Harpers Bizarre:『Feelin' Groovy』(Sundazed 6176)
Harpers Bizarre:『Anything Goes』(Sundazed 6177)
Harpers Bizarre:『The Secret Life Of Harpers Bizarre』(Sundazed 6178)
Harpers Bizarre:『4』(Sundazed 6179)
ハーパース・ビザールのアルバム全4枚が、それぞれアルバム未収録曲を網羅してリリースされた。メンバーのテッド・テンプルマン、プロデューサーのレニー・ワロンカー、アレンジャーのレオン・ラッセル、ペリー・ボトキンJr.、ランディ・ニューマン、ボブ・トンプソンらの超一流ミュージシャンが総力を挙げて作り出した一大プロジェクトが、このハーパース・ビザールだった。まるで優れたハリウッド映画を次々と見た時のような充実感、ゴージャスで、オールドタイミーで、ドリーミーなハーパース・ビザールのサウンドは、ソフトロックとしても最高レベルのものとだった。
内容に関しては言い尽くされた感があるのでこの場では書かない。ボーナストラックのみ紹介させていただくが、まず1枚目の"Bye,Bye,Bye""Lost My Love Today"はシングルB面ながら、ハーパースのイメージとはまったく違うフォークロックであり、これは前身のティキス時代の録音だった。2枚目の"Cotton Candy Sandman"はシングルヴァージョン、爽やかなソフトロックの傑作ナンバーで、ハーモニーもドリーミー。"Malibu U"はディキシースタイルの楽しいナンバーだ。3枚目の"Both Sides Now"はトーケンズなどでも知られるジョニ・ミッチェル作のナンバーだが、歌がユニゾンではなくコーラスが付いていればさらに良かった。"Small Talk"はタートルズで有名なボナー=ゴードン作の傑作で、高度な曲の構成が素晴らしい。4枚目はニルソン作の"Poly High"、徐々に盛り上がっていく構成が聴きもの。"If We Ever Needed The Lord Before"は、ドリーミーではないがその分ややメリハリが効いている。
(佐野)

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