『地球音楽ライブラリー・ビーチ・ボーイズ』(TOKYO FM出版)


地球音楽ライブラリーのシリーズの第9弾としていよいよビーチ・ボーイズが登場した。監修は中山康樹氏で、コンピを含む全アルバム紹介、ブライアンのソロ、ヒストリー、ブライアンとの95年の会見記など本書の中核になる部分を書いている。

私は中山氏を昔から存じているが、ジャズの中山氏のイメージとは異なり、心底ビーチ・ボーイズとブライアンを愛してしている人だった。事実、ビーチボーイズ、ブライアンに関する様々な本を書いており、萩原健太氏と並ぶビーチ・ボーイズ/ブライアン・ウィルソンの二大伝道師と言えるだろう。一番多くのページを取ったディスクガイドでも、中山氏の思いは十分に出ている。『Pet Sounds』や『Today』『All Summer Long』への高い評価は当然として、「『Pet Sounds』はブライアンとしての、『Sunflower』はビーチボーイズとしての傑作」とする『Sunflower』への絶大な評価、『M.I.U. Album』を「隠れた名盤」と呼ぶ感覚、はたまた『15 Big Ones』や『So Tough』に対する厳しい評価はまさに私と同じで、シンパシーを感じる。他のコーナーでは各メンバーのソロアルバム、DVD&LD、Who's Whoなどがあり、全シングル/EP紹介と、ボーナストラック、日本盤の事情のコーナーは私が書かせていただいた。

(佐野)

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このページは、Kunihiko Sanoが2001年7月31日 18:02に書いたブログ記事です。

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