Fantastic Baggys:『The Best Of The Fantastic Baggys』(Sundazed/11084)


サーフィン系はビーチ・ボーイズは別格としてブルース&テリー、リック・ヘン関係の第1グループ、ゲイリー・ゼクリー、ゲイリー・アッシャー、ジャン&ディーン関係の第2グループと、その両グループにいいものは集中しており、それぞれウェストコースト系の仲間といってもいい関係にあった。しかしこのファンタスティック・バギーズは彼らとは無関係のイースト・コーストのニューヨークのグループ、しかしメロディ、歌、ハーモニー、演奏は第1グループのレベルで、昔から熱心なファンを持っていた。

もう既にご存じとは思うが、ファンタスティック・バギーズはフィル・スローン、スティーブ・バリのグループで、イノセンス、トレード・ウィンズで数々の名曲を生み出したイースト・コーストの実力者らしい素晴らしい曲をここで披露してくれている。このアルバムの世界で最初のリイシューは今から20年以上前に下北沢にあったその名も『California Music』というレコード店のオーナーが個人でライセンスを取って作ったLPだったが、その後LP、CDと何回もリリースされ、今回はその中でも最も多い28曲が収録された。以前のCDより7曲多いがそれはカラオケやヴォーカル・トラック、バック・コーラスのみのトラックである。しかしファンならこれは見逃せない。ポップス・ファンにとってもマスト・バイのアイテムである。

(佐野)

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このページは、Kunihiko Sanoが2000年7月 4日 18:36に書いたブログ記事です。

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