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オオタユキ:『peace』 (Happiness Records /HRAD-00026)





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ここ最近80年頃の日本の女性シンガー(ソングライター)の曲が恋しくなって、大貫妙子の「新しいシャツ」やラジの「わたしはすてき」、池田典代の「Dream in the street」などを思い出した様に聴いている。リアルタイムではどれもリリースから2年程してから聴いていたのだが、当時の匂いまでも感じさせてくれる歌声につい聴き惚れてしまう。
やはりこの時代のシーンは今でも聴ける、普遍的に素晴らしい曲が多かった様に思うのだ。
さて今回紹介するのは、そんな時代のテイストを持つシンガーソングライター、オオタユキのサード・アルバム『peace』だ。

2002年のファーストからマイペースながらリリースしてきたアルバムは、彼女の唯一無比なソングライティング・センスと歌声を際立たせた、洗練さとアーシーさが融合した良質なサウンドで、聴く度に虜にさせられている。
特徴的なその声質で真っ先に連想させられるは、リンダ・ルイスやリッキー・リー・ジョーンズなのだが、成る程本作での音数少ない"Less is more"的なサウンド・プロダクションは『Flying Cowboys』(リッキー・リー)辺りを彷彿させる。M3「傘唄」はリンダの『Fathoms Deep』(傑作!)の世界に近いだろうか。
これら挙げてきたアーティストのファンは聴くべきアルバムで、彼女の世界観の虜になること間違いなしと推しておこう。
今回も前作同様にプロデューサーの平野栄二(saigenji等を手掛ける)の下、曲毎にhitme&miggyの二人と元ラヴ・タンバリンズの平見文生によるアレンジと、小畑和彦や福和誠司など手練なミュージシャン達が参加して彼女をしっかりとサポートしている。
(ウチタカヒデ)





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このページは、Takahide Uchiが2007年5月26日 00:00に書いたブログ記事です。

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