山下達郎:『On The Street Corner 0 Analog』(Moon/LJS4)...LP


  山下達郎の『On The Street Corner』のアナログLPの1から3に入っている応募券を送った人にのみ全員もらえる非売品のスペシャル・ボーナスLP(既に申し込みがようやく届いた。予告ではEPと記されていたが12インチのLPで、未発表曲である「She's Gone」の英詞だけでなく対訳まで載せたスリーブまで付けた、とてもオマケとは思えない立派な作りはいかにも"山下達郎"で納得。そして何よりも先に届いたCDヴァージョンとは、全て曲目が違うのが嬉しい。

(佐野)

A面は89年4月7日の宮城県民会館大ホールでの「I Only Have Eyes For You」と「So Much In Love」と、99年2月11日の大阪フェスティバルホールでの「おやすみロージー」のアカペラという"LIVE"サイド。もともとアカペラに近い「おやすみロージー」だが、こうやって完全なアカペラで聴けるのは嬉しい。B面は"UNRELEASED"サイドで、まずは完全な未発表曲「She's Gone(With The Wind)」のリハーサル・ヴァージョン。Fred Parris=Nat Mosleyのペンによるこの曲を、生ギター1本のバッキングで爽やかなアカぺラで歌い、ボツがもったいない出来栄えだ。そして「Fragile」を使った「The Opening For"Performance 98-99"」、「飛遊人」を使った「The Opening For"Performance 91-92"」、さらにドゥ・ワップのジングルで作った「The Opening For"Performance 84-85"」の3曲は、山下達郎のコンサートに行った人には特に嬉しい贈り物。本人が登場するまでのこのアカペラが、こうやってディスクで聴けるとは思わなかった。全体的にカラオケ中心のCDの『オンスト0』より、このLPの『オンスト0』の方が、お宝音源満載でレア度は高い。なお既に申し込みは締め切られている。

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このページは、Kunihiko Sanoが2000年7月 4日 18:13に書いたブログ記事です。

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