赤い鳥:Fly With The Red Birds(アルファ/5230)


  70年8月にリリースされた赤い鳥のデビュー・アルバムが初 CD 化された。このアルバムはロンドンで録音され、ほとんどの曲が英語でプロデューサーもイギリス人と、サウンド的に完全に洋楽のアルバムになっている。注目はトニー・マコウレイが3曲を提供していることだ。
1曲はピケティウィッチで知られる "That Same Old Feeling" だが、他の "The Last Trace Of Loving Has Gone" と "Boulevard Saint Michelle" は書き下ろしの可能性が大。そして内容も特に前者は軽快でキャッチーなメロディを持つ、マコウレイの面目躍如の傑作なので必聴。サウンドはもちろん赤い鳥のヴォーカルも素晴らしく、聴いただけではこれが日本のアーティストと誰も思わないだろう。外国のライターに混じってこのアルバムに2曲収められた村井邦彦のナンバーも秀逸で、日本人離れした村井のセンスに改めて驚かされるだろう。「翼を下さい」のブレイク以前の作品で、なかなか中古盤店でも入手出来ないアルバムなのでお買い逃しなく。他にセカンド、サードも同時に CD 化されている。
(佐野/Special Thanks To 濱田)

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このページは、Kunihiko Sanoが1997年5月28日 18:24に書いたブログ記事です。

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