2002年1月25日金曜日

Radio VANDA 第 22 回選曲リスト(2002/2/2)

Radio VANDA は、VANDA で紹介している素敵なポップ・ミュージックを実際にオンエアーするラジオ番組です。

Radio VANDA は、Sky PerfecTV! (スカパー) STAR digio の総合放送400ch.でオンエアーしています。

日時ですが 毎月第一木曜夜 22:00-23:00 1時間が本放送。
再放送は その後の日曜朝 10:00-11:00 (変更・特番で休止の可能性あり) です。

佐野が DJ をしながら、毎回他では聴けない貴重なレア音源を交えてお届けします。

 
第一特集Rod McBrien Works Part2

1. Get A Board...Valrays ('63)
2. Yo Me Pregunto...Valrays ('64)
3. Dance,Dance,Dance...Casualeers ('65)
4. It Hurts Doesn't It Girl...Val-Rays ('67)
5. I'm Walkin' Proud...Val-Rays ('67)
6. You And Me...Sage ('6?)
7. Jennifer...Sage ('6?)
8. Make Your Own Kind Of Music...Circle Singers ('72)
9. Turn On The World...Spurrlows ('7?)
10. Sunrise Highway...Spurrlows ('7?)
11. Isn't It Lonely Together...Stark & McBrien ('75)
12. Home Again...Again...Stark & McBrien ('80)

第二特集Gipsy Kings

13. Volare ('89)
14. Soy ('89)
15. Canto A Brazil ('97)

 

2002年1月23日水曜日

☆Who & Special Guest:『Live At Royal Albert Hall』(日本コロムビア 70062)DVD

2000年に6カ月に渡って行われたフーのチャリティ・ライブツアーの最終日、ロイヤル・アルバート・ホールで行われた11月27日のライブの DVD である。
144分に及ぶライブで1枚、もう1枚はゲストとのリハーサルや、7つものカメラによるマルチアングルの "Pinball Wizard" などが入ったボーナス・ディスクで、2枚組の豪華仕様となっていた。
このフーのライブはロックの魅力にひたすら酔わせてくれた。ピート・タウンゼンド、ジョン・エントウィッスルの実力はいささかも衰えていないし、ドラムで参加しているザック・スターキーがフーを蘇らせた。キース・ムーンを彷彿とさせるダイナミックで手数の多いドラミングは、ケニー・ジョーンズ違いとは大違い、黄金の70年代前半のライブをも思い起こさせる。ロジャー・ダルトリーのヴォーカルもまだまだ十分だ。フーのサウンドはダイナミックで、そして音が実に美しい。
途中からはゲストが加わり、ポール・ウェラーとピートの "So Sad About Us" を皮切りに、エディ・ヴェダー、ブライアン・アダムス、ノエル・ギャラガーなどの豪華ゲストが次々とステージに出て来てフーと共に歌う。 "Godfather Of The Punks" の面目躍如だ。
このライブを見ていて思いを強くしたのは未だ実現しない来日公演、ファンなら誰でも思う夢だろう。
本当に見たいのはフーのライブ、それ以外ない。
(佐野)


☆Beatles With Tony Sheridan:『Beatles Bop-Hamburg Days』(Bear Family16583)

たまにしかリリースされないが、常にコンプリートの内容になる驚異のレーベル、ベア・ファミリーがまたやってくれた。
今度はビートルズだ。もう誰でも知っているトニー・シェリダンがらみの音源で、今までポリドールから山ほどリリースされていたが、ビート・ブラザースのものも入れたり、これぞ決定版というものはついぞなかった。
しかしこれがベア・ファミリー、ビートルズがバッキングをやった曲だけをコンプリートで、それもモノとステレオと分けて2枚組で収録した。例えば "My Bonnie" だけでドイツ語イントロ、英語イントロ、イントロなし、編集でメドレーになったものとモノ、ステレオで8ヴァージョンも入る徹底ぶりだ。元のビートルズのテイクは1テイクしかないのだが、ここまでやるとは自他共に認める音源マニアの私でも付いて行けない。
まさに究極のコレクターズ・アイテム。100Pにも及ぶオールカラーの資料も圧巻だ。
(佐野)

Beatles Bop: Hamburg Days by The Beatles, Tony Sheridan (2001-12-03) 【並行輸入品】