Priscilla Paris:『Priscilla Loves Billy』(Muzak/MZCF1188)

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あのパリス・シスターズのリード・ヴォーカリストであるプリシラ・パリスが1969年にリリースした2枚目のソロ・アルバムが、当時のジャケットをそのままに紙ジャケでリイシューされた。ジャケットの表面はLPと同じくエンボスにしてあり、さすが日本ならではの丁寧な仕事である。

プリシラは作詞・作曲ができるので、前作はオリジナル集だったが、このアルバムでは一転、彼女が愛してやまないビリー・ホリデイのカバー集となった。バッキングはビリー・ホリデイのバッキングも担当したことがあるジミー・ロウルズのトリオにシド・フラーが指揮するストリングスが入り、ゴージャスでうっとりとさせられるサウンドが作られた。あのハスキーではかなげな声で、ビリー・ホリデイが歌ったジャズの名曲の数々をロマンチックに歌うプリシラはまさに歌姫である。パリス3姉妹の中で最も美しいプリシラ、その彼女の美しい顔のジャケットを眺めながら、ゆったりとくつろぎながら聴いて欲しい隠れた名盤である。LPは入手しづいレア盤だったので、このリイシューは朗報である。

(佐野)

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このページは、Kunihiko Sanoが2008年6月26日 16:45に書いたブログ記事です。

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