquery1324770831343="439"><img class="productImage" alt="商品の詳細" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/413T2EOAhbL._AA115_.jpg" /></a></p>]]>
        <![CDATA[映画はジョージの二人の兄の証言から始まる。そして息子でイケメンのダニー。もうこの人選で目が釘付けだ。その後はポールやリンゴ、親友エリック・クラプトンらによって、輝かしいビートルズ時代のジョージが明らかになっていく。ビートルズは本当に仲が良かったんだ、家族以上の結びつきだったんだと再確認し、43年来のビートルズ・ファンとしてこのあたりは嬉しくなって見入ってしまう。パティ・ボイドやジェーン・バーキンも登場するが、彼女らの現在の姿には諸行無常を感じてしまう。あんなに美しかったのに...。特にパティの可憐さは群を抜いていたので衝撃を受けたが、考えてみれば自分も変わった。先日の忘年会で、自分のiPhoneに入れてあった入社したころの写真（27年前）を隣の人に見せたら非常に驚かれ、見て見てとそのiPhoneは会場を回って行ってしまったので、そんなに変わったのかと自分でも驚かされたばかり。パティはクラプトンの熱烈な求愛にジョージのもとを去ってしまうのだが、ジョージの人間性に今でも強く魅かれているのが伝わってくる。自分のもとを去った妻をやさしく見守り、妻を奪ってしまったクラプトンとの親交も保ち続けるジョージには、男女の愛を超えた人間の魂の崇高さを感じることができた。クラプトンは、ジョージに呼ばれ「While My Guitar Gently Weeps」でギターを弾いたとき、目の前で3人がコーラスを付け、ポールがキーボードを弾くレコーディングに参加できたことを誇らしげに語る。そしてジョージが「Let It Be」の頃、ポール主導のレコーディングに耐え切れずビートルズをいったん離れた時に、クラプトンはジョンからジョージが抜けたらかわりにビートルズに参加しないかと言われ、いったんその気になりそうになったエピソードも面白かった。<br />ビートルズ時代にLPではマックス2曲しか曲を提供できなかったジョージは書き溜めていた曲をソロになって一気に披露する。その時のプロデューサーであるフィル・スペクターがインタビューに登場し、ビックリ。懲役19年をくらって刑務所に収監される2009年より前に録画されたものだろうが、妙なカツラとひんむいたような目がアブなくて、危険人物であることが一見して分かってしまう。しかしこの天才のインタビューが収録できたことはこの映画の財産である。ジョージのデモを聴いたらどれも素晴らしい曲ばかりで驚かされた、ジョージはレコーディングでまったく妥協せず、スペクターをも呆れされるほど自分の求めるサウンドを追い求めていたことをスペクターが語っていた。またジョージはスペクターがミキシングした「Wah Wah」に対して気持ち悪い音だとスペクターにはっきり言っており、ジョンといいビートルズだけはさすがのスペクターも全権を持つプロデューサーとして振る舞えなかったことがわかる。1970年のこのアルバム『All Things Must Pass』とシングル「My Sweet Lord」はどちらも全米1位に輝き、ビートルズ解散後に最も輝いたのはジョンでもポールでもなく、ジョージ・ハリスンだった。今になればジョンとポールのファースト・アルバムの素晴らしさは分かるが、その当時、ビートルズの高いクオリティの曲に比べ、ジョンとポールの書く曲のクオリティは明らかにその基準以下でガッカリしていた時に、ジョージが目も覚めるような素晴らしい曲を23曲も一挙に披露してくれた。その当時を知っていた人は分かるだろうが、1970年ではジョージが希望の星だった。そして余談だが、当時の女の子（ちなみに私は中一）に圧倒的な人気があったのも、最もハンサムなジョージだった。<br />その後、ジョージは音楽以外に映画やエフワンなどに資金提供し、自分が気に入った人には惜しみなく資金援助をしていた。またジョージの師であるラビ・シャンカールの訴えからバングラ・デシュ救済コンサートを開き、巨額の費用をバングラ・デシュ難民のために援助した。これが世界で初めてのスーパースターによるチャリティ・ライブであり、後にボブ・ゲドルフはジョージに憧れ、ジョージに見習ってあのLIVE AIDを開いたのだった。<br />そんなジョージにも最後の日々が訪れる。その前にジョージは自宅に侵入した統合失調症患者に8か所もナイフで刺され、妻のオリビアがとっさに手にした火かき棒で犯人を殴りつけ、九死に一生を得た迫真のエピソードが披露される。この恐ろしい事件のあと、既にガンに侵されていたジョージは、自分の「旅立ち」の準備をしなくてはいけないと妻に話していた。そして死の2週間前、衰弱して寝たきりのジョージの病床にポールとリンゴが見舞いに向かう。その時、リンゴは娘が脳腫瘍でこの後にボストンに行かないといけないとジョージに話すと、ジョージは「一緒に行こうか？」と返事をする。リンゴは思わず天を仰ぎ、サングラスの下の涙をぬぐいながら「それがジョージの素晴らしいところさ」。もうダメだ。自分も涙が溢れてくるのを堪えきれなかった。オリビアはジョージとの最後の夏をフィジーで過ごした時に、二人で「いい夫だったかな」「私もまあまあの妻よね」「一緒に二人で歩んできたよかった」と素晴らしい会話をしたことを慈しむように語っていたが、ジョージは人生の最後を最愛の妻と子に囲まれ、愛情に包まれて旅立っていったのだ。ビートルズの別れたメンバーから愛され、別れた妻からも愛され、妻を奪った男からも愛されたジョージ。それはジョージが一時の感情に左右されず愛情を注いでいたからの裏返しでもあり、ジョージの人生は愛で包まれていたのである。<br />さて、最後にこの高額なボックスでしか聴けないＣＤの内容について紹介しよう。基本は『All Things Must Pass』のデモで「My Sweet Lord」「Run Of The Mill」「I'd Have You Anytime」「Awaiting On You All」「Behind That Locked Door」「All Things Must Pass」の6曲が収録されている。この中でギターの弾き語りは「Run Of The Mill」だけで、他の曲はドラムやベースも入っているのでより楽しめる。「My Sweet Lord」はドラムパターンがまったく違っていて興味深い。このデモをあの感動的なシングル・ヴァージョンに持っていったスペクターの手腕はやはり凄い。印象的なギターリフが荒削りながら入っている「Awaiting On You All」は明るく快調だし、「Behind That Locked Door」は既にもうスティール・ギターがフィーチャーされムードは十分、「All Things Must Pass」はエコーがない分、この曲のメッセージは強く伝わってくる。『Living In The Material World』からは「The Light That Has Lighted The World」だ。このアルバムは『All Things Must Pass』に匹敵するような名曲が多いのだが、いつも扱いが軽いのが納得できない。この曲も好きな曲のひとつで、披露されたのは弾き語りのデモ。願わくば一番好きな「Don't Let Me Wait Too Long」のデモを聴きたかった。残りは3曲で『33 1/3』からは「Woman Don't You Cry For Me」の弾き語り、『Let It Be』のブートでも聴くことができるボブ・ディランの「Mam You've Been On My Mind」の弾き語りのカバー、あとは「Let It Be Me」のデモである。この最後の曲は有名曲過ぎて使い道がよく分からない。(佐野)<br />]]>
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    <title>☆沢田研二：『沢田研二in夜のヒットスタジオ』（フジテレビ・ユニヴァーサル・ミュージック/POBD22036/41）DVD</title>
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    <published>2011-12-24T23:54:07Z</published>
    <updated>2011-12-25T00:00:37Z</updated>

    <summary>沢田研二の1975年5月5日オン・エアーの「白い部屋」から1990年2月21日オ...</summary>
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        <![CDATA[<p>沢田研二の1975年5月5日オン・エアーの「白い部屋」から1990年2月21日オン・エアーの「DOWN」まで、フジテレビの超人気番組だった「夜のヒットスタジオ」の全102回にわたる出演シーンを、歌だけでなく恒例の冒頭のオープニング・メドレーまでDVD6枚に収録したファン感涙のボックス・セットである。全部で589分と10時間分もある究極のコレクターズ・アイテムと言えるだろう。まだ激太りをする前であり、美しいJULIEを堪能できて幸せだ。男でも惚れ惚れしてしまう。JULIEは自分にとって日本のミュージシャンの最初のヒーローだった。</p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/%E6%B2%A2%E7%94%B0%E7%A0%94%E4%BA%8C-%E5%A4%9C%E3%81%AE%E3%83%92%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%B8%E3%82%AA-DVD/dp/B005KLA8TW/ref=sr_1_1?s=dvd&amp;ie=UTF8&amp;qid=1324770823&amp;sr=1-1" target="_blank"><img class="productImage" alt="商品の詳細" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51qzb5gQYUL._AA115_.jpg" /></a></p>]]>
        <![CDATA[小学校時代GSで目覚めたもののブームは失速、その中で残ったのがJULIEである。何しろ、まだ洋楽的なものは日本の音楽シーンで主流ではなく、ましてやロックは日陰の存在だった。その中で洋楽の香りがありロックを歌っていたJULIEは自分の世代の代弁者だった。今では分からないだろうが、1973年に「危険なふたり」が五木ひろしの「ふるさと」を抑えて歌謡大賞を獲得した時に私はテレビの前で万歳をしたのを思い出す。私の親はロックを否定することなどまったくなかったが、自分の世代が旧世代に勝ったという気がして、自分のことのように嬉しかった。このボックスでは1977年10月のヴァージョンを見ることができるが、ビートもあってキャッチー、JULIEはメチャクチャカッコいいし、ほんと、最高である。ちなみにこの曲は作曲がワイルド・ワンズの加瀬邦彦、シングル盤の演奏は井上堯之バンド（当時）でギターの井上堯之とキーボードの大野克夫はスパイダース、ベースの岸部修三がタイガースと、ＧＳの仲間がみんなでJULIEを支えているのが嬉しかった。ちなみに加瀬邦彦と大野克夫はずっと沢田研二の曲を書き続けたし、ブルー・コメッツの井上大輔も後に曲を書いていて、JILIEの存在がGS仲間を強く結びつけていた。そしてさらに「夜のヒットスタジオ」の司会はスパイダースの井上順である。JULIEが出演した時のこの二人のコミカルなやり取り、仲の良さを見るのも大きな見どころである。JULIEのファッション、そして後にメイクを見るのも、このボックスの大きな見どころなのだが、個人的にはやっぱりJULIEは歌であり、個人的なハイライトは1975年の初登場で歌った「巴里にひとり」だった。この曲は数あるJULIEの曲でもベスト３に入る名曲中の名曲であり、洒落た転調と美しいメロディは日本のソフトロックとしても白眉の出来栄えである。この曲はフランスでもヒット（作曲はフランス人）して当時、全仏チャートの4位に輝いている。ちなみに「危険な二人」の年にリリースされたアルバム『JULIE VIある青春』は、名曲揃いで、今でも私の愛聴盤、聴いたことのない人はこの機会に是非聴いてほしい。(佐野)<br />]]>
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    <title>☆Various：『The Bridge School Concerts 25th Anniversary Edition』(Reprise/7599399735)DVD</title>
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    <published>2011-12-20T19:46:29Z</published>
    <updated>2011-12-20T19:48:50Z</updated>

    <summary>ニール・ヤングと妻が1986年から続けてきた障害児のための学校ブリッジ・スクール...</summary>
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        <![CDATA[<p>ニール・ヤングと妻が1986年から続けてきた障害児のための学校ブリッジ・スクールへのチャリティー・ライブの25周年を記念したＤＶＤとＣＤがリリースされた。それぞれ少しずつ選曲が違うのだが、ＣＤ版は1997年にリリースされた『The Bridge School Concerts Vol.1』が先行してあるのでＳ＆Ｇやデビッド・ボウイなどが省かれており、ここではより内容が充実したＤＶＤについて紹介しよう。</p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/Bridge-School-Concert-25th-Anniversary/dp/B005N959PE/ref=sr_1_1?s=dvd&amp;ie=UTF8&amp;qid=1324409222&amp;sr=1-1" target="_blank"><img class="productImage" alt="商品の詳細" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51oUjz6ulUL._AA115_.jpg" /></a></p>]]>
        <![CDATA[ただし、『Vol.1』にはニールの「I Am A Child」、CD版にはCSN&amp;Yの「Deja VU」などそのディスク・オンリーの音源があるので、後に全部揃えられたい。このコンサートはアコースティックが基本なので普段、エレクトリックなアーティストのアンプラグドのライブが見られるのが嬉しい。例えばフーだ。まだジョン・エントウィッスルが生きていた時のライブで、「Won't Get Fooled Again」が見られる。ただ、この曲、シンセサイザーの部分をアコギで代用するのは少々無理があり、ロジャーのシャウトも間が抜けた感じで成功作にはならなかった。同じく残念なのはブライアンン・ウィルソンで、1999年のライブの「Surfin' USA」が見られるが、まだ精神状態がイマイチのようで、能面のような顔、ぎこちない動きが痛々しい。音程も怪しい。『Imagination』の翌年だが、2004年の『Smile』ではほぼ万全に回復してきているので、その過程のライブである。バックコーラスにニール・ヤングは当然としてロジャー・ダルトリーがいたのはちょっと驚きである。こういう歌にロジャーがコーラスを付けるなんて、35年前は想像もできなかった。もともとアコースティックが得意なニール・ヤングやジェームス・テイラーは余裕もあり、ほれぼれする出来だ。大物ではボブ・ディラン、デビッド・ボウイ、ブルース・スプリングスティーンなどがいるが、やはりポール・マッカートニーがベストだ。「Get Back」をアコースティック（ただしポールはカール・ヘフナーのベース）で歌うが、ドライヴ感が抜群で最高の出来。アコギのギターソロもいいね。そしてこのDVDの個人的なハイライトはS&amp;Gの「America」である。やはりポール・サイモンの曲は、アート・ガーファンクルの声が魅力を倍化してくれる。アコギ1本のデュオでこれだけの壮大な世界を生み出せるS&amp;G、そしてこの「America」という曲は本当に偉大だ。感動で何度も見てしまったほど。(佐野)<br />]]>
    </content>
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    <title>忍者屋敷対決</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.webvanda.com/2011/12/post_17183930.html" />
    <id>tag:www.webvanda.com,2011://1.704</id>

    <published>2011-12-17T09:39:30Z</published>
    <updated>2011-12-25T00:47:05Z</updated>

    <summary><![CDATA[ &nbsp;忍者の里を訪ねて &nbsp; 佐野邦彦 &nbsp; 　  　Ｖ...]]></summary>
    <author>
        <name>Kunihiko Sano</name>
        <uri>http://www.webvanda.com/</uri>
    </author>
    
        <category term="サブカル" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.webvanda.com/">
        <![CDATA[<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText" align="left"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image">&nbsp;</span>忍者の里を訪ねて</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><span lang="EN-US"><o:p><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">&nbsp;</font></o:p></span></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">佐野邦彦</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText">&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText" align="center"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font><a href="http://www.webvanda.com/p17652-01b-135-1.jpg"></a>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a href="http://www.webvanda.com/p17652-01b-135-1.jpg"></a></span>　 
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a href="http://www.webvanda.com/p17652-01b-135-1-thumb-310x213.jpg"></a></span>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a href="http://www.webvanda.com/assets_c/2011/12/p17652-01b-135-1-thumb-310x213-thumb-270x185.jpg"></a></span>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a href="http://www.webvanda.com/assets_c/2011/12/p17652-01b-135-1-thumb-310x213-thumb-270x185-thumb-245x167.jpg"></a></span>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a href="http://www.webvanda.com/assets_c/2011/12/p17652-01b-135-1-thumb-310x213-thumb-270x185-thumb-245x167-thumb-235x160.jpg"></a></span>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a href="http://www.webvanda.com/assets_c/2011/12/p17652-01b-135-1-thumb-310x213-thumb-270x185-thumb-245x167-thumb-235x160-thumb-229x155.jpg"></a></span>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a href="http://www.webvanda.com/assets_c/2011/12/p17652-01b-135-1-thumb-310x213-thumb-270x185-thumb-245x167-thumb-235x160-thumb-229x155-thumb-225x152.jpg"><img class="mt-image-none" alt="p17652-01b-135-1.jpgのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像" src="http://www.webvanda.com/assets_c/2011/12/p17652-01b-135-1-thumb-310x213-thumb-270x185-thumb-245x167-thumb-235x160-thumb-229x155-thumb-225x152-thumb-223x150.jpg" width="223" height="150" /></a>　</span><strong>ＶＳ 
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image">&nbsp;</span></strong>　&nbsp;<a href="http://www.webvanda.com/p17652-01b-145-1.jpg"><img class="mt-image-none" alt="p17652-01b-145-1.jpg" src="http://www.webvanda.com/p17652-01b-145-1-thumb-210x143.jpg" width="210" height="143" /></a></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">　</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText">&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">甲賀と伊賀といえば忍術の二大流派として長年の宿敵であり、事あれば互いを抹殺すべく血で血を洗う、決して相容れない一党であったというイメージがある。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">しかし史実は違い、甲賀と伊賀は協力関係にあり、徳川＝豊臣の代理戦争で争った時期もあったが、徳川幕府時代は伊賀も甲賀も同心として徳川<span lang="EN-US">300</span>年の権勢を守る力となったのである。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">だが山田風太郎の「甲賀忍法帖」、横山光輝「伊賀の影丸」での壮絶な両派の戦いは、今も我々の血をたぎらせる。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><span lang="EN-US"><o:p><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">&nbsp;</font></o:p></span></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">私は東京より向かう電車の中で「甲賀忍法帖」を読み、ラストシーンに涙しながらここ甲賀へたどりついた。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText">&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>]]>
        <![CDATA[<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font size="2" face="ＭＳ ゴシック">
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image">
<p align="left"><a href="http://www.webvanda.com/p17652-01b-134-1.jpg"><font color="#000000"><img style="TEXT-ALIGN: center; MARGIN: 0px auto 20px; DISPLAY: block" class="mt-image-center" alt="p17652-01b-134-1.jpg" src="http://www.webvanda.com/p17652-01b-134-1-thumb-270x188.jpg" width="270" height="188" /></font></a></p>
<p align="left"></span><font color="#000000">いかにもローカルな駅だ。</font></font><font color="#000000" size="3" face="ＭＳ Ｐゴシック"> </font></p>
<p></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText">&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">駅前にはほぼ何もない。食事をしようと店を探してもどこにも見当たらず、断念せざるを得なかったが、心の中でそれをよしとした。もともとは忍びの里だ。これでいい。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText" align="left"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">ふと見ると、消防署が作ったポスターに消火器を持った忍者の絵がある。まあよい。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">　甲賀忍者村へは「送迎バスあり」と書いてあったので電話をしたところ、しばらくしてワゴン車が現れた。これがバスであったのか。車で<span lang="EN-US">10</span>分ほどで忍者村へ着く。<span lang="EN-US">875</span>円（当時）の入場料を払い、中へ入ると広い敷地にまるで人の気配がない。やはりこの寒い<span lang="EN-US">2</span>月にここまで訪れる人などいないのだろう。当然か。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText">&nbsp;</p><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText">
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText" align="left">歩くと忍者が使ったとされる術が３つ再現されていた。</font></p>
<p></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">まずは「足ばらい」。忍者は道にロープを張り、穴を掘ってこの中に入って待ち、敵が来たらロープを引いて足を引っ掛けて倒すということらしい。うーむ。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">続いて「用害の術」。これは単なる落とし穴である。上に枝を並べその上に枯葉を乗せる、子供時代に誰でも作った超スタンダードなもの。ただ説明を読むと「股が穴の角に当たり、穴の底で足裏が傷がつく」のだそうで、急所を狙うとはまさしく手段を選ばぬ忍者である。けっこうだ。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">そして「捕者の術」。上からバサリと網が降ってくるドリフの忍者のような仕掛けで、この術は秘伝で一子のほかには伝えてはならないという重要な術のようだ。でもこんなものに引っ掛かるのはよほどの間抜けとしか思えないのだが...。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">そして忍者博物館へと入ると十種あるという手裏剣、まきびし、忍者装束、秘伝書など色々なものが並べられている。手裏剣は当たったらこれは痛そうだ。通常は夜間に敵の頭部を狙って、あらかじめトリカブトの毒を塗った手裏剣を投げるのだそうで、当たったらひとたまりもない。マキビシは思ったよりも大きく<span lang="EN-US">3cm</span>ほどの針があり、踏んだらそこから一歩も動けないであろう。痛ててて。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">忍者の使った暗号というのも興味を誘う。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">分解文字、女の文字が「くノ一」と分解されるのは有名だが、男が「田力」、山伏が「山人犬」、人形つかいが「人がたつかい」というのは誰でもわかりそうな気がする。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">最も今でも判読不能という「●○○二つ<u>●●</u>●●○<u>●●</u>●●●」（実際は●の下のバーは上に来ます）というのはたいしたものだ。もっとも口伝を主とする忍術のことだから、秘伝書に書いてあるこのような文字はまったく意味のないものだったかもしれないが。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">石の上などに置き連絡に使うという緑、黒、黄、青、赤の「五色米」。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">これは非常に目立つが他の忍者に見られてもいいのだろうか。「色染めした米は鳥も虫もけものも食べない」のだそうだ。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">そして興味深きは忍者が食したものとされる兵糧食である。製法を書いておくのでお試しになっても良いかもしれない。ただし責任は持てない。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">続いて目指す甲賀の忍者屋敷へ向かった。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText" align="center"><a href="http://www.webvanda.com/p17652-01b-135-1.jpg"><img class="mt-image-none" alt="p17652-01b-135-1.jpg" src="http://www.webvanda.com/p17652-01b-135-1-thumb-150x103.jpg" width="150" height="103" /></a></p><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><a href="http://www.webvanda.com/p17652-01b-135-1.jpg"></a>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a href="http://www.webvanda.com/p17652-01b-136-1.jpg"></a></span>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a href="http://www.webvanda.com/p17652-01b-137-1.jpg"></a></span></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText" align="center">　　<strong>甲賀忍者屋敷</strong></p></font>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText" align="center"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">ここは実際に近年まで人が住んでいた屋敷をそのまま持ってきたのだそうで、見た目はただのわら葺の農家である。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">戸は閉まっているし、入って良いものか案じていると後ろに人の気配。どこからともなく現れた事務所の人（あとでお土産店のレジにも移動していた）が、ご説明しましょうと案内してくれる。取材だと言ったらカメラまで撮ってくれた。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">土間の入り口にまず落とし穴。</font><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">土間の階段は武器の隠し場所でその端は抜け穴になっている。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText" align="center"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"><a href="http://www.webvanda.com/p17652-01b-137-1.jpg"><img class="mt-image-none" alt="p17652-01b-137-1.jpg" src="http://www.webvanda.com/p17652-01b-137-1-thumb-150x104.jpg" width="150" height="104" /></a>　<a href="http://www.webvanda.com/p17652-01b-136-1.jpg"><img class="mt-image-none" alt="p17652-01b-136-1.jpg" src="http://www.webvanda.com/p17652-01b-136-1-thumb-150x216.jpg" width="150" height="216" /></a></font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText" align="center"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"><strong>掛軸の裏も、囲炉裏の裏も抜け道</strong></font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">部屋へ上がると居間の囲炉裏がスライドする。ここから縁の下へ抜けられるのだ。板壁は押すとどんでん返しに。同じ方向には回転しないように工夫されていて、連続して入れない。そこを抜けた後は隣の部屋の掛軸の裏に空けてある穴より脱出できた。また別の居間の真ん中は畳は落とし穴になっている。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">人は部屋に入ると真ん中に立つ習性があるそうで心理分析も鋭い。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">はね階段を使って屋根裏へ行くとここが広い。客が初めに入る部屋は天井裏に穴が空いていてここから下が覗けるようになっていた。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText">&nbsp;</p><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><strong>　　　　　　　　　　　　　　</strong></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText" align="center"><a href="http://www.webvanda.com/p17652-01b-138-1.jpg"><img class="mt-image-none" alt="p17652-01b-138-1.jpg" src="http://www.webvanda.com/p17652-01b-138-1-thumb-200x137.jpg" width="200" height="137" /></a></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText" align="center"><strong>天井の節穴（天井板が厚いので足音がしない）</strong></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText" align="left">&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText" align="left">&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText" align="left">この天井板は厚さが<span lang="EN-US">2cm</span>以上もあり、上に乗ってもギシギシ音がしない。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">驚いたのは客間だ。なんと天井がつり天井になっていて、ヒモを引くと天井が落ちて下の人間をつぶす仕掛けだ。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText">&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText" align="center"><a href="http://www.webvanda.com/p17652-01b-139-1.jpg"><img class="mt-image-none" alt="p17652-01b-139-1.jpg" src="http://www.webvanda.com/p17652-01b-139-1-thumb-210x144.jpg" width="210" height="144" /></a>　　　<a href="http://www.webvanda.com/p17652-01b-140-1.jpg"><img class="mt-image-none" alt="p17652-01b-140-1.jpg" src="http://www.webvanda.com/assets_c/2011/12/p17652-01b-140-1-thumb-210x146.jpg" width="210" height="146" /></a>　　<a href="http://www.webvanda.com/p17652-01b-139-1.jpg"></a></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText" align="center"><strong>　　　壁はどんでん返し　　　　　　ひもを引くと落ちるつり天井</strong></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText" align="center"><strong></strong>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText" align="center"><strong></strong>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText">
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image">&nbsp;</span>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a href="http://www.webvanda.com/p17652-01b-140-1.jpg"></a></span>その他にも色々とからくりがあり、まったくよく考えたものだ。さすが忍者屋敷！</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">しかしこんな家に近年まで普通の人が住んでいたという事にも驚かされる。つり天井の部屋なんかによく寝られたものだ。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">忍者屋敷を出ると折しも雪が降り始め、あたりは一層の静けさに包まれた。寒い寒い。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><span lang="EN-US"><o:p><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">&nbsp;</font></o:p></span></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">さて、翌日は伊賀へ向かった。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText">&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText" align="center"><a href="http://www.webvanda.com/p17652-01b-141-1.jpg"><img class="mt-image-none" alt="p17652-01b-141-1.jpg" src="http://www.webvanda.com/p17652-01b-141-1-thumb-310x216.jpg" width="310" height="216" /></a></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText">&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText">&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText">伊賀上野より近鉄で３駅目、上野公園の中に目指す伊賀の忍者屋敷がある。</font></p>
<p></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">上野市は甲賀よりはるかに開けていて、店も多く、舗装道路には忍者のマークが埋め込まれていた。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"><span lang="EN-US">450</span>円（当時）の切符を買うと忍者屋敷の中からピンクの忍者装束に身を包んだくノ一が「いらっしゃいませ！」と飛び出してきた。あっけにとられて中に入るとくノ一が<span lang="EN-US">4</span>人に、黒い忍者装束の男もいる。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">説明が手際よい。「はい、お上がりください。はい、そこでお待ちください。こちらを振り返ってください」とまあ、威勢がいい。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">甲賀と同じようなどんでん返しの板壁があるが、こちらはぐるぐる勢いよく回転する。回転扉はタイミングを見て入らないと危険なのでそこを狙ったものなのだそうだ。</font><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">こちらにも利がある。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText">&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font size="2" face="ＭＳ ゴシック"><font color="#000000">&nbsp;</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000">　　　</font><a href="http://www.webvanda.com/p17652-01b-142-1.jpg"><font color="#000000"><img class="mt-image-none" alt="p17652-01b-142-1.jpg" src="http://www.webvanda.com/p17652-01b-142-1-thumb-210x301.jpg" width="210" height="301" /></font></a><font color="#000000">　 
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a href="http://www.webvanda.com/p17652-01b-143-1.jpg"><img class="mt-image-none" alt="p17652-01b-143-1.jpg" src="http://www.webvanda.com/p17652-01b-143-1-thumb-210x301.jpg" width="210" height="301" /></a></span>　　</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000">　<strong>白壁を押すと外を監視する小部屋へと行く　　床板の下に刀</strong></font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000"></font>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText" align="center"><strong></strong><font color="#000000">&nbsp;</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText" align="center"><strong></strong><font color="#000000">&nbsp;</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000">白い壁も押すと開く仕組みになっていて、その奥の小さな部屋から外の様子をうかがえるようになっている。仏壇の下の白壁も押すと開いて抜け道に。また板敷きの床木の<span lang="EN-US">1</span>枚の端を押すと「てこ」の仕組みで上に板が跳ね上がり、その下に刀などが隠されていた。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000">&nbsp;</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000">&nbsp;</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"></font><font color="#000000" size="3" face="ＭＳ Ｐゴシック">&nbsp;</font></p>
<p><font color="#000000" size="3" face="ＭＳ Ｐゴシック"></font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText">&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">&nbsp;</p>
<div style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText">
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText" align="right"><a href="http://www.webvanda.com/p17652-01b-144-1.jpg"></a>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText">　　　</p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image">
<p align="center">&nbsp;<a href="http://www.webvanda.com/p17652-01b-144-1.jpg"><img class="mt-image-none" alt="p17652-01b-144-1.jpg" src="http://www.webvanda.com/p17652-01b-144-1-thumb-210x303.jpg" width="210" height="303" /></a>&nbsp; <a href="http://www.webvanda.com/p17652-01b-145-1.jpg"><img class="mt-image-none" alt="p17652-01b-145-1.jpg" src="http://www.webvanda.com/p17652-01b-145-1-thumb-210x143.jpg" width="210" height="143" /></a></p></span></div>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><strong>　　　仏壇の下の白壁は抜け穴　旧・伊賀忍者屋敷（後に火災のため焼失）</strong> 
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><strong></strong>&nbsp; 
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText" align="center">&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText">その横の障子の敷居の一部もはめ込みで、上にあげると敷居の隣の床が開いて外へと逃げられる。</font></p>
<p></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">伊賀の忍者屋敷も工夫されていたが、甲賀<span lang="EN-US">VS</span>伊賀の忍者屋敷対決、やはりつり天井の圧倒的ポイントで、甲賀の勝ちとしたい。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">部屋を出るといろりの回りで火を囲んでいた<span lang="EN-US">4</span>人のくノ一の写真を撮ろうとカメラを向けたところさすがくノ一、見事に逃げられてしまった。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">あとは忍者博物館に。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText">&nbsp; 
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"></p>
<p align="center"><a href="http://www.webvanda.com/p17652-01b-146-1.jpg"><img class="mt-image-none" alt="p17652-01b-146-1.jpg" src="http://www.webvanda.com/p17652-01b-146-1-thumb-310x214.jpg" width="310" height="214" /></a></p>
<p align="center"></span><strong>充実した伊賀流忍者博物館</strong>&nbsp;</p>
<p></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">甲賀よりもはるかに立派な作りであるが、やはりこういうものは古い方が趣がある。甲賀と同じようなものが並べられていたが、忍者道具ははるかに多い。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">くノ一が使った中に刀が仕込んである「こうがい」、刀の形をした秘伝書入れなどが目を引く。水の中でも消えないたいまつがあり、これはＮＨＫで実験していたが、確かに水の中に入れて火が消えたように見えるが外へ出すとまた火がつくという見事なものであった。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">人形がモデルになった忍術の紹介が目にとまる。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">おお、木の葉隠れの術！伊賀の影丸の最大の術だがはたして真実は？なんと木の葉や草の影に身を隠すというだけのものであった。うーん、横山先生。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">その他の術もすべて木の上に登るとか水中に潜るとか、身を隠すだけのものであって、やはり超能力のような忍術は存在しないのであった。ワハハハ、お前らなどに分かってたまるものかと、天井に貼りついていた忍者の人形が語っているかのような気がした。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">こうして伊賀の里をあとにして東京へと向かったが、甲賀玄之助や、伊賀の朧がいた舞台だと想像をめぐらすとまた味わい深い。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">新鮮な空気をたっぷり吸った後の新幹線は、背広姿の帰京するサラリーマンでごったがえし、たばこの煙（当時）とビールのげっぷに送られて家路に着いた。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText" align="right"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">（<span lang="EN-US">1991</span>年<span lang="EN-US">2</span>月記）</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText" align="right"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText" align="right"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><span lang="EN-US"><o:p><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">&nbsp;</font></o:p></span></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">別表　<strong>忍者の兵糧食</strong></font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"><strong></strong></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">①<span lang="EN-US"><span style="mso-tab-count: 1">&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; </span></span><strong>飢渇丸</strong></font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">　人参<span lang="EN-US">40</span>匁、そば粉<span lang="EN-US">80</span>匁、小麦粉<span lang="EN-US">80</span>匁、もち米<span lang="EN-US">80</span>匁、甘草（はこべ類）<span lang="EN-US">4</span>匁、よくい仁　　（はとむぎ）<span lang="EN-US">40</span>匁。以上を粉末とし酒２升に漬けて放置、<span lang="EN-US">2</span>～<span lang="EN-US">3</span>年後酒が酒が乾ききっ　たら握り飯の大きさに丸く固める。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">　　※<span lang="EN-US">3</span>粒服すれば心力労することなし。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">②<span lang="EN-US"><span style="mso-tab-count: 1">&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;<strong> </strong></span></span><strong>水渇丸</strong></font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">　梅干しの肉<span lang="EN-US">4</span>匁、氷砂糖<span lang="EN-US">8</span>匁、麦角冬<span lang="EN-US">4</span>匁。細粉末にした上酒で固めて丸薬とする。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">　　※用水に渇したるときの妙法。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">③<span lang="EN-US"><span style="mso-tab-count: 1">&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;<strong> </strong></span></span><strong>兵糧丸１</strong></font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">　麦粉<span lang="EN-US">80</span>匁、もち米<span lang="EN-US">30</span>匁、人参<span lang="EN-US">10</span>匁。粉末にして混ぜ合わせ、はつみつと上酒を加えてとろ火で煮、小丸粒にして乾かす。</font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック"></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoPlainText"><font color="#000000" size="2" face="ＭＳ ゴシック">④<span lang="EN-US"><span style="mso-tab-count: 1">&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; </span></span><strong>兵糧丸２</strong></font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoNormal"><font size="3"><font color="#000000"><span style="FONT-FAMILY: 'ＭＳ 明朝', 'serif'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century; mso-font-kerning: 0pt"><font face="ＭＳ 明朝">　<font style="FONT-SIZE: 0.8em">人参</font></font></span><font style="FONT-SIZE: 0.8em"><span style="mso-font-kerning: 0pt" lang="EN-US">40</span><span style="FONT-FAMILY: 'ＭＳ 明朝', 'serif'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century; mso-font-kerning: 0pt"><font face="ＭＳ 明朝">匁、もち米</font></span><span style="mso-font-kerning: 0pt" lang="EN-US">10</span><span style="FONT-FAMILY: 'ＭＳ 明朝', 'serif'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century; mso-font-kerning: 0pt"><font face="ＭＳ 明朝">匁、麦粉</font></span><span style="mso-font-kerning: 0pt" lang="EN-US">2</span><span style="FONT-FAMILY: 'ＭＳ 明朝', 'serif'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century; mso-font-kerning: 0pt"><font face="ＭＳ 明朝">匁、もち米</font></span><span style="mso-font-kerning: 0pt" lang="EN-US">80</span><span style="FONT-FAMILY: 'ＭＳ 明朝', 'serif'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century; mso-font-kerning: 0pt"><font face="ＭＳ 明朝">匁、甘草</font></span><span style="mso-font-kerning: 0pt" lang="EN-US">3</span><span style="FONT-FAMILY: 'ＭＳ 明朝', 'serif'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century; mso-font-kerning: 0pt"><font face="ＭＳ 明朝">匁、しょうが１匁、卵の黄身</font></span><span style="mso-font-kerning: 0pt" lang="EN-US">10</span><font face="ＭＳ 明朝"><span style="FONT-FAMILY: 'ＭＳ 明朝', 'serif'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century; mso-font-kerning: 0pt">匁。以上を混ぜ合わせ、梅焼酎を加えてとろ火で煮固め丸薬とする</span></font></font></font></font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoNormal"><font size="3"><font color="#000000"><font style="FONT-SIZE: 0.8em"><font face="ＭＳ 明朝"><span style="FONT-FAMILY: 'ＭＳ 明朝', 'serif'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century; mso-font-kerning: 0pt"></span></font></font></font></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoNormal"><font size="3"><font color="#000000"><font style="FONT-SIZE: 0.8em"><font face="ＭＳ 明朝"><span style="FONT-FAMILY: 'ＭＳ 明朝', 'serif'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century; mso-font-kerning: 0pt"></span><span style="mso-font-kerning: 0pt" lang="EN-US"><o:p><strong>追記</strong></o:p></span></font></font></font></font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoNormal"><font size="3"><font color="#000000"><font style="FONT-SIZE: 0.8em"><font face="ＭＳ 明朝"><span style="mso-font-kerning: 0pt" lang="EN-US"><o:p></o:p></span></font></font></font></font>&nbsp;</p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoNormal"><font size="3"><font color="#000000"><font style="FONT-SIZE: 0.8em"><font face="ＭＳ 明朝"><span style="mso-font-kerning: 0pt" lang="EN-US"><o:p>　2011年3月のVANDAアーカイブ第1回花火編（04その他　サブカル参照）に続き、第2回の忍者屋敷対決をお届けします。伊賀の忍者屋敷はこの後焼失しましたが、再建されています。甲賀忍者・伊賀忍者のエピソードは、「とっても面白く身近な江戸時代」（04その他　サブカル参照。<a href="http://www.webvanda.com/etc/cat28/">http://www.webvanda.com/etc/cat28/</a>）もお読みください。</o:p></span></font></font></font></font></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoNormal"><span style="mso-font-kerning: 0pt" lang="EN-US"><o:p><font color="#000000" size="3">&nbsp;</font></o:p></span></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoNormal"><span style="mso-font-kerning: 0pt" lang="EN-US"><o:p><font color="#000000" size="3">&nbsp;</font></o:p></span></p>
<p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoNormal"><span style="mso-font-kerning: 0pt" lang="EN-US"><o:p><font color="#000000" size="3">&nbsp;</font></o:p></span></p>
<p><font color="#000000" size="3"></font>&nbsp;</p>]]>
    </content>
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    <title>☆Doris Day:『My Heart』（Sony/888697927752）</title>
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    <published>2011-12-12T19:11:13Z</published>
    <updated>2011-12-12T19:22:35Z</updated>

    <summary>ドリス・デイがテリー・メルチャーの母親というのは誰でもご存じのことだろう。そのド...</summary>
    <author>
        <name>Kunihiko Sano</name>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.webvanda.com/">
        <![CDATA[<p>ドリス・デイがテリー・メルチャーの母親というのは誰でもご存じのことだろう。そのドリス・デイが2004年にガンのため亡くなったテリー・メルチャーに捧げたのが本作である。音源の多くは1980年代の彼女のテレビ・ショー『Doris Day's Best Friends』のレコーディングからセレクトされている。本作で注目されるのはブルース・ジョンストン単独作品2曲、ブルースとテリーの共作が3曲と、12曲中5曲がブルース・ジョンストン作品という、我々ブルース・ジョンスソン・ファンにはたまらないセレクションになっていることだ。</p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/My-Heart-Doris-Day/dp/B0052WSX32/ref=sr_1_4?s=music&amp;ie=UTF8&amp;qid=1323716896&amp;sr=1-4" target="_blank"><img class="productImage" alt="商品の詳細" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41lj-3ayvnL._AA115_.jpg" /></a></p>]]>
        <![CDATA[永遠の名作「Disney Girls」で万人を酔わせ、バニー・マニロウが歌った「I Write The Songs」でグラミー賞のソング・オブ・ジ・イヤーまで獲得したブルースだが、賓作のコンポーザーであり、また控えめな性格なので、「遅れて入った6人目のビーチ・ボーイ」としてか、ビーチ・ボーイズのコンサートでも自作を歌わず、コメントも少ししか出さず、身を引いてしまっているのが実に寂しいところ。一緒に活動しているマイク・ラブが、みんなに眉をしかめられているのに平気で自己主張し続けているのと対極の位置にいる。そんなブルースだが、ビーチ・ボーイズ加入前にブルース＆テリーとして活躍し、ブルースが一時ビーチ・ボーイズを脱退していた時期はテリーとイクイノックス・レーベルを作ってカリフォルニア・ミュージックとして活動するなど、テリーの一番の親友がブルースだった。母親のドリスはテリーへのメモリー・アルバムを作る際、当然、ブルースの曲を多く選んだ。「Disney Girls」は当然入ったが、注目は「Heaven Tonight」である。このアップテンポで明るくポップなナンバーはブルースが自分のソロ・アルバム用にレコーディングまでしていた「Let's Visit Heaven Tonight」であり、貴重なカバーである。ブルース自身の歌は、未だに海賊盤でしか聴くことができない。そしてブルースとテリーとの共作だが、まずはビーチ・ボーイズがシングルとしてもリリースした「Happy Endings」で、ここではテリー・メルチャーのヴォーカルのものを収録していた。イントロのアナウンスはドリスで涙を誘う。他の2曲はしっとりとした美しいバラードの「The Way I Dreamed It」と「My Heart」で、どちらも個人的に初めて聴いた曲で、久々出会ったブルースの「新作」に嬉しさ一塩だ。ただ、アルバム全体を通して聴くと、最も魅力的なのは、ブルース関係の曲などではなく、ゴージャスなストリングスをバックに歌うジャズ・ナンバーの数々で、歌姫ドリス・デイの面目躍如、幸せな時間を送れること間違いなし。「Hurry It's Lovely Up Here」「My One &amp; Only One」「Life Is Just A Bowl Of Cherries」「My Buddy」「Ohio」がおススメ。(佐野)<br />]]>
    </content>
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    <title>☆Beach Boys:『The Smile Sessions(Deluxe Edition)』（EMIミュージック・ジャパン/TOCP-71113-14）</title>
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    <published>2011-12-06T19:05:44Z</published>
    <updated>2011-12-06T19:08:14Z</updated>

    <summary>先にレビューした『THE SMiLE SESSIONS』だが、ボックスを買えば全...</summary>
    <author>
        <name>Kunihiko Sano</name>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.webvanda.com/">
        <![CDATA[<p>先にレビューした『THE SMiLE SESSIONS』だが、ボックスを買えば全て揃ったかというとこの2枚組のデラックス・エディションは少し違う編集の曲があるので侮れない。</p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%AB-%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%82%BA/dp/B005KPHUY4/ref=sr_1_10?s=music&amp;ie=UTF8&amp;qid=1323198017&amp;sr=1-10" target="_blank"><img class="productImage" alt="商品の詳細" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/61pNrcydYGL._AA115_.jpg" /></a></p>]]>
        <![CDATA[<p>まずボックスでアナログ・シングルとして収録されていた「Heroes And Villains :Part1」「Heroes And Villains :Part2」を、ここではディスク２に収録。CDヴァージョンはこちらでどうぞという訳だ。そして「Good Vibrations Session Highlights」は本CDのディスク２のみ収録だ。「Heroes And Villains」のPart1は『Smiley Smile/Wild Honey』の2in1に収録されていた「Cantina Version」だが、ミックスが断然いいので別の曲のように聴こえるほど。Part2は「Gee」からスタートする4分19秒のセッション集のつなぎ合わせで、『Good Vibrations Box』の「Heroes And Villains(Sections)」に近いが、こちらは6分41秒もあり、Part2の方が「Sections」にはないパートを入れていたり編集は上。「Good Vibrations Session Highlights」も『Smiley Smile/Wild Honey』収録の「Good Vibrations(Various Sessions)」に編集の内容が近いが、尺が8分19秒で、「Various Sessions」の6分54秒に比べ1分ちょっと長い。もうひとつ、ディスク２の5分17秒の「Cabin Essence」は、ボックスのディスク３「Cabin Essence(Chorus)」に「Cabin Essence」のインストを通しにして編集したもの。このヴァージョンも本CDのみだ。ちなみにディスク１は今回のリリーズ３ヴァージョン全てに共通の仕様で、『Brian Wilson Presents SMiLE』のビーチ・ボーイズ版である。そして付け加えて言うと、本CDの輸入盤は無用に大きいボックスで邪魔なだけ、コンパクトに作られた日本盤を絶対に買うべきである。(佐野)</p>
<p>&nbsp;</p>]]>
    </content>
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    <title> Journey To Miyako Islands 2011</title>
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    <published>2011-11-30T12:28:07Z</published>
    <updated>2011-11-30T12:34:12Z</updated>

    <summary><![CDATA[&nbsp;Journey To Miyako Islands 2011 下地島...]]></summary>
    <author>
        <name>Kunihiko Sano</name>
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        <category term="沖縄・離島" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.webvanda.com/">
        <![CDATA[<p align="center">&nbsp;Journey To Miyako Islands 2011</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a href="http://www.webvanda.com/下地島空港沖の海-thumb-500x375.jpg"><img style="TEXT-ALIGN: center; MARGIN: 0px auto 20px; DISPLAY: block" class="mt-image-center" alt="下地島空港沖の海.jpgのサムネール画像" src="http://www.webvanda.com/assets_c/2011/11/下地島空港沖の海-thumb-500x375-thumb-500x375.jpg" width="500" height="375" /></a></span></p>
<p align="center"><strong>下地島空港沖の海</strong></p>
<p>第6回宮古諸島ツアー</p>
<p>佐野邦彦　</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;一つ残っていた。ずっと心に引っ掛かっていた。それは宮古諸島の水納島（みんなじま）だ。</p>
<p>沖縄本島の近くにクロワッサンアイランドと呼ばれている同名の島があるがそれではない。宮古島と石垣島の中間にある多良間島の沖8kmに浮かぶ、人口3人の島、それが目指す水納島だ。</p>
<p>私事で恐縮だが、我が家では家族4人（今年の夫婦で行った八重山は除く）で今まで11回、宮古島を中心とする宮古諸島、石垣島を中心とする八重山諸島へ行った。６回の八重山で、八重山諸島にある11の有人島へはすべて行くことができた。</p>
<p>では宮古。５回の宮古で、宮古諸島にある８つの有人島のうち７つは行った。残っているのはそう、水納島だけなのである。水納島さえ行けば、宮古・八重山の19の島、全てへ行ったことになるのだ。</p>
<p>　しかし長男は内定が取れ、来年は就職である。家族４人で行くことはまず、不可能だ。だからこそ、今年、どうしても悲願を達成したかった。悲願とは私個人だけのもので子供二人は特にどうとも思っていないようだが、全部行けば、記憶には残るだろう。</p>
<p>一昨年にトライし、多良間島まで渡り、海の向こうに水納島が見えていた。晴れていたのに、海がうねっていて渡ることはできなかった。だから今年の６回目の宮古は水納島へ渡れなければ意味がない、そう決意していた。</p>
<p>だからはじめ９月に予約していたが、台風が奄美へ迫っていたので、影響で船が出せないと確信し、３割のキャンセル料を払って10月に変更したのだ。</p>
<p>しかし10月に入っても宮古はずうっと雨もしくは曇りマーク続き。３週間くらい晴れはほとんどなかったと思う。沖縄は雨じゃなくても曇りでは何の意味もない。陽が射さなければ海はあの輝く翡翠色ではなく、緑がかったねずみ色でしかない。</p>
<p>ただこれだけ悪天候が続けば、さすがに行く頃には天気が回復するのではと、淡い期待があった。すると願いが通じたのか、行く日は曇りマークだが、その後は曇り時々晴れのマークが並ぶ。台風も熱帯低気圧も発生していない。これなら渡れそうだ。</p>
<p>こうして12回目の離島旅行がスタートした。</p>]]>
        <![CDATA[<p align="left">☆１０月２１日（金）　</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>宮古島へはいつもの早朝６時55分羽田発の直行便を使う。３時間20分のフライトだ。違うのは運転が自分でないこと。子供二人が免許を取ったので、助手席でナビをすればいいのでこれは気楽だ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ここでまず伝えておきたいのは、値下げした羽田空港のパーキングの料金である。予約は不要、３泊４日でたったの5500円！昔は空港駐車場の料金が高かったので、空港周辺のパーキングに停めてそこから送迎というパーキングプランが必ずといってもいいほど旅行会社のパンフレットの裏に載っていたが、今や壊滅だろう。</p>
<p>またモノレールは往復で940円もするが、浜松町までの交通費を入れれば4人で行くとパーキング料金を超えてしまう。荷物運搬の手間もあるので、4人でなくてももうモノレールを使う手は消えた。羽田へ行くのは車が安いという認識に変えてほしい。　</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>宮古空港へ着くと空は曇り。天気予報通りか。こういう天候は、吉野海岸に限る。吉野海岸は海の中を見るためのビーチなので、曇りでも関係ないからだ。レンタカーはレンナビで最安だったマツダレンタカーを使う。3泊4日、保証料込で11500円は格安だ。</p>
<p>ここで伝えたいこと第2弾。レンタカーはレンナビか石垣島ツアーランドなどのサイトで、最安、保証料込、キャンセル料が直前でないとかからないプランを選ぶのが絶対にお得。旅行会社のレンタカープランは高いので使わないこと。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>急ぐ必要もないので必ず行く西里のA&amp;Wで腹ごしらえ。その後、吉野へ向かう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a href="http://www.webvanda.com/%E5%AE%AE%E5%8F%A4%E5%B3%B6%E5%90%89%E9%87%8E%E6%B5%B7%E5%B2%B8.jpg"><img style="TEXT-ALIGN: center; MARGIN: 0px auto 20px; DISPLAY: block" class="mt-image-center" alt="宮古島吉野海岸.jpg" src="http://www.webvanda.com/宮古島吉野海岸-thumb-500x375.jpg" width="500" height="375" /></a></span></p>
<p align="center"><strong>宮古島吉野海岸</strong></p>
<p>吉野海岸は、宮古島市が指定管理者にまかせて運営しているので500円の駐車料金を払って送迎してもらうシステムになっている。その事を嫌う人がいるが、それは単なるノスタルジア、昔のあの切り返しも困難な急坂にアクロバットのように駐車する過去がいい訳がなく、500円で安全に行き来できる今の方がいいに決まっている。</p>
<p>駐車場へ着くと停まっているのは4台ほどでガラガラ。もう10月だものな。下へ降りても全部で20人くらいしかいない。これは快適だ。干潮は15時30分頃なので早くに泳がないと、泳ぎづらくなる。気温は29度、海ははじめ少し冷たかったが、十分に泳げる。空いているし、この時期の方がいいのかも。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>海の中は大型のカラフルなブダイ系の魚が泳ぎまわっている。海岸から20mくらいの安全なリーフ内に珊瑚が群生しこんな大型の魚がいるビーチは吉野海岸以外ない。となりの新城海岸もこんなにはいない。</p>
<p><strong>一見、魚などいなそうだが.....</strong></p>
<p>
<p><a href="http://www.webvanda.com/%E4%B8%80%E8%A6%8B%E3%80%81%E9%AD%9A%E3%81%AA%E3%81%A9%E3%81%84%E3%81%AA%E3%81%9D%E3%81%86%E3%81%A0%E3%81%8C.jpg"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="一見、魚などいなそうだが.jpg" src="http://www.webvanda.com/一見、魚などいなそうだが-thumb-200x150.jpg" width="200" height="150" /></a></p>
<p></p>
<p><a href="http://www.webvanda.com/%E5%90%89%E9%87%8E%E3%81%AE%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%95%E5%86%85%E3%81%AB%E3%81%AF%E5%A4%A7%E5%9E%8B%E3%81%AE%E7%BE%8E%E3%81%97%E3%81%84%E9%AD%9A%E3%81%8C%E3%81%84%E3%81%A3%E3%81%B1%E3%81%84.jpg"><img style="WIDTH: 201px; HEIGHT: 176px" class="mt-image-none" alt="吉野のリーフ内には大型の美しい魚がいっぱい.jpg" src="http://www.webvanda.com/吉野のリーフ内には大型の美しい魚がいっぱい-thumb-200x150.jpg" width="200" height="150" /></a></p>
<p align="center"><strong>　　　　　　　　　　　吉野のリーフ内には大型の美しい魚がいっぱい</strong></p>
<p>そして八重山は、リーフ際まで行かないとダメだ。やはり吉野は特別だなと改めて感じて浜に戻ると空はすっかり青空になっていた。これは嬉しい誤算だ。海の色も陽の光がないときとまったく違う。</p>
<p>パラソルの下の椅子で休んでいると、長い髪を後ろで縛り、ボーイスカウトのようなカーキ色の服を着たダンディな老人がこちらへやってきた。手には珊瑚のカケラを持ち、ヒモで結わこうとしている。</p>
<p>「どこから来たんですか？」</p>
<p>「東京です」</p>
<p>「東京のどこですか」</p>
<p>「世田谷です」</p>
<p>「世田谷のどこですか？」（だいぶ詳しいな）</p>
<p>「上町というところです」</p>
<p>「宮古島は初めてですか？」</p>
<p>「もう6回目です」</p>
<p>と、ここでこの老人は「私はここで吉野海岸の環境を守るNPOをやっています。この自然を大事にしてもらう証としてこうやってサンゴのネックレスを付けていただくようお願いしているのですが、首からかけていいですか？」と。</p>
<p>「いいですよ」</p>
<p>「私は『吉野のおじさん』と呼ばれているんです。ホームページもやっています。」</p>
<p>そうか！この人が「吉野のオヤジ」という人か。今は「吉野のおじさん」と言われているのか。そのホームページは行く前日に読んだばかりで、噂では台風の後、吉野のオヤジはいなくなった、のような事を聞いていたけど元気じゃないか。</p>
<p>最初はよそ者が偉そうにみたいな感じで地元の人から嫌がらせを受けたりしていたけど、今は地元の90%の人が活動に賛同してくれるようになったという記事を読んだばかり。</p>
<p>沖縄離島のホームページで、吉野海岸には「吉野のオヤジ」という人間がいて、いちいち文句を付けてくのであまり行かない方がいい、なんて書いてあったのをすっかり鵜呑みにして、最初の2回は吉野海岸を避けていた。</p>
<p>新城海岸にいる地元の人も同じことを言っていた。しかしこの方はとても紳士的だし、干潮時に珊瑚の上を走り回っているバカな高校生くらいのガキどもをここで見たことがあり、注意する人がいなければここは守れないなと痛感していたので、保護活動は賛同できる。</p>
<p>ここで会えてよかったな。でもまったく今まで１回もお見かけしなかったのはなぜ？と聞くと、「夏はともかく人が多いので、端っこの人に声をかけるだけで終わっちゃう」と笑っていた。</p>
<p>そして吉野海岸の海は世界一で、先日来たオーストラリアの人もグレートバリアリーフよりも凄いと感動していたというエピソードも聞かせてくれた。カッコいい吉野のおじさん、これからもがんばってくださいね。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>干潮になったので、吉野を引き上げ、池間大橋までいって池間島の売店で紅イモもちとサザエを食べる。</p>
<p>そして夜は「なみ吉」で食事。初日はいつもこのパターン、でも最高だな。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>☆１０月２２日（土）　</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>宿泊先はパイナガマビーチ近くのホテルサザンコースト宮古島。</p>
<p>西里に近く、コンビニは隣だし、駐車場からホテルの入り口までの間に広い洗い場があることが気に入って、最近、お気に入りのホテルだ。ただし今日は戻らない。というのも水納島で一泊するからだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>９時55分発のプロペラ機で多良間島へ。プロペラの爆音はいつ聞いてもわくわくする。フライト時間は15分程度だ。</p>
<p>多良間空港で宮国さんの弟さんと落ちあう。ここで宮国さんと水納島について紹介しよう。</p>
<p>　水納島にはかつて200人以上の人が住んでいたという。しかし宮古島のように地下ダムがあるわけではないので水は天水だけ。1989年までは電気も通ってなかった。その離島苦のため、次々住民は宮古島や多良間島へ移民し、残ったのは宮国さん一家だけだった。</p>
<p>宮国さんは島全体を牧場として畜産で生計を立てた。一時は家族8人がいたが、今、住んでいるのはご兄弟2人だけと聞いていた。島に渡るには宮国さんの船をチャーター、宿泊はかつて島に住んでいた人の一軒家を貸してくれる。</p>
<p>船は往復で3万、宿泊は一人3000円だ。</p>
<p>水納島には当然、店はないので、食糧と飲み物は多良間で買っていくことになる。手間がかからないよう、レトルトのごはんや缶詰、そしてお気に入りの「金ちゃんヌードル」などを買っていった。</p>
<p>　宮国さんの弟さんの車で多良間のスーパーに行ったあとは、普天間港へ向かう。「しらはま」と書かれた船は10数人乗り程度の船で、後ろのデッキに6人腰掛けられるので、そこに座った。</p>
<p>運転はお兄さんだ。ご兄弟とも私と同じような年のように見える。そして痩躯でハンサムだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>
<p><a href="http://www.webvanda.com/%E6%B0%B4%E7%B4%8D%E5%B3%B6%E3%81%B8%E3%81%AE%E8%88%AA%E8%B7%AF%E3%81%AF%E5%A4%9A%E8%89%AF%E9%96%93%E5%B3%B6%E3%82%92%E5%87%BA%E3%82%8B%E3%81%A8%E5%A4%A7%E6%8F%BA%E3%82%8C%E3%81%AB.jpg"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="水納島への航路は多良間島を出ると大揺れに.jpg" src="http://www.webvanda.com/水納島への航路は多良間島を出ると大揺れに-thumb-250x187.jpg" width="250" height="187" /></a></p>
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<p><strong>水納島への航路は</strong></p>
<p><strong>　　　多良間島を出ると大揺れに</strong></p>
<p><strong></strong>&nbsp;</p>
<p>　空は昨日のように曇っているが午後から晴れるようだ。船が防波堤を越えるあたりから波がガンガンあたり揺れに揺れる。椅子の縁につかまっていないと吹っ飛ばされそうだ。今まで何度か荒れた日の船に乗っていたので耐性はできていたが、初めてこの揺れに遭遇したらビビるだろう。</p>
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<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a href="http://www.webvanda.com/夢にまで見た水納島へ遂に上陸-thumb-500x375.jpg"><img style="TEXT-ALIGN: center; MARGIN: 0px auto 20px; DISPLAY: block" class="mt-image-center" alt="夢にまで見た水納島へ遂に上陸.jpgのサムネール画像" src="http://www.webvanda.com/assets_c/2011/11/夢にまで見た水納島へ遂に上陸-thumb-500x375-thumb-385x288.jpg" width="385" height="288" /></a></span></p>
<p align="center"><strong>夢にまで見た水納島へ遂に上陸</strong><a href="http://www.webvanda.com/%E5%A4%A2%E3%81%AB%E3%81%BE%E3%81%A7%E8%A6%8B%E3%81%9F%E6%B0%B4%E7%B4%8D%E5%B3%B6%E3%81%B8%E9%81%82%E3%81%AB%E4%B8%8A%E9%99%B8.jpg"></a></p>
<p>約25分で水納島へ到着する。</p>
<p>桟橋には、あれ？女性が一人、誰だろう。荷物はトラックで先に宿泊先へ。港をからすぐに緑の鬱蒼としたトンネルがあり、そこを抜けると道路の左右は芝生のように開け、宿泊する一軒家はその右手にあった。先に港にいた女性が、妻を呼んで、台所や水回りの説明をしてくれる。我々は荷物を家の中に運び込んだ。</p>
<p>このコンクリート作りの一軒家、１DKだがとても広くて風通しがよく、まわりに何もないので採光も抜群、とても気持ちよい。家の中は冷蔵庫、電子レンジ（調子は悪かったが）、洗濯機、温水シャワー、ガスレンジ、炊飯器が揃っているし、調味料、シャンプー、リンス、ティッシュなどなんでも置いてあって申し分ない。トイレだけ外だが、水洗だ。広々としていて、上に窓のような穴が２つ開いているので風通しがよく快適。家族4人、すっかり馴染んでしまい、妻などはここに住みたいねとはしゃいでいたほど。</p>
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<p align="center"><strong><font style="FONT-SIZE: 1em">
<p align="center"><a href="http://www.webvanda.com/家の外には野生のヤギがいっぱい-thumb-377x282.jpg"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="家の外には野生のヤギがいっぱい.jpgのサムネール画像" src="http://www.webvanda.com/assets_c/2011/11/家の外には野生のヤギがいっぱい-thumb-377x282-thumb-277x207.jpg" width="277" height="207" /></a></p>
<p align="center">&nbsp;</p>
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<p align="center"><strong><font style="FONT-SIZE: 1em">家の外には野生のヤギがいっぱい</font></strong></font></strong></p>
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<p><strong><font style="FONT-SIZE: 1em"></font></strong>&nbsp;</p>
<p><strong><font style="FONT-SIZE: 1em"></font></strong>&nbsp;</p>
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<p>窓の外には野生のヤギがいっぱい来ている。島のあちこちで見かけるが、家の前の広い芝生のような庭は、このヤギの群れがうまい具合に雑草を食べてくれるので手間いらずとか。昼食を作って食べたあとはみなゴロゴロとくつろいでいるので、せっかちな私一人が島の散策に出かける。</p>
<p></p>
<p>まず港の左に行くとしばらくして先に進めなくなったので、次に右の方をどんどん歩いていった。島はずっと白砂のビーチが続いている。すると20分くらい歩いたところで、海の中まで続く鉄条網が2列あり、これは牛が逃げないためのものだと分かったが、それ以上は進まず、引き返した。</p>
<p>すると昨日のように雲が切れ、どんどん青空に変わっていく。これは嬉しい。家には1時間ほどで戻り、ビーチへ行こうとみんなを誘う。</p>
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<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a href="http://www.webvanda.com/%E9%95%B7%E7%94%B7%E3%81%8C%E3%81%8A%E6%89%8B%E8%A3%BD%E3%81%AE%E9%87%A3%E7%AB%BF%E3%81%A7%E9%87%A3%E3%82%8A%E3%80%81%E4%BA%8C%E7%94%B7%E3%81%AF%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0.jpg"><img style="TEXT-ALIGN: center; MARGIN: 0px auto 20px; DISPLAY: block" class="mt-image-center" alt="長男がお手製の釣竿で釣り、二男はシュノーケリング.jpg" src="http://www.webvanda.com/長男がお手製の釣竿で釣り、二男はシュノーケリング-thumb-400x300.jpg" width="400" height="300" /></a></span></p>
<p align="center"><strong>長男がお手製の釣竿で釣り、二男はシュノーケリング</strong></p>
<p>長男はどこからか木を見つけてきて、そこに多良間のスーパーで買った釣糸とオモリを取り付け、釣竿を作っていた。エサは魚肉ソーセージだ。時間が少し遅いので、宮国さんに勧められた港のすぐ横の左のビーチで遊ぶ。丁度良い、モンパの木があり、そこに荷物を置いて長男は先に見える防波堤まで釣りのため歩いていった。二男と私は泳いでリーフ内を回る。</p>
<p>リーフ内は浅く、足が付く。魚は岩の下に隠れている程度だ。海の向こうには多良間島が横たわり、一昨年、この対岸で水納島に渡れずため息をついていたのかと思うと、感慨もひとしおである。</p>
<p>長男の釣竿には1回、魚がかかったがばれてしまうのを海の中から見ていた。</p>
<p>日が傾いてきたので、家へ引き上げる。</p>
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<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a href="http://www.webvanda.com/%E6%B0%B4%E7%B4%8D%E5%B3%B6%E3%81%AE%E5%A4%95%E6%97%A5.jpg"><img style="TEXT-ALIGN: center; MARGIN: 0px auto 20px; DISPLAY: block" class="mt-image-center" alt="水納島の夕日.jpg" src="http://www.webvanda.com/水納島の夕日-thumb-500x375.jpg" width="500" height="375" /></a></span></p>
<p align="center"><strong>水納島の夕日</strong></p>
<p>そして水平線に沈む夕日を見ようと、再び、4人で港へ行った。夕日が沈むまで眺めたことなんて記憶にない。沈んでいく様は見ても、沈むまでじっと見つめていたことは、今まであったのだろうか。大きな流木に腰かけてじっと水平線に消えていく夕日を見ていたが、水平線ギリギリに雲があり、残念ながら沈みきるところまでは見えなかった。</p>
<p>再び家へ戻り、暗くなったころ、宮国さんがやってきて「8時半頃から一緒にオトーリをしませんか」と誘われる。二男は一切酒を飲まないし、長男も疲れているようなので、私と妻で宮国さんのご自宅まで歩いていった。</p>
<p>そこで分かったのは、女性は宮国さんの弟さんの奥さんで、7月に結婚されたのだという。じゃあ、水納島の住民は3人に増えたんだ。いやーおめでとうございます。</p>
<p>奥さんは愛知県ご出身だそうで、明るくてチャーミングな方だ。家には大きな液晶テレビがあり、東京と少しも変わらない高画質（さすが地デジ！アナログだったら電波不足で雪が降ったような画面だったかも）でテレビが付いていて、たまたま新婚旅行で行ったばかりの場所（たしか京都）が映り、お二人ではしゃいでいてとても微笑ましかった。</p>
<p>オトーリをきちんとするのは初めてで、親が一周するまで、5人なので5回グラスが回る。親は最後にもう1回飲み干すので6杯は泡盛を飲み干した計算だ。アルコールは強くないので普段はビールしか飲まないが、楽しいお酒だったので相当飲んでしまったように思う。</p>
<p>多良間のスーパーは物価が高いのであまり買わず船で2時間かけて宮古島へ行ってたくさん買い出ししてくること、使っている水は天水をろ過したもので最近雨続きだったのでたくさん使っても大丈夫、中学からは多良間島へ船で通うが多良間の言葉は発音が独特で水納島の言葉と違うので笑われたとか、高校は宮古島でさらに出身によって言葉が違うので最初は何話しているのかよく分からなかったとか、小さい頃は水汲みが仕事だったとか、興味深い話をたくさん聞かせていただいた。</p>
<p>お兄さんは私と同じ年で現在54歳、思わず握手をしてしまった。</p>
<p>2時間くらい飲んだところでお開きとなる。明日は浜崎（島の西側）まで行くといいですよ、途中で会ったら車で送るからとおっしゃっていただき、お暇した。</p>
<p>家へ戻ると、星を見に行こうと4人で再び港へ行く。</p>
<p>月齢は20数日なので月は深夜過ぎでないと出てこない。星を見るには絶好だ。見上げると満天の星。すごいのは平たい島なので360度見渡せることだ。星座の形だけしか星が見えない東京と違い、星が多すぎて星座が探せない。</p>
<p>ところが残念ながら記憶はここまで。飲み過ぎていてそこから先は覚えていない。星を見てからオトーリに行けばよかったなあ...。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>☆１０月２３日（日）</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>　いつもと違い、もう目的地にきているので朝はのんびりだ。居心地がいいので、ゴロゴロとすっかりくつろいでいる。</p>
<p>空は一瞬晴れたかと思ったらまた雲がやってきて日が陰り曇り時々晴れ間という感じだ。ビーチは晴れないとつまらないので、まずは水納御嶽へ行ってみる。</p>
<p>道路は舗装され、きれいに整備されている。御嶽へいくには土の道へ入っていく。道の左右はアダンがビッシリ生えているが、鋭い葉先がみなバサッと落ちているので、宮国さん達の手入れの賜物だろう。気の遠くなるような量なので頭が下がる。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p><a href="http://www.webvanda.com/%E8%90%BD%E3%81%A1%E7%9D%80%E3%81%84%E3%81%9F%E9%9B%B0%E5%9B%B2%E6%B0%97%E3%81%AE%E6%B0%B4%E7%B4%8D%E5%BE%A1%E5%B6%BD.jpg"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="落ち着いた雰囲気の水納御嶽.jpg" src="http://www.webvanda.com/落ち着いた雰囲気の水納御嶽-thumb-239x179.jpg" width="239" height="179" /></a></p>
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<p><strong><font style="FONT-SIZE: 1.25em" size="5">落ち着いた雰囲気の水納御嶽</font></strong></p>
<p><strong><font style="FONT-SIZE: 1.25em"></font></strong>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>御嶽はコンクリート作りの立派な作りで手前に柵があり近くまで行けないようになっていた。水納島出身者の心のよりどころなので、こうして整備されているのだろう。</p>
<p>海へと向かう道はさらに道が細くなりジャングル道風。かすかな潮騒の方向へ足を運ぶと島の北側の海が見えたが、ちょうど干潮ですっかり干上がっていたので、そのまま引き返すことにした。</p>
<p>家（宿と呼ばず家と呼ぶ）まで戻ると日差しが出てきた。これはいい。昨日勧められたとおり島の西端まで行こうと牧場を突っ切る道を歩き始めた。</p>
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<p><a href="http://www.webvanda.com/%E7%89%A7%E5%A0%B4%E3%81%B8%E3%81%AE%E9%81%93%E3%82%92%E6%AD%A9%E3%81%8D%E5%A7%8B%E3%82%81%E3%82%8B%E3%81%A8%E8%87%AA%E8%BB%A2%E8%BB%8A%E3%81%AB%E4%B9%97%E3%81%A3%E3%81%9F%E5%A5%A5%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%8C.jpg"><img style="MARGIN: 0px 0px 20px 20px; FLOAT: right" class="mt-image-right" alt="牧場への道を歩き始めると自転車に乗った奥さんが.jpg" src="http://www.webvanda.com/牧場への道を歩き始めると自転車に乗った奥さんが-thumb-237x177.jpg" width="237" height="177" /></a></p>
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<p><strong><font style="FONT-SIZE: 1em">牧場への道を歩き始めると</font></strong></p>
<p><strong><font style="FONT-SIZE: 1em">　　　　　　　　　自転車に乗った奥さんが</font></strong></p>
<p><strong><font style="FONT-SIZE: 1em"></font></strong>&nbsp;</p>
<p>すると自転車をこいでいた若奥さんとバッタリ出会い、車で送ってくれるという。トラックの荷台に4人乗り込み、ガタガタと牧場の中を進んでいくが、牧場が広い！かなりの距離があり、これを歩いて行ったら、けっこう大変だった。</p>
<p>トラックを下りるとその先は真っ白なビーチだった。　白砂のビーチは沖縄には数あれど、これだけ大量の白砂に囲まれたビーチは見たことがない。ちょうど島の西側の角の部分なのでさらに珊瑚が堆積したのかもしれないが、極端に言えば砂丘が出現したかのようだ。</p>
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<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a href="http://www.webvanda.com/%E7%A0%82%E4%B8%98%E3%81%8C%E5%87%BA%E7%8F%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AA%E3%82%A6%E3%83%97%E3%82%A4.jpg"><img style="TEXT-ALIGN: center; MARGIN: 0px auto 20px; DISPLAY: block" class="mt-image-center" alt="砂丘が出現したようなウプイ.jpg" src="http://www.webvanda.com/砂丘が出現したようなウプイ-thumb-389x291.jpg" width="389" height="291" /></a></span></p>
<p align="center"><strong>砂丘が出現したようなウプイ</strong></p>
<p>離島のビーチは翡翠色と群青の海、白砂の浜、青い空があって、あの美しさを生み出すのだが、そこに広大な白い浜が広がっている絵を想像して欲しい。そして眩しいほどに輝いているのだ。</p>
<p>このビーチはウプイというようだ。浜は砂丘状態なので、草が生えているだけで、他のビーチのようにアダンやモンパの木が一本もないため、日影が存在しない。</p>
<p>少し歩くと木の骨組みにビニール製の床のブロックがひいてある廃屋を見つけた。</p>
<p>廃屋といっても屋根部分は吹きとんでいるので日陰はできないが、足元のビニールのブロックだけは安定している。そのため、この大きなブロックで浜に吹き飛んでいるものを骨組みに立てかけ、一人分だけの小さな日陰を作った。妻はそこで丸くなっていた。</p>
<p>近くに「はまさきマリンサービス」という小さな看板があることから多良間島のマリンサービスの業者がここで簡易休憩所でも作っていたのだろう。ただもうその面影はない。</p>
<p>リーフ内の海は一見遠浅で、いつまでも足が付きそうだが、途中から２ｍ以上の深度になる。</p>
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<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a href="http://www.webvanda.com/%E5%B0%91%E3%81%97%E6%B3%B3%E3%81%90%E3%81%A8%E6%B7%B1%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%82%8A%E7%8F%8A%E7%91%9A%E3%81%8C%E7%BE%A4%E7%94%9F%E3%81%99%E3%82%8B.jpg"><img style="TEXT-ALIGN: center; MARGIN: 0px auto 20px; DISPLAY: block" class="mt-image-center" alt="少し泳ぐと深くなり珊瑚が群生する.jpg" src="http://www.webvanda.com/少し泳ぐと深くなり珊瑚が群生する-thumb-500x375.jpg" width="500" height="375" /></a></span></p>
<p align="center"><strong>少し泳ぐと深くなり珊瑚が群生する</strong></p>
<p>すると珊瑚の群落が現れ、デバスズメやルリスズメ、クマノミなどの小さい魚がたくさん泳いでいた。これは満潮時では群を抜く美しさがありながら、深度がないので魚がいない多良間島のウカバとは大きく違う。</p>
<p>浜に出てから左側に曲がりこんでいったのだが、右側に行った方が浜崎で、そこのこの深みには干潮時、多くのウミガメが集まっている光景に出会えるのだそうだ。</p>
<p>砂丘のような白い砂は浅瀬にも入り込み、ウプリ独特の景観を見せてくれる。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a href="http://www.webvanda.com/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E3%81%8C%E9%99%8D%E3%82%8A%E6%B3%A8%E3%81%8E%E3%80%81%E3%82%86%E3%82%89%E3%82%86%E3%82%89%E3%81%A8%E5%85%89%E3%81%AE%E5%B8%AF%E3%81%8C%E3%81%9F%E3%82%86%E3%81%9F%E3%81%86.jpg"><img style="TEXT-ALIGN: center; MARGIN: 0px auto 20px; DISPLAY: block" class="mt-image-center" alt="太陽が降り注ぎ、ゆらゆらと光の帯がたゆたう.jpg" src="http://www.webvanda.com/太陽が降り注ぎ、ゆらゆらと光の帯がたゆたう-thumb-500x375.jpg" width="500" height="375" /></a></span></p>
<p align="center"><strong>太陽が降り注ぎ、ゆらゆらと光の帯がたゆたう</strong></p>
<p>いつしか空には雲はなくなり、光が海の中の白砂に降り注ぐ。海は光の模様を表面に揺らめかせて、キラキラと金色に光り輝いた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>奥の方は翡翠と群青のグラデーション。あまりの美しさに浜辺で休んでいる家族を呼ぶ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>海を眺めていると聞こえてくるのは風の音だけだ。リーフ内なので潮騒がない。耳を澄ますとはるか沖にあるリーフに砕ける波のゴゴゴという音が、かすかに聞こえている。どこのビーチでも聞こえる人の声や、エンジンの音などの人工的な音がひとつも聞こえない。</p>
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<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a href="http://www.webvanda.com/%E7%A0%82%E4%B8%98%E3%81%AE%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AA%E7%99%BD%E6%B5%9C%E3%81%AE%E5%BD%BC%E6%96%B9%E3%81%AB%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A8%E3%83%83%E3%82%B8%E3%81%8C%E8%A6%8B%E3%81%88%E3%82%8B.jpg"><img style="TEXT-ALIGN: center; MARGIN: 0px auto 20px; DISPLAY: block" class="mt-image-center" alt="砂丘のような白浜の彼方にリーフエッジが見える.jpg" src="http://www.webvanda.com/砂丘のような白浜の彼方にリーフエッジが見える-thumb-500x375.jpg" width="500" height="375" /></a></span></p>
<p align="center"><strong>砂丘のような白浜の彼方にリーフエッジが見える</strong></p>
<p>きっと何万年前、いや人類がいなかった頃も、今と同じ静けさだったのだろう。</p>
<p>この島にいるのは家族4人と、宮国さんの一家3人だけだ。他には誰もいない。なんというぜいたくだろう。私が人の多い沖縄本島ではなく離島ばかり行くのは、この静けさを求めているからだ。</p>
<p>東京に生まれ育って騒音の中で暮らしてきた。音楽が好きなのでいつもずっと音楽を聴いてきた。だからこういう自然の音だけの時間が欲しい。もちろん極上の景色と一緒に。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a href="http://www.webvanda.com/%E9%87%91%E8%89%B2%E3%81%AB%E8%BC%9D%E3%81%8F%E6%B5%B7%E3%81%AE%E5%90%91%E3%81%93%E3%81%86%E3%81%AB%E3%81%AF%E5%BB%83%E5%B1%8B%E3%81%AE%E6%9F%B1%E3%81%8C%E8%A6%8B%E3%81%88%E3%82%8B.jpg"><img style="TEXT-ALIGN: center; MARGIN: 0px auto 20px; DISPLAY: block" class="mt-image-center" alt="金色に輝く海の向こうには廃屋の柱が見える.jpg" src="http://www.webvanda.com/金色に輝く海の向こうには廃屋の柱が見える-thumb-500x375.jpg" width="500" height="375" /></a></span></p>
<p align="center"><strong>金色に輝く海の向こうには廃屋の柱が見える</strong></p>
<p>そのため、今まで行った13回の宮古・八重山で、音楽を聴くのは往復の飛行機の中だけで、滞在中は一度も聴いたことがない。</p>
<p>この水納島にビーチにあるのは手つかずの自然だけで何もないともいえる。しかしここには全てがある。</p>
<p>このままずっと海と浜を眺めていたかったが、３時に港から多良間へ戻るので、遅くとも２時までに家へ着かないと、シャワーを浴び、洗濯機を回し、昼食を食べる時間がなくなる。</p>
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<p><a href="http://www.webvanda.com/%E5%BA%83%E5%A4%A7%E3%81%AA%E7%99%BD%E6%B5%9C%E3%82%92%E3%81%B2%E3%81%9F%E3%81%99%E3%82%89%E6%AD%A9%E3%81%84%E3%81%A6%E5%AE%BF%E3%81%B8%E6%88%BB%E3%82%8B.jpg"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="広大な白浜をひたすら歩いて宿へ戻る.jpg" src="http://www.webvanda.com/広大な白浜をひたすら歩いて宿へ戻る-thumb-251x188.jpg" width="251" height="188" /></a></p>
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<p><strong>広大な白浜をひたすら歩いて宿へ戻る</strong></p>
<p><strong></strong>&nbsp;</p>
<p><strong></strong>&nbsp;</p>
<p>１時過ぎに浜に添って港へ戻ることにした。ところが白砂がパウダースノーのようにふかふかしていて歩きにくい。結局しっかり足を踏めるのは波打ち際と分かったが、それまでは悪戦苦闘しながら光り輝くビーチをひたすら歩いていった。</p>
<p></p>
<p>２か所の鉄条網はくぐれる場所があり、腰をかがめて抜けていく。日差しは10月とは思えない強烈さで、おかげでこの時期にしては季節違いの真っ黒に日焼けしてしまった。　</p>
<p>家へ戻ると慌ただしくシュノーケルの道具やマリンシューズを洗い、男性陣は素っ裸になって水着を洗濯機に放り込む。順に温水のシャワーを浴びながら、昼食の準備、洗濯、後片付けが同時並行で進んでいった。</p>
<p>食事だが、多良間のスーパーで買ってきたと思ったレトルトのカレーが入っていないことに気付いた。おかずとして残ったのはサバ缶2個のみ。レトルトのご飯をあっため、4人でサバ缶を突っついたが、これがまた美味しい。普段、色々なものを食べすぎているからこういうシンプルな美味さに気付かないんだな。これもまた何もないから見えてきたことだ。ありがたい。</p>
<p>　家には宿泊ノートがあり、もう12回目とか、リピーターが多い。ここまで来ようという人はそれなりにコアな旅人たちなので、その思いは熱烈だ。私も書き込ませていただいたが、リップサービスではなく是非、また水納島へ来て、ここへ泊りたいと思う。人もいいし、それだけの価値はある。</p>
<p>　名残惜しい気持ちをかかえて、水納の前泊港を離れた。</p>
<p>帰りは特に揺れることもなく快適な船旅である。多良間の普天間港で宮国さんご兄弟に挨拶をし、飛行機で宮古へ戻る。</p>
<p>まずは宮古空港で、お土産を買う。ここの売店はたくさんあり、西里の売店より充実しているので、オススメ。家族や友人、職場や学校など4人で買うと膨大な量になるし、出費も大きい。でも今までこうやってきたし、お忍びで、というのも嫌だし。</p>
<p>そして宮古島へ来たら必ず買うのが伊良部島産の「うずまきパン」。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p><a href="http://www.webvanda.com/%E8%B6%85%E7%BE%8E%E5%91%B3%E3%81%97%E3%81%84%E4%BC%8A%E8%89%AF%E9%83%A8%E5%B3%B6%E7%94%A3%E3%81%AE%E3%81%86%E3%81%9A%E3%81%BE%E3%81%8D%E3%83%91%E3%83%B3.jpg"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="超美味しい伊良部島産のうずまきパン.jpg" src="http://www.webvanda.com/超美味しい伊良部島産のうずまきパン-thumb-230x172.jpg" width="230" height="172" /></a></p>
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<p><strong><font style="FONT-SIZE: 1em">超美味しい伊良部島産のうずまきパン</font></strong></p>
<p><strong><font style="FONT-SIZE: 1.25em"></font></strong>&nbsp;</p>
<p>真ん中にギッキリとバタークリームが詰まっていて、そのクリームの中にジャリジャリするザラメの砂糖が入っている、超高カロリーなパンだ。しかしこいつは美味しい。中毒になる。一度食べたらやめられない。</p>
<p>この「うずまきパン」は沖縄で作ったものは東京のわしたショップでも売っているが、伊良部島産じゃないとまったくダメ。と言うのも、真ん中のクリームの量とザラメの砂糖の量が違う。じゃりじゃりしなければ「うずまきパン」じゃない。</p>
<p>でも宮古へ行かないと手に入らないので、東京ではしぶしぶ沖縄産の「うずまきパン」を買うこともある。わしたショップのレジでそれを出したら、レジの若い女の子が「これ、美味しいですよね！大好きなんです」と声をかけられる。そこで「でも、本当は伊良部島のが美味しいんですよ」と返事をしたら、隣にいたベテランの女性の店員がすかさず「そうでしょう？じゃりじゃりしないとダメですよね」と割り込んできた。</p>
<p>いやー、分かってくれる人がいて嬉しい。みんな同じなんだ。東京でのいきなりの「うずまきパン」談義だ。</p>
<p>明日は伊良部島へ渡るが、パンを抱えての移動は不便なので、売店の人に大量に予約する。「うずまきパン」ファンに頼まれている分もあるからね。受け取りは帰りだ。</p>
<p>もうひとつ必ず買って帰るものがある。それはバヤリース。</p>
<p>そんなの本土でも売ってるじゃんと思う人が大半だと思うが、作っている会社を見て欲しい。沖縄のバヤリースは「沖縄バヤリース」、沖縄以外では「アサヒ飲料」で、作っている会社が違う。</p>
<p>そして成分を見て欲しい。沖縄バヤリースは「オレンジ果汁10%」、アサヒバヤリースは「オレンジみかん混合20%」とまったく違う。どちらが美味しいかって？そんなのオレンジのみの沖縄バヤリースが美味いに決まっている。味が濃いのだ。みかんが入ったアサヒバヤリースは「なっちゃん」みたいで味が薄い。</p>
<p>ただ本土で沖縄バヤリースは入手不可能なので、帰りに重いペットボトルを何本も持って帰るしかない。もちろん今日は買わない。これも明日の帰りがけだ。</p>
<p>宮古空港を出るときに1泊2日の駐車料金2000円を取られた。今まで無料だったのにこの値段、高すぎる！と憤慨しながら、宮古島東急リゾートへ向かう。</p>
<p>夜は今回の基本ツアーであるJALでもらった「島旅クーポン」を使って、宮古島東急リゾート内のレストランのバイキングを食べるのだ。品数が多く、目移りして、みな色々な料理やデザートを何度も往復してもらってきていた。</p>
<p>バイキングの内容は十分に満足で、クーポンなので支払いもなかったが、アルコールなどの飲み物は別。まったくのタダというもの悪い気がして1品ずつ注文したが、けっこう高かったな。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;☆１０月２４日（月）</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>　いよいよ最終日が来た。空は今までと違って9時すぎから一気に晴れてきた。</p>
<p>今日のメインは下地島空港の離発着訓練を見ることだ。これで3回目だが、あの美しい海の彼方から大型の旅客機が頭上を越えて着陸するシーンを見るのは、何度見ても飽きることがない。</p>
<p>ここへ行くにはまず伊良部島へ渡らないといけない。伊良部へ行くカーフェリーは、誘導のおっかないおっちゃんのプレッシャーを受けながら、バックでギリギリに駐車しないといけない。この時だけは私が運転を変わった。</p>
<p>30分のゆっくりした船旅だが、船上からは建設中の伊良部大橋が大きく見えた。全長3km、この橋ができたら、伊良部島は、そして下地島空港へは大量の観光客が押し寄せるだろう。</p>
<p>今でも車で混雑する（本当は駐車禁止）下地島空港の突端は、規制されてしまうに違いない。</p>
<p>完成は2014年3月、あと2年半だ。このカーフェリーも廃止になる。</p>
<p>　下地島空港の突端への道はいつもながら分かりづらい。カーナビではその道をおしえてくれないので要注意。</p>
<p>飛行訓練は休みもあるのでこのサイトでスケジュールをチェックしておく必要がある。<a href="http://www.safirabu.com/kunren.html">http://www.safirabu.com/kunren.html</a>　</p>
<p>ようやく道を見つけ、カーブの先に下地島空港沖の海が見えてきた。はやる気持ちをおさえ、空いているスペースを見つけ路肩ギリギリに車を止める。</p>
<p>その日は宮古島から観光バスが来ていて、観光客にこの離発着を見せていた。観光バスを見るのは初めてで、最近コースに入れたのかもしれない。もともと広い道ではなく、ガードレールもないので、道幅は開けておかないといけない。</p>
<p>　2年ぶりの下地島空港沖の海だが、今日は快晴、その美しさが際立つ。翡翠色と群青の間のような絶妙な色合いの海が水平線の方まで続いている。数ある沖縄のビーチの中でも、波照間島のニシハマの「ハテルマブルー」と、ここの海が美しさの双璧だろう。</p>
<p>その息をのむような美しい海をボーイング７６７がゆっくりと回り込み、そして旋回して我々の方へまっすぐに飛んでくる。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>下地島空港沖。極上の海で見られる迫力満点のタッチ＆ゴー</strong></p>
<p></p>
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<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a href="http://www.webvanda.com/%E4%B8%8B%E5%9C%B0%E5%B3%B6%E7%A9%BA%E6%B8%AF%E6%B2%96%E3%80%82%E6%A5%B5%E4%B8%8A%E3%81%AE%E6%B5%B7%E3%81%A7%E8%A6%8B%E3%82%89%E3%82%8C%E3%82%8B%E8%BF%AB%E5%8A%9B%E6%BA%80%E7%82%B9%E3%81%AE%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%81%EF%BC%86%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%80%82"><strong><img style="TEXT-ALIGN: center; MARGIN: 0px auto 20px; DISPLAY: block" class="mt-image-center" alt="下地島空港沖。極上の海で見られる迫力満点のタッチ＆ゴー。.jpg" src="http://www.webvanda.com/下地島空港沖。極上の海で見られる迫力満点のタッチ＆ゴー。-thumb-500x375.jpg" width="500" height="375" /></strong></a></span></p>
<p><strong></strong>&nbsp;</p>
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<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a href="http://www.webvanda.com/%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%81%EF%BC%86%E3%82%B4%E3%83%BC2.jpg"><strong><img style="TEXT-ALIGN: center; MARGIN: 0px auto 20px; DISPLAY: block" class="mt-image-center" alt="タッチ＆ゴー2.jpg" src="http://www.webvanda.com/タッチ＆ゴー2-thumb-500x375.jpg" width="500" height="375" /></strong></a></span></p>
<p><strong></strong>&nbsp;</p>
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<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a href="http://www.webvanda.com/%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%81%EF%BC%86%E3%82%B4%E3%83%BC3.jpg"><strong><img style="TEXT-ALIGN: center; MARGIN: 0px auto 20px; DISPLAY: block" class="mt-image-center" alt="タッチ＆ゴー3.jpg" src="http://www.webvanda.com/タッチ＆ゴー3-thumb-500x375.jpg" width="500" height="375" /></strong></a></span></p>
<p><strong></strong>&nbsp;</p>
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<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a href="http://www.webvanda.com/%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%81%EF%BC%86%E3%82%B4%E3%83%BC4.jpg"><strong><img style="TEXT-ALIGN: center; MARGIN: 0px auto 20px; DISPLAY: block" class="mt-image-center" alt="タッチ＆ゴー4.jpg" src="http://www.webvanda.com/タッチ＆ゴー4-thumb-500x375.jpg" width="500" height="375" /></strong></a></span>点ほどの機体がみるみる大きくなり、頭上では空を覆うほどの近さで着陸していく模様は本当に圧巻だ。初めて見た女性達が何人も「すごーい、感動したー！」「鳥肌がたったよー」と口々に言っていたが、それが実感である。</p>
<p>
<p>今日は運がいいことに、訓練がタッチ＆ゴーで続いているので休みがない。10分くらいの間隔で何度も飛んでくる。その都度、アングルを右にしたり、左にしたり、真ん中にしたり変えながら、その機の訓練は初めから最後まで、計10回の訓練飛行を見ることができた。</p>
<p></p>
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<p><a href="http://www.webvanda.com/%E5%B2%B8%E5%A3%81%E3%81%AB%E8%85%B0%E3%81%8B%E3%81%91%E3%81%A6%E6%AC%A1%E3%81%AE%E7%9D%80%E9%99%B8%E3%82%92%E5%BE%85%E3%81%A4%E3%80%82.jpg"><img style="MARGIN: 0px 0px 20px 20px; FLOAT: right" class="mt-image-right" alt="岸壁に腰かけて次の着陸を待つ。.jpg" src="http://www.webvanda.com/岸壁に腰かけて次の着陸を待つ。-thumb-250x187.jpg" width="250" height="187" /></a></p>
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<p><strong><font style="FONT-SIZE: 1.25em" size="5">岸壁に腰かけて次の着陸を待つ。</font></strong></p>
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<p>　</p>
<p>この下地島空港は3000mもの滑走路を持ち、2000mの滑走路の宮古空港よりも来年度完成の新石垣空港よりも長く、那覇空港と同じ規模だという。</p>
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<p><a href="http://www.webvanda.com/%E9%80%86%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%81%A7%E2%91%A0.jpg"></a>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a href="http://www.webvanda.com/逆のアングルで①-thumb-244x183.jpg"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="逆のアングルで①.jpgのサムネール画像" src="http://www.webvanda.com/assets_c/2011/11/逆のアングルで①-thumb-244x183-thumb-230x172.jpg" width="230" height="172" /></a></span></p>
<p></p>
<p><a href="http://www.webvanda.com/逆のアングルで。これを見ないと宮古は語れない-thumb-244x183.jpg"><img style="MARGIN: 0px 0px 20px 20px; FLOAT: right" class="mt-image-right" alt="逆のアングルで。これを見ないと宮古は語れない.jpgのサムネール画像" src="http://www.webvanda.com/assets_c/2011/11/逆のアングルで。これを見ないと宮古は語れない-thumb-244x183-thumb-230x172.jpg" width="230" height="172" /></a></p>
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<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a href="http://www.webvanda.com/逆のアングルで。これを見ないと宮古は語れない-thumb-244x183.jpg"></a><a href="http://www.webvanda.com/逆のアングルで。これを見ないと宮古は語れない-thumb-244x183.jpg"></a>　　　</span></p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"></span><strong><font style="FONT-SIZE: 1.56em" size="6">これを見ないと宮古は語れない!</font></strong>　</p>
<p></p>
<p></p>
<p>アクセスが飛躍的によくなることもあり、この空港は訓練専門空港ではなくなるだろう。こうやって訓練飛行を眺めていられるのも、あと3年くらいかも。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;昼過ぎに宮古島へ戻り、宮古島最終日の定番、宮古島東急リゾートでのバナナボートを申し込む。すると今日は中学生が団体で利用するのでちょっと...と言われるが、隣から今すぐに乗れるならいいですよと声がかかる。</p>
<p>水着は初めから服の下に着ているので、子供2人はさっそくバナナボートに乗り込んでいった。</p>
<p>前浜ビーチから眺めていたが、いつもよりもずっと遠くまで案内してくれたようだ。1回だけだったのでサービスかな。</p>
<p>空は雲が出てきて、しばしば陽が陰る。午後が晴れとなった今までとは逆だ。下地島空港を午前中にしたのは正解だった。</p>
<p>その後、来間大橋を渡り、橋のすぐ近くの展望台から来間大橋と対岸の宮古島東急リゾートを見下ろす。ここは高さがあるので、海の色がきれいだ。波照間のニシハマもそうだが、高い場所から海を見ると、より青さが増し、魅力的な色合いになる。</p>
<p>そしてもう一度、宮古島の反対側まで行き、池間大橋を渡って、池間の売店で魔除けになると言われるスイジガイを買った。</p>
<p>
<p><a href="http://www.webvanda.com/%E6%B1%A0%E9%96%93%E5%A4%A7%E6%A9%8B%E3%81%AE%E5%89%8D%E3%81%AB%E3%81%84%E3%81%9F%E7%99%BD%E3%81%AB%E3%82%83%E3%82%93.jpg"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="池間大橋の前にいた白にゃん.jpg" src="http://www.webvanda.com/池間大橋の前にいた白にゃん-thumb-256x192.jpg" width="256" height="192" /></a></p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<p><strong><font style="FONT-SIZE: 1.25em" size="5">池間大橋の前にいた白にゃん</font></strong></p>
<p><strong><font style="FONT-SIZE: 1.25em"></font></strong>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>橋のたもとには真っ白いネコがいて、ネコ好き一家の我が家はみんなでそのネコを撫でていた。自宅にはかわいいかわいいベルとノエルの二匹が首を長くして待っているだろう。</p>
<p>この家族そろっての沖縄行の12回、全て留守中の世話は祖母がやってくれた。いつもながらありがたい。</p>
<p>そして西里で、宮古島へ来たら必ず食べる喫茶「レオン」のステーキ定食を食べる。美味しいし、ライス、サラダとスープがついて1200円は安い。</p>
<p>車をレンタカー会社へ戻す道すがら、長男が、就職したらもう来られないかもしれないからよく見ておこうとつぶやいた。</p>
<p>すぐには来られないかもしれないけど、またきっと来られるよ。その時には自分のまだ見知らぬ新しい家族と一緒かもしれないし、またみんなで来ることもできるかもしれない。人生はこれからだ。</p>
<p>我々夫婦が移住して、いつでもおいでと待っているのがベストなんだろうな。まったくあてはないけどね。でもそうやって物事は楽しいことを考えておくのが一番いい。ネガティブ思考になりがちだった自分の、たどり着いた対処方法が一番シンプルなこれだった。</p>
<p>　こうして12回目の離島で、宮古・八重山の19の離島全てを家族4人で行くことができた。ほっとしているが、ちょっとさみしい感じもある。来年はいったい何人で行くのだろう。そろそろこちらへ来いよと、言われているのかもしれない。（宝くじ当たれー！）</p>]]>
    </content>
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    <title>☆Rolling Stones:『Some Girls(Deluxe Edition』（A&amp;M/278405-5）</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.webvanda.com/2011/11/post_28053723.html" />
    <id>tag:www.webvanda.com,2011://1.699</id>

    <published>2011-11-27T20:37:23Z</published>
    <updated>2011-11-27T20:40:46Z</updated>

    <summary>ローリング・ストーンズの名作『Some Girls』のデラックス・エディションは...</summary>
    <author>
        <name>Kunihiko Sano</name>
        <uri>http://www.webvanda.com/</uri>
    </author>
    
        <category term="洋楽" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.webvanda.com/">
        <![CDATA[<p>ローリング・ストーンズの名作『Some Girls』のデラックス・エディションは、付属のディスク２の全てが未発表曲という超涙もの仕様。アルバム本体の素晴らしさはもう語る必要もないのでボーナス・ディスクのみ紹介しよう。<br />大好きなストーンズだがストーンズ至上主義のロックオヤジは嫌い。ロックを生き方と結び付け、それをゴリ押しする姿勢が不快だ。ポップ的なものを商業主義と断罪し、バカにしているのが情けない。その手の音楽評論家が多いのが音楽雑誌で、例えばビートルズのベストを選ばせればジョンの曲が圧倒的に上位を占め、ヒット曲の7割を書いたポールの曲は下位に低迷する。もちろんジョンは人間的に好きだし曲も好きだが、曲という観点で選べばポールの曲が多くなる。音楽評論家でポールの曲が半数なら信用できるが少数しかいない。だから音楽雑誌はつまらないのでまったく買う気がしない。興味があるのはリストだけだ。ロックは「カッコいい」という主観だけで語るともっとも思いを共有できる。クロマニヨンズの真島昌利さんは「あれ、聴きました？カッコいいですよね」と書いてくるが、その言い方が一番好き。ストーンズの曲はカッコいい。だから好きなのだ。</p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/Some-Girls-Rolling-Stones/dp/B005N95JA4/ref=sr_1_7?s=music&amp;ie=UTF8&amp;qid=1322425879&amp;sr=1-7" target="_blank"><img class="productImage" alt="商品の詳細" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/61UWLGFEaIL._AA115_.jpg" /></a></p>]]>
        <![CDATA[さて、本題に戻ろう。ボーナス・ディスクは12曲。個人的に最も好みなのは小気味いいロックンロールの「Tillahassee Lassie」で、こういう３コードでハンドクラップが入ると無条件でカッコいいと思ってしまう。ロックの基本だよね。ギターの間奏も難しいことは何もやっていないのにカッコいいぞ。ラテンビートの「Don't Be A Stranger」はアコースティック・ギターとハーモニカ、マリンバの間奏などストーンズの幅広い音楽性が垣間見られ楽しい曲。「I Love You Too Much」もオープンチューニングのコードがガンガンなって、そして一瞬気をひくメロディが飛び出す麻薬みたいな曲だ。カントリーの「Claudine」「Do You Think I Really Love」「You Win Again」、R&amp;Bの「So Young」、美しいバラードの「We Had It All」、ブルースの「When You're Gone」「Keep Up Blues」などバラエティに富んでいて、クオリティの高い曲も多いのにボツにしてしまうのだからストーンズは凄い。これからのリイシューの蔵出しが楽しみになってきた。（佐野）<br />]]>
    </content>
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    <title>☆Who:『Quadrophenia Director&apos;s Cut（Super Deluxe Edition）』(ユニバーサル・ミュージック/UICY91798)</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.webvanda.com/2011/11/post_17051852.html" />
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    <published>2011-11-16T20:18:52Z</published>
    <updated>2011-11-16T20:32:06Z</updated>

    <summary>フーの代表作『Quadrophenia』がスーパー・デラックス・エディションでリ...</summary>
    <author>
        <name>Kunihiko Sano</name>
        <uri>http://www.webvanda.com/</uri>
    </author>
    
        <category term="洋楽" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.webvanda.com/">
        <![CDATA[<p>フーの代表作『Quadrophenia』がスーパー・デラックス・エディションでリリースされた。アルバムは96年リミックスのリマスター、目玉のボーナス・ディスクはアルバム収録曲のデモと未発表デモによるピート・タウンゼンドによるもうひとつの『Quadrophenia』。「5:15/Water」のアナログ・シングル、5.1サラウンド・ミックス８曲が収められた。</p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/%E5%9B%9B%E9%87%8D%E4%BA%BA%E6%A0%BC-%EF%BD%9E%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%BF%EF%BC%8D%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%88-lt-%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%EF%BC%9E-%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%BC/dp/B005KLA9VO/ref=sr_1_1?s=music&amp;ie=UTF8&amp;qid=1321474588&amp;sr=1-1" target="_blank"><img class="productImage" alt="商品の詳細" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51xB76NnLYL._AA115_.jpg" /></a></p>]]>
        <![CDATA[このLPボックス・サイズのデラックス版はフーとローリング・ストーンズ、ポール・マッカートニーで進行していて、未発表曲や貴重な映像のDVDが見られてファンとしては嬉しい限りだが、この仕様が続くのはお金とスペースの問題で頭が痛いところ。CDサイズではキンクスのデラックス・エディションも進んでいる。インターネットからのダウンロードでは持った気がしない私たちのようなオヤジ世代を狙った新手の商売とも言えよう。まだまだ無限に続きそうな予感がする。値段は日本盤を買うと１万円を超えているが、そのくらいは購入できる50代付近をターゲットにしているようだ。給料は上がるどころか毎年一律下げられるので、休日は出かけず家に籠って金を使わないようにして、どこが一番安いか、日米英独仏のamazonとHMVなどで比較検討を続ける。こうやってこの手のリイシューに備えるしかないのだ。ケッ。<br />　少しグチが出たが、本CDボックスのピートのデモ集は本当に素晴らしい。『Scoop』のシリーズでみなさんご存じだろうが、ピートのデモは完成度が高く、アレンジもほぼ出来上がっている場合も多い。デモは25曲で、実際のアルバムは17曲なので8曲も多い。ピートはコンセプトを大事にするし、ロックに真摯に向き合っているので、我々がいい曲だと思ってもコンセプトにそぐわないと思うとオクラ入りにしてしまう。アルバムのデモはフーが演奏しているトラックも多く、『Another Quadrophenia』と言ってもいいだろう。初登場の曲では「You Came Back」がとてもきれいなメロディとサウンドを持つ洒落た曲なのに未発表だったのがもったいない。「Get Inside」もポップで、ピートらしいナンバーだが、アルバムのコンセプトから外れ、ボツになった。「Anymore」はピアノの弾き語りのシンプルなデモで、フーで演奏すれば大作になっただろう。「Is It Me?」は一部がアルバムの中でテーマのように使われていた。ピアノによるインスト「Fill No.2」と、シンセサイザーを駆使したインスト「Wizardry」はピートがこのアルバムを頭の中で映像化していてそのシーンに当てはめたサントラのようなナンバーだ。その他では、サントラの『Quadrophenia』や『Odds And Sods』にフーのヴァージョンが収録された「Fill No.1-Get Out And Stay Out」「Quadrophenic-Four Faces」「Joker James」「We Close Tonight」のデモも収録されていて、どの曲も必聴。本編はオリジナル・ミックスがロジャー・ダルトリーのヴォーカルのミックスが小さすぎたので、96年のリミックス版をマスターとして使用したリマスターである。その他、インターネットにアクセスするともう1曲デモが入手できる。（佐野）<br />]]>
    </content>
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    <title>☆Rolling Stones:『Some Girls Live In Texas &apos;78』（Wardrecords/VQBD10065）DVD</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.webvanda.com/2011/11/post_16050646.html" />
    <id>tag:www.webvanda.com,2011://1.697</id>

    <published>2011-11-15T20:06:46Z</published>
    <updated>2011-11-15T20:15:09Z</updated>

    <summary>ローリング・ストーンズ絶頂期の待望のライブ映像がリリースされた。1978年にリリ...</summary>
    <author>
        <name>Kunihiko Sano</name>
        <uri>http://www.webvanda.com/</uri>
    </author>
    
        <category term="洋楽" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.webvanda.com/">
        <![CDATA[<p>ローリング・ストーンズ絶頂期の待望のライブ映像がリリースされた。1978年にリリースされた『Some Girls』を受けてのツアーであり、アルバム10曲の内7曲を披露、懐メロに頼らないところがまずカッコいい。ストーンズ人気はまったく衰えることがなく、70年代に入って逆に加速していた感がある。ビルボードのアルバム・チャートの話だが、60年代で1位になったアルバムは1枚だけだったが、70年代はスタジオ・アルバムの6枚全てが1位にランクされた。その中でも一番売れたのが『Some Girls』で400万枚以上の驚異的なセールスを見せたのである。</p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B5%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%86%E3%82%AD%E3%82%B5%E3%82%B9-78-%E3%80%90%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E5%AD%97%E5%B9%95%E4%BB%98%E3%80%91-DVD-%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%BA/dp/B005MMTJSA/ref=sr_1_4?s=dvd&amp;ie=UTF8&amp;qid=1321387110&amp;sr=1-4" target="_blank"><img class="productImage" alt="商品の詳細" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51ZDGhP4lnL._AA115_.jpg" /></a></p>]]>
        <![CDATA[おりしもディスコブームでストーンズは「Miss You」でサラリとディスコビートを取り入れ全米1位の大ヒット、しかしどこからどう聴いてもストーンズのサウンドであり。ディスコをすっかり飲み込んでしまった。そしてパンクロックの嵐に晒されても、本家本元は俺たちだといわんがばかりのハードでソリッドなロックンロールの「When The Whip Comes Down」「Shattered」「Respectable」で実力の差を見せつける。ストーンズはいつも貪欲に新しい音楽を取り入れ、全てストーンズ風に消化してしまうから凄い。そしてこのライブ、今まで見たストーンズのライブで文句なしのベストだ。派手な演出が一切ないが、ミックもキースもロン・ウッドも最も脂がのっていた時の演奏と歌なので、そのパワーで耳も眼も画面にくぎ付けになってしまい、下手な演出は逆に邪魔になることころだった。演奏にパワーと切れがあり、以前のようなルーズでやる気のなさそうな演奏でない点が最高だ。それに呼応してミックのヴォーカルは全開でパワフルかつ、適当に崩して歌っていないところが素晴らしい。オープニングが「Let It Rock」、エンディング付近に「Sweet Little Sixteen」というチャック・ベリーのオールド・ロック・ナンバーを配しているところが逆にカッコいい。「お前ら知ってるか？ロックンロールってこれなんだぜ！」と叩きつけているかのようだ。60年代のナンバーは3曲のみだが、「Jumpin' Jack Flash」など凄い音の密度。70年代の名作『Exile On Main Street』から「All Down The Line」「Tumbling Dice」「Happy」と３曲入っているもの嬉しい。そしてボーナストラックに1978年の『Saturday Night Live』に出演した時の貴重なライブが入っていてこれも目玉だ。「Beast Of Burden」「Respectable」「Shattered」の新曲3曲を披露してくれるが、ミックの声の調子がイマイチでパフォーマンスとしては出来があまり良くない。やはりストーンズは大観衆の前の方がより実力が発揮できるのだろう。とにかく、このライブは見ないと大損だ。絶対購入すべきマスト・バイ・アイテムである。（佐野）<br />]]>
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    <title>☆Dave Davies:『Hidden Treasures』（Sanctuary/27775-3）</title>
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    <published>2011-11-15T19:54:18Z</published>
    <updated>2011-11-15T19:59:46Z</updated>

    <summary>キンクスのデイブ・デービスの、キンクスとして発表（発表予定だった曲も含む）した作...</summary>
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        <name>Kunihiko Sano</name>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.webvanda.com/">
        <![CDATA[<p><font color="#000000"><span style="FONT-FAMILY: 'ＭＳ 明朝'; FONT-SIZE: 10.5pt; mso-bidi-font-size: 11.0pt; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century; mso-bidi-font-family: 'Times New Roman'; mso-font-kerning: 1.0pt; mso-ansi-language: EN-US; mso-fareast-language: JA; mso-bidi-language: AR-SA">キンクスのデイブ・デービスの、キンクスとして発表（発表予定だった曲も含む）した作品集がリリースされた。</span><span style="FONT-FAMILY: Century; FONT-SIZE: 10.5pt; mso-bidi-font-size: 11.0pt; mso-bidi-font-family: 'Times New Roman'; mso-font-kerning: 1.0pt; mso-ansi-language: EN-US; mso-fareast-language: JA; mso-bidi-language: AR-SA; mso-fareast-font-family: 'ＭＳ 明朝'" lang="EN-US">1</span><span style="FONT-FAMILY: 'ＭＳ 明朝'; FONT-SIZE: 10.5pt; mso-bidi-font-size: 11.0pt; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century; mso-bidi-font-family: 'Times New Roman'; mso-font-kerning: 1.0pt; mso-ansi-language: EN-US; mso-fareast-language: JA; mso-bidi-language: AR-SA">曲を除き</span><span style="FONT-FAMILY: Century; FONT-SIZE: 10.5pt; mso-bidi-font-size: 11.0pt; mso-bidi-font-family: 'Times New Roman'; mso-font-kerning: 1.0pt; mso-ansi-language: EN-US; mso-fareast-language: JA; mso-bidi-language: AR-SA; mso-fareast-font-family: 'ＭＳ 明朝'" lang="EN-US">1960</span><span style="FONT-FAMILY: 'ＭＳ 明朝'; FONT-SIZE: 10.5pt; mso-bidi-font-size: 11.0pt; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century; mso-bidi-font-family: 'Times New Roman'; mso-font-kerning: 1.0pt; mso-ansi-language: EN-US; mso-fareast-language: JA; mso-bidi-language: AR-SA">年代の録音で、デイブのソロといって敬遠する人も、これは</span><span style="FONT-FAMILY: Century; FONT-SIZE: 10.5pt; mso-bidi-font-size: 11.0pt; mso-bidi-font-family: 'Times New Roman'; mso-font-kerning: 1.0pt; mso-ansi-language: EN-US; mso-fareast-language: JA; mso-bidi-language: AR-SA; mso-fareast-font-family: 'ＭＳ 明朝'" lang="EN-US">60</span><span style="FONT-FAMILY: 'ＭＳ 明朝'; FONT-SIZE: 10.5pt; mso-bidi-font-size: 11.0pt; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century; mso-bidi-font-family: 'Times New Roman'; mso-font-kerning: 1.0pt; mso-ansi-language: EN-US; mso-fareast-language: JA; mso-bidi-language: AR-SA">年代のキンクスのアーカイブ、事実、</span><span style="FONT-FAMILY: Century; FONT-SIZE: 10.5pt; mso-bidi-font-size: 11.0pt; mso-bidi-font-family: 'Times New Roman'; mso-font-kerning: 1.0pt; mso-ansi-language: EN-US; mso-fareast-language: JA; mso-bidi-language: AR-SA; mso-fareast-font-family: 'ＭＳ 明朝'" lang="EN-US">itunes</span><span style="FONT-FAMILY: 'ＭＳ 明朝'; FONT-SIZE: 10.5pt; mso-bidi-font-size: 11.0pt; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century; mso-bidi-font-family: 'Times New Roman'; mso-font-kerning: 1.0pt; mso-ansi-language: EN-US; mso-fareast-language: JA; mso-bidi-language: AR-SA">の</span><span style="FONT-FAMILY: Century; FONT-SIZE: 10.5pt; mso-bidi-font-size: 11.0pt; mso-bidi-font-family: 'Times New Roman'; mso-font-kerning: 1.0pt; mso-ansi-language: EN-US; mso-fareast-language: JA; mso-bidi-language: AR-SA; mso-fareast-font-family: 'ＭＳ 明朝'" lang="EN-US">CDDB</span><span style="FONT-FAMILY: 'ＭＳ 明朝'; FONT-SIZE: 10.5pt; mso-bidi-font-size: 11.0pt; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century; mso-bidi-font-family: 'Times New Roman'; mso-font-kerning: 1.0pt; mso-ansi-language: EN-US; mso-fareast-language: JA; mso-bidi-language: AR-SA">でも表示したのは</span><span style="FONT-FAMILY: Century; FONT-SIZE: 10.5pt; mso-bidi-font-size: 11.0pt; mso-bidi-font-family: 'Times New Roman'; mso-font-kerning: 1.0pt; mso-ansi-language: EN-US; mso-fareast-language: JA; mso-bidi-language: AR-SA; mso-fareast-font-family: 'ＭＳ 明朝'" lang="EN-US">Dave Davies</span><span style="FONT-FAMILY: 'ＭＳ 明朝'; FONT-SIZE: 10.5pt; mso-bidi-font-size: 11.0pt; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century; mso-bidi-font-family: 'Times New Roman'; mso-font-kerning: 1.0pt; mso-ansi-language: EN-US; mso-fareast-language: JA; mso-bidi-language: AR-SA">ではなくて</span><span style="FONT-FAMILY: Century; FONT-SIZE: 10.5pt; mso-bidi-font-size: 11.0pt; mso-bidi-font-family: 'Times New Roman'; mso-font-kerning: 1.0pt; mso-ansi-language: EN-US; mso-fareast-language: JA; mso-bidi-language: AR-SA; mso-fareast-font-family: 'ＭＳ 明朝'" lang="EN-US">The Kinks</span><span style="FONT-FAMILY: 'ＭＳ 明朝'; FONT-SIZE: 10.5pt; mso-bidi-font-size: 11.0pt; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century; mso-bidi-font-family: 'Times New Roman'; mso-font-kerning: 1.0pt; mso-ansi-language: EN-US; mso-fareast-language: JA; mso-bidi-language: AR-SA">だった。</span></font></p>
<p><font color="#000000"><span style="FONT-FAMILY: 'ＭＳ 明朝'; FONT-SIZE: 10.5pt; mso-bidi-font-size: 11.0pt; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century; mso-bidi-font-family: 'Times New Roman'; mso-font-kerning: 1.0pt; mso-ansi-language: EN-US; mso-fareast-language: JA; mso-bidi-language: AR-SA"><a href="http://www.amazon.co.jp/Hidden-Treasures-Dave-Davies/dp/B005GCNUQ8/ref=sr_1_1?s=music&amp;ie=UTF8&amp;qid=1321386134&amp;sr=1-1" target="_blank"><img class="productImage" alt="商品の詳細" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/61jHu4VUMtL._AA115_.jpg" /></a></span></font></p>]]>
        <![CDATA[音的にも馴染みの曲が大半ということもあるが、やはりキンクスである。全27曲だが、大ヒットとなった「Death Of A Clown」をはじめ、キンクスのアルバムやボーナストラックに収められたシングル曲、当時の未発表曲は、既発ということで内容については省略する。Web VANDAをご覧になるようなコアなファンなら「Love Me Till The Sun Shines」などについて紹介しても常識の範囲なので意味がないだろう。よってこのCDで初登場の音源のみ紹介する。「Do You Wish To Be A Man」はミディアム・テンポのフォークタッチのナンバー、おして「Are You Ready」はアコースティックギター中心のゆったりとしたカントリーナンバーだ。「Crying」はデイブのギターは光るロック・ナンバー。この3曲ではレイ先生はキーボードを弾いている。「Mr.Reporter」の初登場の別テイクはホーン・セクションがかなり大きくミックスされたため印象がかなり違う。またエンディングが30秒近く長い。この時代のデイブはルックスが良かったので、初期にはメインでカメラが当たる場合もあり、一番いい時代だった。最後にひとつ。このCD、アマゾンで890円と、異常に安い。（佐野）<br />]]>
    </content>
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    <title>ツチヤニボンド：『２』（Analog Pants/004）</title>
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    <published>2011-11-13T14:32:21Z</published>
    <updated>2011-11-13T14:45:29Z</updated>

    <summary> 土屋貴雅による音楽プロジェクトであるツチヤニボンドが、２００７年のデビュー・ア...</summary>
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        <name>Takahide Uchi</name>
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    <category term="土屋貴雅" label="土屋貴雅" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
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        <![CDATA[<p><a  href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B005UYTOVW/ref=as_li_ss_il?ie=UTF8&amp;tag=webvandauchi-22&amp;linkCode=as2&amp;camp=247&amp;creative=7399&amp;creativeASIN=B005UYTOVW"><img border="0" src="http://ws.assoc-amazon.jp/widgets/q?_encoding=UTF8&amp;Format=_SL110_&amp;ASIN=B005UYTOVW&amp;MarketPlace=JP&amp;ID=AsinImage&amp;WS=1&amp;tag=webvandauchi-22&amp;ServiceVersion=20070822"  /></a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=webvandauchi-22&amp;l=as2&amp;o=9&amp;a=B005UYTOVW" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /></p>

<p>土屋貴雅による音楽プロジェクトであるツチヤニボンドが、２００７年のデビュー・アルバム『ツチヤニボンド』から４年振りとなる２ｎｄアルバム『２』をリリースした。<br />
そのエクスペリメンタルな音像は手法的にこれまでになかった訳ではないが、日本語ロックとの融合という点では群を抜いて面白い存在であるので紹介したい。</p>]]>
        <![CDATA[<p>２００７年のファーストで、ミルトン・ナシメントの様なファルセットで歌われるオルタナティヴ・ロックという極めて得意な存在感から、「トロピカリズム＋はっぴいえんど」とまで称された彼らだが、今作では更に深化したサウンドにより唯一無二の存在となったといえる。<br />
先行リリースされていたシングル「おとなりさん（OTONARISAN）」におけるイントロのアラブ音楽の様な響きや７０年代末期ニューウェイヴ・サウンドを彷彿させるエフェクト処理、「メタルポジション」でのローファイ・フィルターを通したリズム・トラック（タイトルとのアンビバレンツさがニクい）と、前作以上にエンジニアリングに徹頭徹尾拘っているのがこの２曲でも理解できる筈である。<br />
特にこの「メタルポジション」の作曲スタイルには、カーティス・メイフィールドなどニュー・ソウルにも通じる感覚も聴き逃さないで欲しい。<br />
今作のリードトラックとなっている「花子はパンク」でも、イントロのキーボードの無国籍なスケール感覚、バースでのディレイをかましたヴォーカルとリズム・セクションとのタイム感がずれていく気持ちよさ、ポリスにも通じるスリー・リズムのタイトなブレークなど聴きどころは多い。<br />
楽曲として個人的に最も惹かれたのは「夜になるまでまって」だろう。黄昏のダブロックというべきこのバラードは多くの音楽ファンに強くお勧めしたい、後年に残る名曲だと確信する。<br />
ただそのサウンドに身を委ねて欲しい。</p>

<p><iframe width="560" height="315" src="http://www.youtube.com/embed/8qzF74llccI" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></p>

<p>アルバム全体に感じるのは、エクスペリメンタルという言葉が一番しっくりくるかも知れない。<br />
９０年代にプロデューサーのミッチェル・フルームとエンジニアのチャド・ブレイクが手掛けた諸作、ロス・ロボスの『Kiko』（９２年）や『Colossal Head』（９６年）、そこから派生したユニット、ラテン・プレイボーイズの同名アルバム（９４年）、フルームのソロ作『Dopamine』（９８年）のサウンドを当時熱中して聴いた筆者にとっては最高の音の贈り物となってしまった。<br />
（ウチタカヒデ）</p>

<p><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&amp;bc1=000000&amp;IS2=1&amp;bg1=FFFFFF&amp;fc1=000000&amp;lc1=0000FF&amp;t=webvandauchi-22&amp;o=9&amp;p=8&amp;l=as4&amp;m=amazon&amp;f=ifr&amp;ref=ss_til&amp;asins=B005UYTOVW" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&amp;bc1=000000&amp;IS2=1&amp;bg1=FFFFFF&amp;fc1=000000&amp;lc1=0000FF&amp;t=webvandauchi-22&amp;o=9&amp;p=8&amp;l=as4&amp;m=amazon&amp;f=ifr&amp;ref=ss_til&amp;asins=B000VJD4A8" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe></p>]]>
    </content>
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    <title>☆Various:『Phil Spector Presents The Philles Album Collection』(Sony Legacy/88697927822)</title>
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    <published>2011-11-08T20:08:16Z</published>
    <updated>2011-11-08T22:14:28Z</updated>

    <summary>待望のフィル・スペクターのフィレス・レコード時代のアルバムを集めたボックス・セッ...</summary>
    <author>
        <name>Kunihiko Sano</name>
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        <category term="洋楽" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
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        <![CDATA[<p><font color="#000000"><span style="FONT-FAMILY: 'ＭＳ 明朝'; FONT-SIZE: 10pt; mso-ascii-font-family: Arial; mso-hansi-font-family: Arial; mso-bidi-font-family: Arial; mso-font-kerning: 1.0pt; mso-ansi-language: EN-US; mso-fareast-language: JA; mso-bidi-language: AR-SA">待望のフィル・スペクターのフィレス・レコード時代のアルバムを集めたボックス・セットがリリースされた。今回の目玉は何と言っても初</span><span style="FONT-FAMILY: Arial; FONT-SIZE: 10pt; mso-font-kerning: 1.0pt; mso-ansi-language: EN-US; mso-fareast-language: JA; mso-bidi-language: AR-SA; mso-fareast-font-family: 'ＭＳ 明朝'" lang="EN-US">CD</span><span style="FONT-FAMILY: 'ＭＳ 明朝'; FONT-SIZE: 10pt; mso-ascii-font-family: Arial; mso-hansi-font-family: Arial; mso-bidi-font-family: Arial; mso-font-kerning: 1.0pt; mso-ansi-language: EN-US; mso-fareast-language: JA; mso-bidi-language: AR-SA">化どころか、初リイシューのクリスタルズのアルバム</span><span style="FONT-FAMILY: Arial; FONT-SIZE: 10pt; mso-font-kerning: 1.0pt; mso-ansi-language: EN-US; mso-fareast-language: JA; mso-bidi-language: AR-SA; mso-fareast-font-family: 'ＭＳ 明朝'" lang="EN-US">3</span><span style="FONT-FAMILY: 'ＭＳ 明朝'; FONT-SIZE: 10pt; mso-ascii-font-family: Arial; mso-hansi-font-family: Arial; mso-bidi-font-family: Arial; mso-font-kerning: 1.0pt; mso-ansi-language: EN-US; mso-fareast-language: JA; mso-bidi-language: AR-SA">枚である。</span></font></p>
<p><font color="#000000"><span style="FONT-FAMILY: 'ＭＳ 明朝'; FONT-SIZE: 10pt; mso-ascii-font-family: Arial; mso-hansi-font-family: Arial; mso-bidi-font-family: Arial; mso-font-kerning: 1.0pt; mso-ansi-language: EN-US; mso-fareast-language: JA; mso-bidi-language: AR-SA"><a href="http://www.amazon.co.jp/Philles-Album-Collection-Phil-Spector/dp/B005BSCQPI/ref=sr_1_1?s=music&amp;ie=UTF8&amp;qid=1320781457&amp;sr=1-1" target="_blank"><img class="productImage" alt="商品の詳細" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/5115n%2B8vUzL._AA115_.jpg" /></a></span></font></p>]]>
        <![CDATA[このボックス・セットは安いのでイギリスのアマゾンで買ったのだが、届くまでは1週間くらいかかるので、その間、レビューを書く参考にと久々にクリスタルズの『Twist Uptown』と『The Crystals Sing The Greatest Hits Volume 1』のLPを聴いたのだが、シングルではないにかかわらず「He's A Rebel」や「Da Doo Ron Ron」の音圧の凄さに驚いた。その重量感と存在感は半端ではない。さすがレコーディングの革命を起こした伝説のプロデューサーだと再確認した。<br />フィレス時代のリイシューはクリスタルズ3枚、ロネッツ1枚、ボブ.Ｂ.ソックス＆ザ・ブルージーンズ1枚、フィレス・レコードのベスト盤1枚の6枚。既に何度もＣＤ化されているクリスマス・アルバムは入っていない。さてこの6枚を今、ミント・コンディションで、ロネッツに関しては再プレスがあるので一番最初のプレスで、今買ったとしたらいくらになるのだろうか。Goldmineのプライス・ガイド（2000年）によると、クリスタルズの3枚はそれぞれ６００ドル、ロネッツは８００ドル（モノで最初のプレス）、ボブ.Ｂ.ソックス＆ザ・ブルージーンズ５００ドル、そしてコンピの『Today's HIts』が４００ドルで、６枚でなんと３５００ドル！６枚のアルバムでこれだけ高額なボックス・セットは他に存在しないだろう。ではまずクリスタルズ。クリスタルズは1961年にフィレスと契約、最初のシングル「There's No Other」は全米20位にランキングされ、フィレス最初のヒット・シングルになった。次のシングルでバリー・マン作の「Uptown」は13位と成功し、それを受けてリリースされたアルバムが『Twist Uptown』である。バーバラ・アルストンがリード・ヴォーカルを取っている時代の曲で、まだスペクター独特のエコーが登場する前なので、シングル以外の曲は地味な印象だ。3枚目のシングル「He Hit Me」はキャロル・キングの曲でヒットしても不思議のない佳曲だったが歌詞の内容に問題されヒットせずに終わる。スペクターは次のシングルにジーン・ピットニー作の「He's A Rebel」を狙い、レコーディングはロサンゼルスに移し、スペクター伝説の発信基地となるゴールド・スター・スタジオでの録音を決めるが、ニューヨークで活動していたクリスタルズが動けないことに業をにやしたスペクターは、パワフルなヴォーカルでスペクターの抱えるシンガーの中でも最高に歌がうまいブッロサムズのダーレン・ラヴのヴォーカルを使い、ブロッサムズで録音し、クリスタルズ名義でリリースしてしまう。このシングルでスペクターはリズム・セクションを2倍にして録音、ゴールド・スター・スタジオの音響特性と相まって画期的なパワフルなサウンドに変貌し、ダーレン・ラヴの力強いヴォーカルを引き立てた。そして従来のお嬢様っぽいクリスタルズのイメージを一転させ、見事全米1位を獲得する。この大成功に満足したスペクターは次作のバリー・マン作の「He's Sure The Boy I Love」もブロッサムズで録音し、この曲もパワフルで全米11位まで上がった。まあ本家クリスタルズにとってはひどい扱いだが、スペクターは目指す曲作りのためには、グループなどというものは手持ちの駒のひとつとしか思っていなかった。この2曲のヒットを受けてリリースされたのが1962年の『He's A Rebel』である。前作の『Twist Uptown』にダーレン・ラヴの歌うこの2枚のシングルに、3枚目のシングルの「He Hit Me」を入れ、そのかわり「Please Hurt Me」「Gee Whiz,Look At His Eyes」を外しただけというイージーな作りだった。スペクターにとってアルバムはその程度の価値しかなく、全てはシングルだったのである。<br />ダーレン・ラヴに信頼を置くスペクターは、「He's A Rebel」のレコーディングにも呼んでいたボビー・シーンという女性のような声を出すシンガーを加え、ディズニー映画でおなじみだった「Zip-A Dee-Doo-Dah」をR&amp;Bのヴォーカルで録音、ボブ.Ｂ.ソックス＆ザ・ブルージーンズの名前でリリースすると1962年12月に全米8位のヒットになる。次作はエリー・グリーンウィッチ作の「Why Do Lovers Break Each Other's Hurt」で38位と小ヒット、そこでリリースしたのが、フィレスの3枚目のアルバム『Zip-A Dee-Doo-Dah』だ。この中では「White Cliffs Of Dover」のカバーが光るが、このR&amp;Bフィーリング溢れる曲が、同じフィレスで後にライチャス・ブラザースのヴォーカルで華麗なバラードに生まれ変わるのである。なお、このボックス・セットのボーナス・ディスク的な存在の『Phil Spector Presents Phil's Flipsides』のシングルＢ面に納められた歌なしインストは、「Zip-A Dee-Doo-Dah」からで、Ａ面だけをかけて欲しいというスペクターの狙いからだった。（クリスタルズの最初のヒット「There's No Other」はシングルB面だったので、自分の意図に合わないことがないようDJに選ばせないようにした）<br />さて、クリスタルズだが、ダーレン・ラヴがボブ.Ｂ.ソックス＆ザ・ブルージーンズとして活動していたので、スペクターは彼女をクリスタルズのリードから外した。しかしパフォーマンスが弱いバーバラ・アルストンもリードから外し、ララ・ブルックスをリード・ヴォーカルに据えて1963年にエリー・グリーンウィッチ作の「Da Doo Ron Ron」をリリースすると全米3位・全英5位と大ヒット、パワフルで厚みのあうバッキングにキャッチーでポップな歌というスペクターの理想は完成に近づきずつあった。そしてこのヒットですぐにリリースされたのが『The Crystals Sing The Greatest Hits Volume 1』だ。それまでのシングル曲に前の2枚のアルバムから2曲、クリスタルズで新しく「Look In My Eyes」を録音した他は、ロネッツが吹き込んだ「Hot Pastrami」「The Wah Watusi」「Mashed Potato Time」「The Twist」の4曲を入れ、全12曲中6曲はクリスタルズではない録音だったがスペクターは意に介さない。ちなみに「The Wah Watusi」だけ歌がヘタだが、それはヴェロニカ・ベネット（ロニー・スペクター）ではなく、ネドラ・タリーがリードを取っているからだ。<br />続くフィレスのアルバムは初のコンピレーション『Philles Records Presents Today's Hits』である。冒頭のクリスタルズの「Then He Kissed Me」は、今やフィル・スペクターの「Wall Of Sound」のキモとも言えるあの深いエコーが初めて披露された曲で、エリー・グリーンウィッチが書いたこの曲は全米6位・全英2位と大ヒットとなった。ちなみにクリスタルズの選ばれた3曲の1曲はヒット曲ではない「Oh Yeah,Maby Baby」なのは、この曲がA面だったのにB面の「There's No Other」の方がヒットしてしまったため、わざとスペクターが選んだのと思われる。ボブ.Ｂ.ソックス＆ザ・ブルージーンズではアルバムの後にリリースした「Not Too Young To Get Married」が目玉。これもエリー・グリーンウィッチ作の快調なナンバーだったがヒットには結びつかなかった。ロネッツの「Be My Baby」は後述。ここで注目はダーレン・ラヴの4曲だ。これはフィレスでの彼女の最初の2枚のソロ・シングル2枚を、AB面とも収録していて特別扱いだ。スペクターは彼女を便利屋のように使っていたが、ソロは内容がいいにもかかわらずヒットしなかったため、彼女への贖罪も入っていたのではないか。もう1枚はAlley Catsのシングル。<br />そしていよいよロネッツである。我々が考えるフィル・スペクターのサウンドとはこのロネッツであり、ロネッツこそ、スペクターが心血注いだ最高の存在だったと言えよう。先の「Then He Kissed Me」で偶然発見したと言われるゴールド・スター・スタジオでの深いエコーを存分に使い、音の厚みを出すため多人数のスタジオ・ミュージシャンの同時演奏によるパートトラックをオーバーダビングしてロネッツのサウンドが作られた。若く美しいヴェロニカ・ベネットにスペクターは夢中になっていた。（後に結婚、その後離婚している）惚れた女へ力を注ぐのはどの世でも同じだ。ブライアン・ウィルソンが同じシングルを5枚買って擦り切れるまで聴いてその音のマジックを調べようとしたエピソードが有名な「Be My Baby」は、1963年にフィレスでのロネッツの最初のシングルとして1963年にリリースされ、直ちに全米2位・全英4位にランクされた。続く「Baby I Love You」は全米24位だったが、内容は素晴らしく、この2曲でカスタネットなどのパーカッションを効果的に入れた深い音像を持つバックトラックと、その「音の壁」をぶち破って登場してくる間奏のストリングス、そして縦横無尽に飛び出すハル・ブレインのドラムという、今でも多くのミュージシャンが真似るスペクターの「Wall Of Sound」が完成している。1964年のアルバム『Presenting The Fabulous Ronettes Featuring Veronica』はあまりに素晴らしい曲で占められ、今では1960年代のポップミュージックのバイブル的なアルバムとなった。1曲ずつ紹介していくとこのアルバムへの賛辞だけでずっと続いてしまうのでこれ以上書かないが、ともかく聴いていただくしかない。ちなみに私の他のお気に入りは先の2曲と「So Young」「How Does It Feel」「Walking In The Rain」であり、このボックス・セットは当然モノラルだが、ステレオ・ミックスが気に入っていることを書き添えておこう。曲はエリー・グリーンウィッチの曲が多く、バリー・マン、アンダース＆ポンシアという最高レベルのコンポーザーによって書かれていた。<br />さて最後はスペクターの「捨て曲」、シングルB面のインスト集『Phil's Flipsides by The Phil Spector Wall of Sound Orchestra』である。今、聴くと、スペクターの片腕の腕利きミュージシャンによるリラックスした演奏集なので楽しめる。持ち前の優れたテクニックを披露したジャズ・ナンバーが多く、とてもオシャレ。まとめて聴くと印象が違うものだなと改めて思った次第だ。なお、ボブ.Ｂ.ソックス＆ザ・ブルージーンズのアルバムにも入っていた「Dr.Kaplan's Office」は大瀧詠一のお気に入りで、ナイアガラのテーマ・ソングでもある。ご存じの方も多いだろう。<br />ただ、こうやってまとめてリリースされたのに、昔、LPでリリースされていたスペクターの素晴らしいフィレス後期の未発表曲集+アルバム未収録のシングル集『Rare Masters』と『Rare Masters Vol.2』は本ボックスに入らなかった。そしてロネッツはこのボックスのアルバム以降のシングルなどが未収録なので、次のリリースを期待したい。（佐野）<br />]]>
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