Millennium:『Magic Time』(Sundazed 11102)


このミレニウムの3枚組CDは、今までのミレニウムのCDが全て不要になってしまう程の高いクオリティで作られている。

まずディスク3は『Begin』と"Blight""Just About The Same"にシングル・ヴァージョンと、Rev-OlaからリリースされていたCDとまったく同じ編集で、既発表音源はこれでパーフェクト。そしてディスク1、2はボールルーム、サジタリアス、ミレニウムのデモ集だが、サンディ・サルスベリーの"Magic Time""Lonely Girl"という「おいしい」曲をしっかり入れ、『The Second Millennium』『The Millennium Comtinues』のようなラフなデモではない、「聴ける」曲を巧みに選んできている。そしてこのCDのために、いい曲を隠し持っていたのは間違いなく、素晴らしい初登場音源が続々登場する。まずはM.Deasy作のジャズ・ヴォーカル・ナンバー"Lead Me To Love"、サンディ作の実にキャッチーな傑作"A Time For Everything"、ハーモニーが素敵な明るいリー作の"Opus To A Friend"、さらに"5 A.M.""Karmic Dream Sequence ♯1"のボールルームのデモ、R.Harris作のサイケデリックな"Sun Arise"を挟み、ゴールドブライヤーズでのベスト・ナンバーだった"Sea Of Tears"のカート&ドティ・バージョンが登場し度肝を抜かれる。その後のカート作でサンディ作と勘違いしてしまいそうなほどキャッチーな"Sunshine Today"、そして同じくカート作のフォーク・ナンバー"Dancing Dandelion"も聴きもの。未発表バックトラックは"I'll Go Stronger""Magic Time""It's A Sad World""Spinning,Spinning,Spinning""Love's Fatal Way""Sunshine Today""It Won't Always Be The Same""There Is Nothing More To Say""To Claudia On Thursday"の9曲。初CD化はサマーズ・チルドレンの"Too Young To Marry"、ボールルームの"Baby,Please Don't Go"のエンディングのガラスを壊す音は、シングルと同じく4回に改められた。 しかしRev-OlaのボールルームのCDに入っていたカートの"If You Only Knew"や、サジタリアスのCDのボーナストラックの"Get The Message"というベストの1曲は巧みに外されていた。

(佐野)

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このページは、Kunihiko Sanoが2001年7月 8日 18:41に書いたブログ記事です。

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