Bruce & Terry : The Best Of Bruce & Terry (Sundazed/11052)


  待望のブルース・ジョンストンとテリー・メルチャーのデュオ、ブルース&テリーの作品集がリリースされた。ブルース&テリーの "Mahaka At Midnight" は入っていないが、これはブルースの「Surfin' 'Round The World」収録のものを流用しただけだけなので完璧な作品集といっていいだろう。
メロディ・メーカー、ブルースの本領を発揮した名曲 "Don't Run Away" や "Thank You Baby" 、コーラスのからみが実にドラマティックな "Come Love" 、スピード感とサウンドのヴォリュームでオリジナルを凌いだ "Summer Means Fun" や "Custom Machine" と聴きどころは十分と言えよう。このアルバムは1963年から66年までの間にリリースされたブルース&テリーの6枚のシングルにプラスしてロッグス名義でリリースされたバディ・ホリーとリッチー・バレンスのカバーシングル2枚を集めたもので、かつて同じくこの2人の作品をまとめたM&Mの「Bruce & Terry Rare Masters」のようにその他の覆面ワークスは収められていないものの、なんと5曲もの未発表曲が収録されていた。この内 "Hawaii"  "Help Me Rhonda" はコーラスがオリジナルのビーチ・ボーイズを下回りたいした出来ではなかったが、最も初期の録音でもある "Halfway" は魅力的なポップ・ナンバーだったし、64年の "Look Who's Laughing Now" はファルセットが映えるキャッチーな出来であり、 "Here Comes Summer" は "Surf City" 風と、素晴らしい出来だった。最後にはシークレット・トラックでラジオ・ジングルとレコーディング風景の一部が入っていた。
(佐野)

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このページは、Kunihiko Sanoが1998年6月11日 18:22に書いたブログ記事です。

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