Chamaeleon Church:『Chamaeleon Church』(Akarma/190)


ソフト・サイケだけでなくソフト・ロックとして聴いても傑作であるカメレオン・チャーチの唯一のアルバムが、初めてリイシューされた。

以前、Big Beatより『Family Circle-Family Tree』のタイトルでロスト時代の曲を含む11曲の未発表曲入りでリリースされたが、このアルバムは抜粋だったので、このリイシューは嬉しい。プロデューサーはMGMのアラン・ローバーで、オルフェウスなどと同じ「ボストン・サウンド」と言うことになる。ハイトーンのヴォーカル、華麗なハーモニー、そして荘厳で美しいサウンドはまさに芸術品とも言える高みに達しており、名盤と言うべき作品だ。メンバーのテッド・メイヤーの書くメロディも美しく、何よりもアルバム全体に漂う気品が魅力的だ。さりげないサイケな隠し味とクラシカルな曲想の融合はポップ・サイケの理想と言えるだろう。このアルバムは「買い」だ。

(佐野)

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このページは、Kunihiko Sanoが2000年7月 4日 18:44に書いたブログ記事です。

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