Mark Lindsay : 「A Golden Classics Edition」(Collectable/5805)


  マーク・リンゼイはお馴染みポール・リビア&ザ・レイダースのリード・ヴォーカリストで、70年代はグループと平行してソロでも活動していた。そして本 CD は彼のソロのファースト・アルバム「Arizona」とセカンド・アルバム「Silverbird」とのカップリングである。
セカンドの「Silverbird」は、R&B色の強いレイダースのサウンドとは打って変わって、ゴージャスなストリングスとポップなメロディによるソフト・ロックのアルバムに仕上がっていたので、これはお薦め出来内容だ。プロデュースはジェリー・フラー、アレンジャーにはアーティー・バトラーというポップの達人が担当、特にロジャー・ニコルスの "We've Only Just Begun" は絶品で、そのヴォーカルのコクとアレンジで、カーペンターズよりも出来がいい。またフラー=バトラー作の "Bookends" もリズミックでかつポップで心地良い。まだマーク・リンゼイのソロを知らない人は、騙されたと思って入手してみよう。まず気に入っていただけるはずだ。蛇足になるがリシューレーベルのCollectableはサンレイズのボックスの時は詳細なクレジットを付け心を入れ変えたかと思ったが、ここではまたプロデュース、アレンジはおろか作曲者のクレジットもなく、One Wayと並ぶ最低のリイシュー・レーベルに逆戻りしてしまった。
(佐野)

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このページは、Kunihiko Sanoが1996年5月22日 17:59に書いたブログ記事です。

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