Terry Melcher:『Royal Flush』(BMG/37125)


  テリー・メルチャーのソロ・アルバムは第1作の『Terry Melcher』が既にワーナーからリリースされているので、このセカンドのリリースで、日本のみリイシューが完成した。

75年にリリースされたこのアルバムはテリーのメキシコへの憧憬が強く出たアルバムで、地元のカリフォルニアへの愛憎半ばした感情と合わせて、繊細なテリーの内面を伺わせる内容になっている。マリアッチ、カントリー色が濃く、今聴くとなかなか味わい深いアルバムだ。当時はブルース・ジョンストンが参加しているという理由だけで購入したため、一度聴いたきり放置していたが、CD化されまた聴くチャンスを与えてくれた。この中の「Take It To Mexico」はシングル・カットされた時にはTerry Melcher & Bruce Johnston名義(Bruce & Terryだ)でリリースされている。テリーは後にドラッグ中毒で廃人の一歩手前まで行ったが、ブルースらがビーチ・ボーイズのプロデューサーとしての仕事を与えて、テリーを心身ともに復帰させている。

(佐野)

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このページは、Kunihiko Sanoが2000年7月 4日 18:14に書いたブログ記事です。

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