昨年の「Imagination」と同タイトルのビデオ・ソフトが発売された。内容的にはライブで7曲を歌い、間はブライアン、ブルース・ジョンストン、グレン・キャンベル、スティヴィー・ワンダー、エリック・クラプトン、エルヴィス・コステロなどのインタビューで綴ったものだ。
グレン・キャンベルが "Dance Dance Dance" のセッションに参加していた時にギター・リフを間違えて弾いたところ、それがいいとブライアンにその場で採用されたエピソードなど面白い。肝心な歌だが見事にブライアンは回復している。音程が不確かだったり、ぶっきらぼうに歌うような様は微塵もなく、正確に、そして表情豊かに歌う。登場するナンバーは "California Girls" "In My Room" "South American" "She Says That She Needs Me" "Lay Down Burden" "Don't Worry Baby" 。バッキングには嬉しいことにブルース・ジョンストンがコーラスで入り、クリストファー・クロス、ティモシー・シュミット、ジミー・バフェットに10数人編成のオーケストラまで加わり、アルバムと何の遜色もない厚いサウンドを聴かせてくれた。今は亡き二人の弟の映像を交えた "Lay Down Burden" は感動的だ。ラジオ局にゲストで出演した時にDJから、最近リリースされたばかりのロニー・スペクターの "Don't Worry Baby" を突然聴かされたブライアンの嬉しそうな様子などブライアン・ファンなら「おいしい」見所は十分。
(佐野/Special thank to 伊藤博道)

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