2017年8月3日木曜日

☆Favorite Musician 全音源コレクティング邦楽編第7回:THE BIKE~THE COLLECTORS(~2010)


孤高とはまさにコレクターズにふさわしい言葉で、デビュー時から、モッズを愛し、姿かたち、音楽、そして精神までモッズだったので、デビューして30年間、核がぶれない。こういうバンドは他にはない。この日本でモッズ・シーンは一部のものでしかなく、ファンは熱狂的に支持してきたが、絶対量は増えない。そのため、コレクターズがメジャー・シーンに躍り出ることはなかった。しかし多くのバンドに今もリスペクトされているのは、その姿勢もあるが、何よりも加藤ひさしが書く曲の圧倒的なクオリティの高さにある。加藤はコレクターズの前に、バイクというバンドで7年活動し、ソノシートやカセットだけのリリースだったものの今は一挙に聴けるが、半数はコレクターズで使われた曲で、シンプルなギター、ベース、ドラムだけの演奏なのにクオリティは十分。バイクは1985年に解散、加藤の最大の理解者で絶対的な相方となるギターの古市コータローと新しいバンドのコレクターズを結成してからは、加藤の曲が思うサウンドで作れるようになる。そのためコレクターズから1986年からライブを開始、1987年にインディ・レーベルのMintから乏しい機材で録音された10インチのLP『ようこそお花畑とマッシュルーム王国へ』でデビューするのだが、ポップなキャッチーでメロディ、パワフルで明快な加藤のリード・ヴォーカルで、どの曲も一回聴いただけで覚えられてしまう。どの曲も価値がある奇跡のアルバムで、「ベスト・オブ・インディーズ・アルバム」があるとすれば、このアルバムがぶっちぎりで1位を取るだろう。なお、アルバムの中で人気の高い「Nick! Nick! Nick!」はジャケットにTaro’s Studioとレコーディング場所が書かれているが、これは元ブレイカーズでBrick’s Toneの篠原太郎さんの自宅のことで、篠原さんから聞いた話では、加藤さんの声量があまりに大きいので、住宅街のご近所中に鳴り響いていたそうだ。このインディのアルバムからは、同年にコレクターズはテイチク傘下のBAIDISから『僕はコレクター』でメジャーデビューを果たすが、ファーストからサードまでに全曲分散して再レコーディングされた。実は私はコレクターズで一番好きなのはこのMintからテイチクBAIDISでの4枚目と、日本コロムビアのTRIADへ移籍し、小西康陽がプロデュースした5枚目のアルバム、つまりMintを入れれば1987年から1991年までの6枚のアルバムの時代がこよなく好きなのだ。その中でもベストが1988年のセカンド・アルバム『虹色サーカス団』。1曲目の「カーニバルがやってくる」のリフ、ビートルズのようなこぶしを回したコーラス、間奏のシタール、エンディングの逆回転など、もうブリティッシュ・ロック好きなら涙者の1曲目。2曲目はインディ時代からの「虹色サーカス団」でよりソリッドなギターを響かせポップでかつロックなサウンドが最高だ。今までの「虹色キチガイサーカス団」の歌詞は「虹色おかしなサーカス団」にさりげなく変わっていた。やはりメジャー。インディ時代の「がんばれ G. I. Joe!」のサビでキラキラするピアノが入ってイメージが爽やかに。そして4枚目の『Picturesque Collectors' Land (幻想王国のコレクターズ)』も素晴らしい。1曲目の「マーブル・フラワー・ギャング団現わる!」の12弦のリフからイントロから耳がひきつけられ、サビの開放感にあるメロディとハーモニーにもう一瞬で夢中になってしまう。エンディングは『Revolver』風にサイケデリックで。続く「僕のプロペラ」は12弦ギターを効果的に使ったコレクターズの中でも最もキャッチーでポップなナンバーだ。歌詞の内容はとてセクシュアルだけど、こんな爽やかでダンサブルなロックナンバーはなかなか他に見当たらない。演奏力の面でベースのチョーキーとしはる、ドラムのリンゴ田巻に不満を持っていた加藤と古市は、レーベルを日本コロムビアTRAIDに移し、以降20数年のメンバーとなるドラムの阿部耕作、ベースの小里誠が加入、実力者が集まってサウンドが充実できる体制が整ったが、プロデュースをピチカートファイヴの小西康陽が担当したことからテイチク時代のポップでオシャレでひねりをきかせたコレクターズ・サウンドが保たれていた。ポップでスリリングな「See-Saw」のイントロのドラムやベースの高度な入り方は、新メンバーでないとできないテクニック。「ハレツするボク」も爽快なポップナンバーで、このセンスはテイチク時代のものだ。歌詞の内容はこれまたセクシュアルだったが。遡るとメジャー3枚目の『ぼくを苦悩させるさまざまな怪物たち』の「あの娘は電気磁石」のイントロのコード進行は、インディ時代からフーの『Tommy』の「Overture」だったりと、我々のマニア心をくすぐる「仕掛け」がたくさん施されていたが、コレクターズは体制が整ったところで、ロックバンドとしてのコレクターズを全面に出す方向転換をしたようだ。1枚ミニアルバムを挟んで新体制で吉田仁がプロデューサーについた1993年の『UFO CLUV』から、ギミックを落としたロックにサウンドを変え、シングルの「世界を止めて」はコレクターズ史上で最大級のヒットになった。ここからが皆さんの多くが知っているコレクターズになる。ただBAIDIS時代のようなブリティッシュ大好きな遊び心は、多くのトリビュート盤参加や、CDシングルのカップリングのカバーなどで果たしていた。2006年にコレクターズは友人たちに曲を書いてもらってアルバム『ロック教室』をリリースするが、ジャケがキンクスの『Schoolboys In Disgrace』で見ると5人組、おや?と思うとマーシー(真島昌利)がメンバーと一緒に入っている。ここでマーシーが提供した「スタール―スター」が、マーシーらしいポップでカッコいいロックンロールに仕上がっていて聴いていてテンションが上がりまくってしまった。そして翌年の傑作『東京虫BUGS』の「ツイスター」が「スタール―スター」のような開放感の溢れるロックンロールで嬉しかったことを思いだす。2000年以降、コレクターズは過去映像やクアトロマンスリーライブなど大量のDVDが各社から信じられないスピードでリリース、中にはVHSマガジン、エレキインストユニットや、あまりの量に降参して2010年のリリース以降は購入を止めている。映像リストはここにはないが映像は『All Mod Gear』以降とっくに放棄した。なお、これだけ初期のコレクターズを愛している私だが、フーやスモール・フェイセスなどのモッズから生まれたバンドや、キンクスなどの音楽が大好きなだけで、モッズではないし、その当時のネオ・モッズ、ネオGSには少しも興味がなかったので、ファッションやバイクなど、ユニオンジャックのジャケットの人はもちろん『さらば青春の光』から抜け出たような人達にも近づかなかった。自分はただただ、まだデビューしてほどない無名のコレクターズが大好きで、こんなポップでオシャレでマニアックでそしてロックな素敵なバンドになんでみんな注目しないのかと、1992年のVANDA4号ではすでにコレクターズのインタビューを行い、個人的にはCDを聴き、時々日清パワーステーションなどライブハウスへ行っていた。ライブハウスはいつも満席で、熱心なファンは当時から多かった。でもそういう華やかな場所よりも、自分は三軒茶屋にあった(今もあるのか?病気になる前の5年前くらいまでは10年間くらい店だけあってシャッターは閉まっていた)フジヤマというインディーズに特化したレコード屋に行って、その中でインディーズ時代のコレクターズが参加してたRadiateの『Dance!』とか『IKASU!』のインディーズLPを見つけて大喜びし、当時でもレアだったBIKEのソノシートが200円で売っていて、フジヤマのオヤジに「安すぎない?」と言ったら、「俺はどんなにプレミアムが付いたって定価でしか売らないよ」と気持ちのいいことをいってくれた。フジヤマにはVANDAのバックナンバーを委託で置いてもらい、洋楽の本に近いので売れないだろうとは思ったが「俺が生きている間はずっと置くから持ってきて」とこれまた男前の発言。ただし当時から「夏は日差しが強くて暑いから長期に閉める」とか、開いていると運がいい…という感じになってしまった。売り上げも期待していなかったので、結局1回も精算をしないままだった。そんな地元の三軒茶屋の変わったレコード店で、エサ箱をあさっているのが、僕にとってのコレクターズだった。

 

THE COLLECTORS(~2010

☆オリジナル・アルバム

1987 『ようこそお花畑とマッシュルーム王国へ』2012 Reissue(日本コロムビア)Mintレコードからリリースされたインディーズ時代のアルバム。曲目は「BoKuWa Collector」「Robot Factory」「Nick!Nick!Nick!」「Pramodel」「1・2・3・4・5・6・7 Day's A Week」「NiJiiRo Circus」「ToBiRa O TaTaiTe」「Wrigley's Chewing Gum」「YuMeMiRu KiMi To BoKu」「2065+「僕はコレクター(Radio Edit)」に、インディーズ時代のライブDVD8曲。アルバム収録曲は全てテイチクでのメジャーデビュー後に録音仕直され、アルバムの重要曲になっている傑作。なお、「Nick!Nick!Nick!」のみ収録が「Taro’s Studio」とジャケットにクレジットされているが、篠原太郎さんの自宅のこと。

1987 『僕はコレクター』2004 Reissue(インペリアル・レコード)2004年版のリイシューは「僕はコレクター(Re-Mix/Neo GS Strings Version)」「夢みる君と僕(Single Version)」「プ・ラ・モ・デ・ル(Re-Mix)」「Nick! Nick! Nick!(from Tokyo Mods Compilation "Dance")」「Too Much Romantic!(Live '90/Previously Unreleased)」「プ・ラ・モ・デ・ル(Live '87/Previously Unreleased)」「おかしな顔(ファニー・フェイス)(Live '87/Previously Unreleased) おかしな顔(ファニー・フェイス)(Live '87/Previously Unreleased)」「僕の時間機械(Live'87)」のレア・トラックした。

1988 『虹色サーカス団』2004 Reissue(インペリアル・レコード)2004年版のリイシューは「カーニバルがやって来る (Remix)」「太陽はひとりぼっち (Live '90)」「Spicks And Specks (Live '89)」「魔法のランプ (Live '88)」「2065 (Live '88)」の5曲追加。

1989 『ぼくを苦悩させるさまざまな怪物たち』2004 Reissue(インペリアル・レコード)2004年版のリイシューは「まぼろしのパレード (Live '90)」「ぼくはプリズナー345 (Live '90)」「ぼくを苦悩させるさまざまな怪物たちのオペラ (Live '89)」の3曲追加。

1990 『Picturesque Collector’s Land2004 Reissue(インペリアル・レコード)2004年版のリイシューは「マーブル・フラワー・ギャング団現わる! (Remix)」「Dear トリケラトプス (Remix)」「気狂いアップル (Live '90)」の3曲追加

1991 『Collector Number 52004 Reissue(日本コロムビア)2004年版のリイシューはシングルのみの「Collector No.5」「シャドウマン - Konishi Yasuharu Remix -」の2曲追加

1993 『UFO Cluv2004 Reissue(日本コロムビア)2004年版のリイシューは93年の「世界を止めて」のカップリングの「Summer Of Love(Live)」「きみの素敵な金時計(Live)」と92年のミニアルバム『愛ある世界』の曲で前半の計3曲「Nick ! Nick ! Nick !」「愛しのルネ-Walk Away Renee-」「恋はヒートウェーヴ-Love Is Like A)Heat Wave-」追加

1994 『Candyman2004 Reissue(日本コロムビア)2004年版のリイシューは92年のミニアルバム『愛ある世界』の後半の3曲「Summer Of Love」「茂みの中の欲望 -Here We Go Round The Mulberry Bush-」「明治通りをよこぎって」追加

1995 『Free2004 Reissue(日本コロムビア)2004年版のリイシューはシングル2曲「素晴らしき人生」「ミッドナイト・レインボー」追加

1996 『Mighty Blow2004 Reissue(日本コロムビア)2004年版のリイシューは96年・97年のシングルカップリング曲と「勝どき橋まであと2km」「Sha-La-La-La-Lee」「晴れた空カントリーデイ」「いいことあるさ」「恋はLet's Go (Live Version)」「Space Alien (2000light Years Mix)」と会場でソノシートとして配っていた「Dancing In The Street」7曲追加

1997 『Here Today2004 Reissue(日本コロムビア)2004年版のリイシューは97年・98年のシングルやカップリング曲「Boxing Time」「雲の影」「プリテンディング・マン」「Find The Way HomeStarshaker」「Do You Know?」6曲追加

1998 『Living Four Kicks-Complete Live(日本コロムビア)※ライブ・アルバム

1999 『Beat Symphonic2004 Reissue(日本コロムビア)2004年版のリイシューは98年の14枚目のシングル丸ごと3曲「Cash & Model GUN (Single Version)」「The Misfits' Manifesto」「Questions 67 And 68」追加

2001 『Supersonic Sunrise(日本コロムビア)

2002 『Glitter Tune(日本コロムビア)※ボーナストラックで01年のシングルのみの「Punk Of Hearts」収録

2005 『夜明けと未来と未来のカタチ』(日本コロムビア)

2005 『Biff Bang Pow(日本コロムビア)※全曲カバーのアルバム

2006 『ロック教室-The Rock’n’Roll Culture School(日本コロムビア)

2007 『東京虫BUGS(日本コロムビア)

2008 WELCOME TO FLOWER FIELDS LIVE SHOW 1986(Youth)※デビュー前の新宿ジャムの198611月の貴重なライブ音源。ただし音質はブート並み。「僕はコレクター」「アーリー・イン・ザ・モーニング」「TOO MUCH ROMANTIC!」「1234567DAYS A WEEK」「ロボット工場」「虹色サーカス団」「プ・ラ・モ・デ・ル」「夢見る君と僕」「リグレイ・チューインガム」「問題児」「僕は恐竜」「ニック!ニック!ニック!」「僕の時間機械(アンコール)」+当時のライブDVD13曲。

2009 『All We Need Is Live(Wondergirl Records)2000年代のライブ・アルバム。通販のみ。

2010 『青春ミラー』(日本コロムビア)

 

☆必要なコンピレーション

1987 『Attack OfMushroom People』(Mint)※「Boku Wa Collector」収録。同年の『ようこそお花畑とマッシュルーム王国へ』のヴァージョンと違って荒ら削りでシングル・ヴォーカル。

1987  Mint Sound's Christmas Album』(Mint)※「Christmas Song」収録

1995  The Collectors Complete Set The BAIDIS Years 』(インペリアル)※コンサート会場で配った89年「恋はヒートウェーブ」と90年の「明治通りをよこぎって」のソノシート(それぞれソノシートVersion)や、未発表の88年のビージーズのカバー「Baby Lemonade」と88年のシド・バレットのカバー「Spicks & Specks」、「Chewing Gum(Take2)」、さらにリミックスの「チョークでしるされた手紙 [Re-Mix]」「1.2.3.4.5.6.7 Days A Week [Re-Mix]」「僕はコレクター [Re-Mix]」など1987-90年のベスト&レアトラックス。

1995 『Gold Top The Best Of The Collectors』(日本コロムビア)※5th以降のベスト盤。「See-Saw」「カメレオン・ダイナマイト」「明治通りをよこぎって」の’95 Mix Version収録。

2002  The Collectors More Complete Set The BAIDIS Years 』(インペリアル)※87年のインディ盤オムニバスの『Tokyo Mods Compilation’DANCE’』に収録されていた「NICK! NICK! NICK!Tokyo Mods Compilation DANCE '87)」「僕の時間機械(Tokyo Mods Compilation DANCE' 87))」2曲と同年のインディオムニバスライブ盤『IKASU!Neo GS Go! Go! Live!!』の「僕はコレクター(IKASU!Neo GS Go! Go! Live!! '87)」「僕の時間機械(IKASU!Neo GS Go! Go! Live!! 87)」、未発表の「太陽が昇る前に(Take2)」、フーのカバー「Substitute」、スモール・フェイセスのカバー「Itchycoo Park」、「Too Much Romantic!(Live '89/Previously Unreleased)」、「がんばれGIJoe!(Live '89/Previously Unreleased)」「NICK! NICK! NICK!(Live '87/Previously Unreleased)」「僕の時間機械(Live '87/Previously Unreleased)」「ロケットマン(Previously Unreleased DEMO)」「彼女はワンダーガール(Previously Unreleased DEMO)」「ちびっこアドルフ(Previously Unreleased DEMO)」「消えろ!けむり野郎(Previously Unreleased DEMO)」を含む1987-90年のベスト&レアトラックス続編

2008 『Missing Tracks』(日本コロムビア)※まず様々なトリビュート盤の参加曲にはキンクスの「Do It Again」(02年『Kinky Boot-Tribute To The Kinks』収録)やジョージ・ハリスンの「What Is Life02年『Gentle Guitar Dreams』収録)、デビッド・ボウイの「Space Odyssey」(07年『Tribute To David Bowie』収録)、奥田民生の「花になる」(07年『奥田民生カバーズ』収録)、矢沢永吉の「ロックンロール・バイブル」(Eel Ale Brewer名義。01年の『Joyride 矢沢永吉スーパー・カバー・トラックス』収録)、アニソンの「マッハGo!Go!Go!」(08年『僕らのアニソン~ロックでトリビュート~』収録)、そして「Never Mind」(『Mods Mayday 25th』提供曲でBIKE時代の曲)、「Golden Stone」(06年『Tribute To Brian Jones』で、それぞれイメージしたオリジナル曲を提供。THE COLLECTORS×小島麻由美になっているが、小島はハーモニーしか担当していない。)がある。そして2003年の「クアトロマンスリーライブ」の3回全てに来たら「恋のイナキュレーション」「スクータリング・イン・プリマベラ」のCDシングル、2004年の「クアトロマンスリーライブ」には計3回来たら「みんな気をつけろ」「LET'S GET SCOOTERING」のCDシングルがプレゼントされた。その他シングルのみの「君がいなきゃ」(01年の『Punk Of Hearts』のカップリング)、フーの「So Sad About Us」のカバー、その他1992年のEP want love e.p. d.m.x.remix』収録の「SUMMER OF LOVE Sound Factory Mix)」「明治通りをよこぎって (Tokyo Mods Forever Mix)」「恋はヒートウェーヴ (Monaural Mix)」の3曲(4曲中1曲落ちた)、そして「恋することのすべて (Man & Woman Version)」と、レア・トラック、未発表トラックを満載した。

2009 VariousRock The Mix2』(ビクター)※松本素生&The Collectorsの「悲しい気持ち」収録。

2010 VariousThe Blue Hearts 25th Anniversary Tribute(徳間ジャパン)※「リンダリンダ」収録、ブルーハーツのカバーなので泣ける。

 

☆必要なシングル・EP

1992 「Summer Of Love(Extasy Mix)」…12インチの限定5000枚のEPwant love e.p. d.m.x.remix(CLW001)のみ収録。4曲中3曲は『Missing Tracks』に収録されたがこのミックスの未CD化。

2009 「青春・オン・ザ・ロード」(Zetima)…メロン記念日×The Collectors。カップリングはインストなのでCollectorsのみ。タワーレコードでの発売。

 

☆カラオケ ※同名の3インチCDシングルに収録

1995 「Good-bye(カラオケ)(日本コロムビア)

1995 「素晴らしき人生(カラオケ)」(日本コロムビア)

1996 「Glory Days(カラオケ)」(日本コロムビア)

1996 「いいことあるさ(カラオケ)」(日本コロムビア)

1997 「Tough(カラオケ)(日本コロムビア)

1997 「Gift(カラオケ)(日本コロムビア)

 

THE MAJESTIC FOURの作品(COLLECTORSの変名バンド)

1999 「Big Fat Cowboy HatSingle Version)」(Living Dining&Kitcken)※1曲のみのシングル。

2000 『Magic Fun Fair(Daiki)Wondergirl Recordsからもリリースされているが、Daiki盤ではシークレット・トラックで40数秒のインスト「The Majestic Four」が聴ける。

基本は6曲のミニ・アルバム。

 

EEL ALE BREWERの作品(加藤ひさしと古市コータローのユニット。なお必要なコンピレーションの2008年『Missing Tracks』に矢沢永吉の「ロックンロール・バイブル」のカバーが入っているのでそちらも参照のこと)

2003 VariousCarol Tribute』(ユニバーサル)※「0時5分の最終列車」収録。

2004 VariousX The Street』(ビクター)※「Let’s Go Garage」収録。

 

21ST CENTURY STARSの作品(加藤ひさしとRollyのユニット。最初の2枚以外はRolly中心でリード・ヴォーカルもRollyなのでコレクター向け)

1996 「21世紀のラヴァース」「泳ぐなネッシー」(日本コロムビア)※カップリングを変え違うレコード会社から同時にリリースされた。

1996 「21世紀のラヴァース」「空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ」(ソニー)※同上

2002  VariousKinky Boot-Tribute To The Kinks』(ビクター)※21st Century Stars featuring Rolly名義でキンクスのカバーの「キングコング」収録。

2004 VariousX The Street』(ビクター)※21st Century Stars featuring Rolly名義でGo-Bang’s「かっこイイダーリン」収録。

2010 『The Blue Hearts 25th Anniversary Tribute(徳間ジャパン)Rolly21st Century Stars名義のブルーハーツのカバーの「パンクロック」収録

 

(作成:佐野邦彦)

 

THE BIKE(1979-1985)

COLLECTORSの前身(19811985)。加藤ひさしのバンドで高校の友人2人(ギター三村直輝、ドラム斉藤清。加藤はベース)との3人組。85年には中学の同級生のリンゴ田巻参加し、85年のみBIKESと名乗った。)

☆必要なコンピレーション

2007 『Alive Heritages』(Youth)※1-4曲目の「Too Much Romantic!」「恋のカレイドスコープ」「僕は問題児」「僕は恐竜」は855月リリースのソノシート『The Song For Dinosaur!/恐竜の歌』(Radiate Records)、5曲目の「みんな気をつけろ」は8512月リリースのカセットブック『Dear Face』(Radiate Records)より。6-11曲目の「だからボクらは...」「ネバーマインド」「恋のイナキュレーション」「僕の時間機械」「あの娘は電気磁石」「がんばれG.I. Joe('85)」は859月のEggmanでのコンサートで配られたカセット『One More Big Apple Pie』より。12-15曲目の「僕は大丈夫」「Too Shy Boy」「僕は労働者」「がんばれG.I. Joe('83)」は8310月リリースのソノシート『Gambare G.I. Joe!/がんばれG.I. Joe!』(Socks Records)より、16曲目の「ファラ・ヤ・ファラ」は831月リリースのデビュー・ソノシートA面(Socks Records)(B面はなぜか未収録)、17-18曲目の「絶望の詩」「プライベート・ショック!」は81年のデモで、Bikeのスタジオ・レコーディングをほとんど網羅した。後のCollectorsのナンバーが約半数。

2007 『Beat Wave』(Youth)※1-11曲目の「ロボット工場」「アーリー・イン・ザ・モーニング」「TOO MUCH ROMANTIC!」「プ・ラ・モ・デ・ル」「夢見る君と僕」「リグレイ・チューインガム」「僕は問題児」「僕は恐竜」「恋のカレイド・スコープ」「だからボクらは...」「僕の時間機械」はBike8512月の渋谷屋根裏の解散コンサート、12-19曲目の「ネバーマインド」「だからボクらは...」「僕は問題児」「僕は恐竜」「僕は大丈夫」「がんばれG.I. Joe!」「What Happen?」「恋のイナキュレーション」は8410月の新宿JAM20曲目の「TOO SHY BOY」は837月の渋谷屋根裏のライブ。全20曲で大半が後のCollectorsのナンバー。

2007 VariousNo Collectors No Life-Tribute To The Collectors』(Youth)※加藤ひさし、古市コータロー、リンゴ田巻の3人でBike名義の「僕はひどいパラノイア」を新録した。

 

☆必要なソノシート(未CD化)

1981 「誠実なるアドバイス(THE HONEST ADVICE)」(Socks Records)Bikeのファースト・ソノシートB面(作詞作曲:加藤弥の漢字名)。ちなみにA面は「ファラ・ヤ・ファラ!」(『Alive Heritages』収録)

 

☆必要なカセット(未CD化)

1985 『誰が殺したタマゴ男 The Bike Live At Egg-Man!』(Radiate Records)…198511日無料配布されたとあるので1984年のライブだろう。「僕は時報…アーリー・イン・ザ・モーニング」「Never Mind! Never Mind!」「夢見る君と僕」「僕は問題児」「僕は恐竜」「恋のカレードスコープ!」「がんばれG.I.Joe!」「ロボット工場」「Too Mach Romantic!」「What Happen?(時計の針を止めて!)」なので曲は上記のCDBeat Wave』で全部聴けるが、エッグマンのライブは無いので、全曲未CD化のまま。音質等は不明。

 

(作成:佐野邦彦)


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