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The Who:『My Generation:Deluxe Edition』(ユニヴァーサル 7120/1)






長く長くずっと待たされていた『My Generation』だが、やっと当時のプロデューサー、シェル・タルミーとの条件が折り合って、マスターからのリマスター盤がリリースされた。

まずはディスク1の『My Generation』本体から。このステレオのリマスターは、従来のものと別ヴァージョンとさえ言いたくなるほど驚異的に音質がアップし、全ての音がクリアーに聴こえるになった。例えば"The Kids Are Alright"の長い間奏のギターソロは、ただ同じコードを鳴らしているだけのような従来版に比べ、ルート音を効果的に響かせたストロークになっていて感動的ですらあった。"My Generation"と"A Legal Matter"はわざわざギターをオーバーダブする前のヴァージョン(初登場)で収録、ディスク2で聴きなれた従来のモノ・オーバーダブ・ミックスを収録していた。ディスク2はシェル・タルミー・プロデュース・コレクションといった内容で、こちらもそれまでの『Who's Missing』,『Two's Missing』収録のものも音質向上が素晴らしい。この中で最も注目は、4枚目のシングルのB面用に用意されていて結局、未発表だった"Instant Party Mixture"だ。ただし"Instant Party(Circles)"とはまったく別の、フーとはとても思えないホワイト・ドゥ・ワップのおふざけナンバー。"Anyway Anyhow Anywhere"はフランス盤の当時のEPのみに収録されていた別ヴァージョンが収められた。特に間奏以降のロジャーの歌い方がまったく違うので、これは誰でも別ヴァージョンと分かるはず。"I Don't Mind"と"The Good's Gone"は最後まで収録されたフル・レングス・ヴァージョンが収録された。前者は1分以上、後者は30秒ほど長く、ロジャーの熱唱が楽しめる。他には"My Generation"のカラオケがあるが、ロジャーのように歌うのはいかに難しいか痛感するはず。そして"Anytime You Want Me"のアカペラ。B面曲ながら、ヴォーカルは実に充実していた事が分かる。

(佐野)





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このページは、Kunihiko Sanoが2002年8月12日 18:38に書いたブログ記事です。

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