Beach Boys:『Surfin'』(Varese Sarabande/302-066-085-2)


  このCDの基本は、モーガン・テープであり、以前DCCからリリースされていた『Lost And Found』からの抜粋である。

「Surfin'」、「Surfin' Safari」、「Judy」で1テイク、「Luau」が2テイク少ない。また「Barbie」も歌詞の一部などが違うもう1テイクは収められなかった。ただ、Capitol以前の初期のビーチ・ボーイズを聴きたい一般のファンにはこれで十分の内容である。注目すべきは、本CDの「Surfin' Safari」(Alternate Version)を西ドイツのAriolaレーベルのみのヴァージョンと断定している点だ。このシングルは世界で3枚しか現存が確認されていないというメガ・レア・シングルなので、この確認は嬉しい。ドラムが遅れ気味になるかなり荒っぽいテイクだ。そしてボーナス・トラックは全ビーチ・ボーイズ・フリークにとっての朗報で、Tri-Fiveのシングル「Come And Get It/Like Chop」が初めて収録された。63年にDamarkからリリースされたこのシングルは、ドラムがデニス、リードがカールで、ゲイリー・アッシャーがプロデュースを担当したインスト・ナンバー。特に「Come And Get It」は後に「The Rocking Surfer」としてブライアンが使った経緯もあり、興味深い。その他、デニスがドラムを叩いていたFour Speedsの「My Sting Ray/R.P.M.」も収録されている。

(佐野)

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このページは、Kunihiko Sanoが2000年7月 4日 18:28に書いたブログ記事です。

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