2002年12月11日水曜日

☆Jools Holland & His Rhythm & Blues Orchestra:『Small World Big Band Volume Two More Friends』(Warner Music/0927494192)

 スクイーズのピアノ奏者だったジュールス・ホランドが率いるビッグ・バンドがバッキングを担当した豪華キャストによるこのシリーズの第2弾が登場した。
第1集にはジョージ・ハリスンの遺作を始め、エリック・クラプトン、ヴァン・モリソン、スティング、スティーヴィー・ウィンウッド、デイヴ・ギルモア、ポール・ウェラー、ドクター・ジョン、ビリー・プレストンなどがヴォーカル、ギターを担当したが、第2集の面子も凄く、レイ・デーヴィス、ロバート・プラント、ジェフ・ベック、ディオンヌ・ワーウィック、ボノ、トム・ジョーンズ、エドウィン・スター、ブライアン・フェリー、クリッシー・ハインド、マリアンヌ・フェイスフルなど大物が目白押しで、一歩も引けをとらない顔触れとなった。
その中で最も注目されるのが久々のレイ・デーヴィス先生の登場だ。
キンクスで使ったリフを使ってブラスの効いたラテン・ビートで登場するこの曲は、歌が始まるともう世界はお馴染みのキンキー・ワールド。
アリスタ以降のメリハリの効いたソリッドなロックンロールには、いつ聴いても引き込まれてしまう。
レイ先生、キンクスでもソロでもいいから早くアルバム出して!。(佐野)

ジュールズと素晴らしき仲間たち2

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