グッド・フレンズ:『ウッドストックの夏』(Vivid Sound/VGL176)

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 GAROのマークこと堀内護、スプリングスのヒロ渡辺、CASHの太田シノブ、作詞家篠原
仁志、ウクレレマスター笹沢一宏、長谷信夫、そして多くのこれらのグループの作詞
を手掛け、作曲もする謎の才人、十郎ザエモン(Dewroh The Emon)というCSN&Yフ
リークによって結成されたユニット「グッド・フレンズ」は、このアルバムを1994年
に発表、コアな音楽ファンから高い評価を得ていたが、その幻の名作がリイシューさ
れた。
 完璧な3パートのハーモニー、オープン・チューニングのギター、アコースティック・ギターの美しい響き、エレクトリック・セットもあり、アルバムの10曲とボーナストラックとして収録されたCASHの1曲は、CSN&Yであり、GAROであり、フォークであり、ロックであり、全ては1970年代の空気に満ち溢れていて心地よい。

 ではいくつか曲をピックアップして紹介しよう。
冒頭の「Good-by Captain AMERICA」は堀内の作曲で、極上のハーモニーが楽しめるアップテンポのフォークロック・ナンバーで最もキャッチーな快作。
十郎ザエモン作曲の「君の忘れ物」はスティール・ギターを効果的に使ったメロディアスで愛らしいナンバーでこれも実に素晴らしい。
ハーモニクスとオープン・チューニングのギターに導かれた十郎ザエモンの「Dの会話」はイントロで引き込まれる。
哀調を帯びた堀内作の「ウッドストックの夏」はこれぞGARO、ファンにはたまらない。オープン・チューニングのギターと3パートのハーモニーが冴えわたる笹沢の「見たことのある景色」は最もCSN&Y色が強く、この曲もファンは泣ける。
アコースティック・ギターの弾き語りから始まる堀内の「カーテンコール」もGAROの香りが強く漂う。

 まだこのアルバムを聴いたことがない人は、是非、この機会に購入して欲しい。こんな快作がひっそりとマイナーレーベルからリリースされていたなんて、嬉しい発見だ。
(佐野)

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このページは、Kunihiko Sanoが2008年5月15日 18:32に書いたブログ記事です。

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